八方池の手前で右前方に雲間から
雪渓を抱く大きな斜面が視界に広がります。

この右に白馬三山があるはずですが
西からの厚い雲にさえぎられ
残念!
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帰りには
里の雲も薄くなってきましたが

白馬三山は相変わらず雲の中です。
かろうじて写真の右側に
雲の間から
先月登った小蓮華山が見えました。
ここから見ると
山というほど目立つピークではなく
稜線にある小さなこぶといったところです。
白馬岳の横顔の絶景が見えるのですが。
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八方池は
日光白根山の五色沼や
一切経山の魔女の瞳のような
特別な水の色を見るための池ではなく
風のない穏やかな日に鏡となる
まわりの風景を引き立てるための池のようです。
もちろん
池のまわりもお花畑でした。

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真横から鏡の水面

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第3ケルンの先は丸山と

その右上に見えるのは
雲に隠れた不帰の嶮でしょうか。
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帰りに池の周りを歩く道で
ご夫婦のお話しが聞こえてきました。
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雪渓の雪のないとこが熊さんみたいやろ。
うん。
さっきの人が言うてたやん。
うん。

*
おばちゃんヘ
熊さんといよりもゴリラのような気がします。

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さすがに全国から観光客がお出でです。
そういえば
駐車場の車のナンバーも全国からでした。
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この先の丸山から上の核心部は
冷たい雨が土砂降りで
あまり写真を撮れなかったんです。
白馬三山にかかる雲は
やはり
後立山連峰全体に広がっていました。
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下山時には止んだので
その写真から
にぎやかな八方池を再び

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つづく