早く尾根にたどり着いたほうが
展望が開けることもあり
弥平四郎の上ノ越コースを選びました。
山に来たと感じるこのコースには
ベンチなどなくて
ここまでは朝からの雨で濡れているので
腰を下ろして休める場所はありません。

上ノ越で立ったまま小休止して
先に進みます。
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朝の雨から青空の広がる尾根道に変わり
上ノ越から15分で左に林越しに、
奥深い山々の姿を見ることができます。

振り返ると
登山口からの最初の急登が終わったピーク
らしき頭がありました。(写真の左端)

風も弱まり、登山日和になりました。
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上ノ越から巻岩山まで1時間ほど
厳しい斜度が続き、休める広場もなく
上り続けることになります。

登山口からの急登で
スピードを落としきれなかったので
巻岩山はかなり遠く感じました。

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巻岩山からの展望は南東のみで
見下ろす世界は
深い緑の森が広がっています。
ピークを通過すると下りの道の先に
ようやく疣岩山が見えました。

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少し樹木が低くなり、北に
飯豊本山が見渡せます。

巻岩山から30分ほどで分岐があり
通り過ぎようかと思いましたが
左の獅子沼は60mと記載がありましたので
ちょっと寄り道をしてみました。
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これが獅子沼です。

誰が名付けたのでしょう。
ただ
展望は見事でした。
三国岳から飯豊本山に至る登山道を
横から見たパノラマです。

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尾根だけが紅葉していました。

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つづく