山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

上ノ越~獅子沼☆疣岩山&三国岳

2016-10-14 | ‐‐飯豊:三国岳・地蔵岳
早く尾根にたどり着いたほうが
展望が開けることもあり
弥平四郎の上ノ越コースを選びました。
山に来たと感じるこのコースには
ベンチなどなくて
ここまでは朝からの雨で濡れているので
腰を下ろして休める場所はありません。

上ノ越で立ったまま小休止して
先に進みます。
朝の雨から青空の広がる尾根道に変わり
上ノ越から15分で左に林越しに、
奥深い山々の姿を見ることができます。

振り返ると
登山口からの最初の急登が終わったピーク
らしき頭がありました。(写真の左端)

風も弱まり、登山日和になりました。
上ノ越から巻岩山まで1時間ほど
厳しい斜度が続き、休める広場もなく
上り続けることになります。

登山口からの急登で
スピードを落としきれなかったので
巻岩山はかなり遠く感じました。

巻岩山からの展望は南東のみで
見下ろす世界は
深い緑の森が広がっています。
ピークを通過すると下りの道の先に
ようやく疣岩山が見えました。

少し樹木が低くなり、北に
飯豊本山が見渡せます。

巻岩山から30分ほどで分岐があり
通り過ぎようかと思いましたが
左の獅子沼は60mと記載がありましたので
ちょっと寄り道をしてみました。
これが獅子沼です。

誰が名付けたのでしょう。
ただ
展望は見事でした。
三国岳から飯豊本山に至る登山道を
横から見たパノラマです。


尾根だけが紅葉していました。

つづく