個人で山旅にきたなら
朝食を終えたら、一刻も早く出立するのが
私流なのですが、この日は
涸沢ヒュッテで日の出の後に出発です。
ツアーの売りとして
朝日の当たる岸壁は見てもらいたい
気持ちはわかります。
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5時からの朝食を終えて
登山の支度をして5:20に集合場所へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/67/6ca2c0666c3463d5a24b3e4c811e86c4.jpg)
最初は暗く、雲がかかっていたのに
日の出とともに、晴れ渡りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ed/f2cfd13f7274d91b2dbfbbf8e1cc8cf0.jpg)
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涸沢の岸壁も暗くて
稜線には雲がかかっていましたが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/2c/b56fa7725343240e0c7dc6886a998d48.jpg)
日の出とともに、雲が引いて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d7/2a47dc2c8b6db3c4e29718754b3a1576.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/83/5d318ca8dc7285890c5fcabae79558cb.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/00/0a36c3fe8138a7ea414551a66f0ac221.jpg)
点呼があり、ストレッチをして
出発時刻の6時には快晴となりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/32/a643b1e8a4ada4106c78576787fd15a0.jpg)
Ⅴ
上りは涸沢パノラマコースで
ザイテングラートへ
下りは涸沢小屋経由です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/67/07e5afa0cdb7d531f7127110d5512de1.jpg)
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ザイテングラートとは岸壁の側面の支稜
主稜に対する側稜のこと
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涸沢ヒュッテから北穂高岳に向けて出発します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/a8/a06a44c483b1020e94d5982329d08f3d.jpg)
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35年(1960年)8月の写真
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/2e/c7c5ee923273f6faf48593804831f7c8.jpg)
現在と違い
テントが斜面に張り付くように
設営されていました。
平坦な所には大きな石があったのか
雪が残っていたのかは
他の写真でも判別できませんでした。
Ⅴ
すぐに左折してパノラマコースです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/43/c0404eab7d2ab5fdc52df506e34ec2ff.jpg)
お花畑だったであろう草地や
大きな岩がゴロゴロの中を
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/78/17f8d95e3a49f54dcfaad9d2e124acd3.jpg)
緩い傾斜で
北穂高岳に向かって行きます。
Ⅴ
涸沢小屋からの道と合流すると
Uターンして奥穂高岳向きになり
左手の前穂高岳と北尾根が壁のように
広がります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/c9/68b0535e8ce252145f603adcd6d2ca06.jpg)
一番右が主峰で北尾根は
熟練の上級者コースになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/89/36f161236401ec452abbce03c1eb553f.jpg)
Ⅴ
ザイテングラートの横顔が
大きくはっきり見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/e3/2578100000c358c039090ca92cecf274.jpg)
柱状節理の上に低木の緑が張り付き
その奥の雲をまとった高い壁に挟まれて
緑の中を色とりどりの登山者が
列をなして登っていました。
手前の色が変わり始めた草地と
ミルフィーユ状態です。
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涸沢ヒュッテから1:30で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/71/39f8997a45110d91df6dcd5df3fd20af.jpg)
ここを右に回り込むと
ザイテングラートの取付点です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/95/21ebfcde737cf617a84da4dfc8170d66.jpg)
広場のようになっていて
岩場の準備がゆったりとできます。
Ⅴ
最初は順調に進んでいきますが
次第に止まって待つ時間が増えてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/de/917af2c02097699188d902a34179d21f.jpg)
岩場の向こうに雲がかかって
針の山のような黒い山もあり
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突然広がった青空に
これから登る岩壁
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/b0/82884c507e8069504d78022c4b61856f.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/77/ee2340f628be71d0662d0ace08ff512e.jpg)
鎖場の横にはドーンと
北穂高岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/26/607fb79dce04f950fe9283f7904c3b48.jpg)
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上って行く先は
岩だらけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/18/9e0d619712fb0ce8a500f2c59d3d473f.jpg)
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細い道を回り込むときの
前穂高岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/6e/0a6260fda74b9ba314f2f9d0f3506fb8.jpg)
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涸沢岳方向
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/99/01e24cf5747a6f3968447df41d4b0009.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/0f/067ceb54add5e46c1db3520545864366.jpg)
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奥穂高岳方向
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/eb/87595f5254aed5f0f742e832a3edc493.jpg)
雲が巻き付いてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/8a/bf639639fe50f8c3f7ae619f29265972.jpg)
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1時間以上かけて
穂高岳山荘に到着です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/56/d4c0d5cec22270032c1af3049927b984.jpg)
行く先にはガスがかかって
これは暗雲なのか?
Ⅴ
つづく
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