山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

横尾~涸沢ヒュッテ☆奥穂高岳@日本百名山№68

2024-09-22 | 68奥穂高岳(夏)
吊り橋に慣れていない人が多かったのか
横尾大橋はすごく揺れて
橋を降りてからも
しばらく揺れているように錯覚しました。
横尾から本谷橋までは
道幅が狭くなるけれど
川に沿ってつけられた道なので
傾斜は緩やかです。

屏風岩を回り込むので
左側はずっと屏風岩です。

あまりにも大きいので
少しくらい進んでも
変化は見られません。

それでも高度は上がっているようで
振り返れば
雲がかかっていますが
蝶ヶ岳方面が見通せます。


前方には北穂高岳が
AR山ナビには名前だけ見え始め
本谷橋に到着し、小休憩です。

下りには手を水で洗う余裕がありました。
冷たい水で手を洗うと
少しだけ疲れがとれます。
本谷橋からは傾斜がきつくなり
歩くペースが落ちます。

水の音がしない谷底を
春夏ならば高山植物が
秋なら紅葉の彩があって
楽しめるのにと

まだ遠くに見える稜線を目指して
2時間ほど歩き

もうそろそろかなと思う頃

色づき始めたナナカマドや

咲き遅れたアオノツガザクラが
迎えてくれて
涸沢の標柱までたどり着きました。

ガイドの後5分の声にほっとしたのか
ペースが上がらず
涸沢ヒュッテまで10分もかかりました。

到着が遅かったので
夕食まで20分しかなくて
着替えもできないまま夕食です。
曇っていましたが
とりあえずAR山ナビで
左から右へ写真を3枚撮り

夕食です。
メニューは普通の夕飯という感じでした。

皆さんが生ビールを頼むので
つられて1杯。

疲れてたどり着いた山小屋の
生ビールは格別です。
ガイドが着いてすぐ布団で横になると
高山病になりやすいので
気を付けてくださいとのアドバイスがあり
今回はそれに従ったせいか
頭痛になりませんでした。
部屋に戻るとき
テント場の灯がきれいだったので
カメラの設定を色々変えて
10枚以上撮りました。
早い時間は外で活動している人が多く
遅い時間はライトが少なくなるので
写真の出来は運しだいということでしょうか。

三脚は持っていませんので
デッキの手すりにカメラを置いて撮影しました。
この日の歩数は28000歩でした。
山小屋の布団が湿っていて重くて
掛けて寝ると足がつりそうだったので
隣の人のアドバイスで
掛け布団を足の下にひき
寝ることにしました。
そのおかげで足がつることもなく
よく眠れました。
つづく


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