風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

めんまの街 ~あの花~より

2014-09-13 09:23:20 | インポート

P9120086

♪~二人の秘密の基地の中~♪

通称【あの花 】、

「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」

って、知っていますか?

私は知らなかったなぁ。

某フジテレビで放映されたアニメ。

深夜に放送されたアニメの中では

あの「けいおん」に次ぐ二番目に人気のあった

アニメだそうで、未だ根強いファンが大勢いるらしい。

その【あの花】の舞台となっているのが、今私のまわっている秩父。

そういえば街の至る所にアニメのポスターが張り巡らされ”変な街”だなんて

思っていたが、その理由がやっとわかった。

今回は徒歩でまわってきた12番から23番までの札所は

ほとんどが街中、若しくは街を見渡すことのできる高台にあり

今まで片田舎のそれまでとはちょっと違う雰囲気。

交通量の多い幹線道路脇や住宅街に点在しているため、

意外とそれらを見つけるのは大変な作業で、

場所を示した地図を頼りにきょろきょろと。

そこで気づいたのがやたらと若者、しかも仲の良さそうなカップルが多いこと。

自転車で数名のグループで行動しているなんていうのも多くって、

街全体がまるで学生の街でもあるかのような雰囲気。

秩父といったら夜祭かセメントの街だけとしか印象がなかったものが

完全に崩れてしまい、ちょっとしたカルチャーショック。

しかも17番札所の納経所にはでかでかとアニメのポスターがびっしり張られ

「うん・・・・何?」

そこには若者たちが次々に現れ、最近では札所巡りも若者に人気なのか?

と思うくらい。

20番に向かうために荒川を渡る秩父橋という橋の上では記念撮影をする人や

P9120078_2 アツアツのカップルなどがたくさん。

確かに景色はいいけど、

でも何かがおかしい雰囲気。

この時はこのくらいのことぐらいしか

思っていなかった。

そのことを自宅に帰ってから

漫画研究会である末娘に話したところ

それは【あの花】の聖地を巡っている若者であるということが判明。

道理でおかしいはずだ。

あの日、買い物にさえ同行しようとしない娘が秩父だということだけで

ひょいひょいついてきていたのだから。

実はこの【あの花】の聖地巡礼は若者の間では、特にオタクといわれる

若者たちにとってはかなり前からブームとなっているらしく、

Youtubeでは様々なその様子がアップされ、

その地をまわった者にとってはかなり興味深い映像となっている。

そんな街にへと全体が生まれ変わった、そんな印象で以前のような観光地のように

温泉で、とか、風光明媚、だとかだけでなく若者を筆頭に多くの人を

引き付けるのにはこうした新たな試みが今や必要な時代なのかもしれない。

そういえば前回の帰り道が異常なくらいの混雑でどうしたのかと思っていたら

何やら【あの花】の何かのイベントがあったのだそうだ。

娘はそのことに気づいてはいたのだが、私にはちんぷんかんぷん。

ただの迷惑渋滞とでしか認識していなかった。

P9120094 そのことをもっと早く知っていれば、

もうひとつ良い思い出ができたのにと

今は悔やんでいる。

明日はまたもう一度娘を連れて

再び秩父路へ向かおうと思っている。

もちろん札所巡礼に併せ、

【あの花】聖地巡礼もしっかりやってこよう。

夏の終わりの思い出づくりだ。

それにしても最近のアニメは本当に侮れない。

【あの花】のストリーはこちら

おじさん、おばさんも(失礼!)もう一度子供の頃や思春期の頃に戻って

胸をキュンとさせてみてはいかがだろうか。

コメント (2)
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となりのおばちゃん その1

2014-05-25 18:46:56 | インポート

2014_05010004 もう50年も前のお話です。

となりに住むおばちゃんちは八百屋さんでした。

でも、パンだってあるし、醤油だってあるし、

お菓子だって何だっていっぱいおいてあります。

おばちゃんちにいくと何でも買えました。

まるでコンビにのような八百屋さんです。

おばちゃんちはむかし、精米所をやっていたそうです。

僕が知らない、ずうっとずうっと前のことです。

あまり儲からなかったのでやめちゃったそうです。

そのボロボロになっちゃった建物だけは僕が物心つく頃にも残ってました。

小さな僕にはとっても大きい建物に見えていましたが、

ほんとはちっさな精米所だったみたいです。

それからどうして八百屋さんになっちゃったのか僕にはわかりません。

おばちゃんはいつも笑ってました。

きっと精米所をやめた時も八百屋さんになった時も笑っていたに違いありません。

だって、いつもお客さんがくると大きな声でお話をした後に

決まってあっははって笑うんです。

まん丸の顔で目がちっちゃくって、笑うともっとちっちゃくなっちゃう。

いつもそうして笑うんです。

おばちゃんの旦那さんは”オトウ”って言います。

ちゃんとキヨシっていう名前があるのに、みんながオトウって呼びました。

オトウは食べ物をいっぱいリヤカーに乗せてみんながまつ村に売りに行くんです。

夏の暑い日も、冬の寒い日も、毎日、毎日、リヤカーを括りつけた自転車を押しながら。

いつも被っていた麦藁帽子のなかの顔は真っ黒に日焼けしていて、

白髪頭の短髪と白いだぼシャツがトレードマークのオトウでした。

からだはちっちゃかったけど、とってもちからもちでした。

オトウは仕事が終るとビールを飲みます。

テレビの前のどでんとすわり、二本飲みます。

おばちゃんはオトウが帰る前に必ずビールを二本酒屋さんから買います。

だけど、おばちゃんは八百屋のお店があるので酒屋さんにいけません。

おばちゃんはうちのお姉ちゃんや僕にお使いを頼みます。

300m離れた酒屋さんにちょうど二本のビールビンの入る手提げを僕たちに渡し、

二本分のお金を持たせ買いに行かせます。

そしてお駄賃に10円くれます。

僕たちはその10円でおばちゃんちからお菓子を買います。

ビールはとっても重かったけどおばちゃんちのお菓子が買えるのがとっても嬉しかったです。

2014_05010017 だけど、ある日、

オトウは重い病気にかかってしまいました。

もうビールは飲めません。

僕たちのお使いもなくなりました。

おばちゃんはオトウの看病と

お店とで疲れてしまいました。

時々、おばちゃんの息子のお嫁さんが

子供を連れてお店の番に来てくれていました。

僕と息子さんの子供は直ぐに仲良くなりました。

家に帰る夕方までずうっと一緒に遊びました。

でも、おばちゃんがいなくてちょっとつまりませんでした。

そしてある日、オトウは天国に逝ってしまいました。

オトウのリヤカーはもうだれも動かしてはくれません。

軒下にぽつんとあるリヤカーはとっても淋しそうでした。

続く。

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こんな日には…

2014-05-07 08:59:19 | インポート
酷い身体の痛みで今日は仕事に行けません。 今はひとりで昔懐かしいドラマ、「ひとつ屋根の下」を観ながら涙を流しています。 ああ、オレも“あんちゃん”に死ぬまで守ってもらいたいなぁ(笑)

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ああ、イヤだ~荑

2014-05-05 20:24:58 | インポート
昨日までの二日間、富士でレース観戦。 今日はかあちゃんとお散歩デート。 明日から仕事が始まっちゃうよ~。 ああ、イヤだ~気分max晙

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ああ、疲れた~荑

2014-05-02 12:42:10 | インポート

うちのお姉ちゃんとアウトレットモールでデート。と、言うより、現地までの運転手。 もう、疲れたし、痛いよ~(泣) 帰りたいよ。

コメント (4)
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