風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

応援のおかげです。

2016-11-07 06:56:59 | マラソン
「足利尊氏公マラソン」

最高でした!

風が吹かなかったら、の話ですが。

やられましたわ、今回も。

仮装ランナーに風は大敵です。

もう大変でしたよ。



朝ね、北にある山の上に雲があったんですよ。

ああ、もしかしたら今日は風が吹くのかな、なんてこの時は呑気に思ってました。

が、時間がたつにつれてどんどん強くなってくる風。

会場の紅葉し始めた葉っぱがどんどん吹き飛ばされていくのを見ていると、もうそれだけで走る気が失せちゃう。

だって、この日の風のように強い風で相当苦しんだ「熊谷さくらマラソン」を思い出したから。

あの日は酷かった。

また今日も相当苦労するんだろうなぁ。



だって、コースの半分くらいは渡良瀬川の土手の上を走るんだから。

さて、時間になりスタートするとかなりからだが軽く感じるんだけど、そんなに調子が良いのかな。

いやいや、ただの追い風。

それも、相当な。

って、ことはこの道を折り返してくるんだから、相当な向かい風になるっていうことだね。

でも、追い風はヘッドの中に風が入らず、暑い暑い。

おまけに背中のマントが絡みつき走りにくいし。

それにインナーのヘルメットを止めていたボルトがカシャカシャいってるよ。

まずいな、壊れちゃう。

まだたった3kmだというのに。

「ぽろ」

あああ、ネジ、取れた。

でも、ご安心を。

たくさんのワイヤーでしっかり固定してあるからね。

ボルトの一本くらいくれてやる!

そんな不安もよそに相変わらず子供たちの応援はうれしいね。

どんどんテンションが上がってくるよ。

最後尾からスタートしたけど、もうかなりの人数を追い抜いたね。

さあ、今度は向かい風。

このくらいの向かい風ならちょうどいい。

意外と風、弱いじゃん。

と、思ったのもつかの間。

渡良瀬川の土手の上はまるで地獄。

マントが風に流されて前掛けになっちゃいそう。

しかも後ろ空の風に頭を持って行かれちゃう。

しまった、頭を締めてるベルトが緩いんだ。

何処かで調整しなければ。

そう言えばいつもこの先に仮設トイレがあったね。

人前では絶対に脱がぬのが私のポリシー。

トイレの中ならば…でも、この頭、入るのか?

あった、今年もあの場所にトイレがある。

良かった、頭は入ったけど、狭いよ、ぎゅうぎゅうだ。

何とか調整し、走りだしたけど、相変わらず土手の風は半端ないよ。

今度は土手の上を折り返して、向かい風ね。

ぎゃー、ダメだ、進まない。

風にあおられて土手から転がり落ちちゃう。

でも、ここさえ頑張ればあとはまた市街地。

もう少しだ、頑張れよ、オレ。

さあ、こうして強風ともお別れして、もうゴールまで5km。

あとは飛ばしに飛ばして無事ゴール。

いやぁ、楽しかったなあ。



他の仮装ランナーさんと雑談のあと、無事に帰宅の途につきました。

あれ、待てよ。

どうしたんだろう、足に残るダメージがほとんどない。

まだまだ走れそう。

やっと、走る足ができてきたのかな。

まあ、仮装をしてたといってもハーフに2時間13分もかかっているんだからね。

そのくらいでダメージが残るようじゃフルなんか走れないもん。

まあまあの出来じゃんか。

ああ、ちなみに仮装大賞人気投票は第5位、惨敗だね。

次は12月の「さのマラソン」のフル。

走り切れるのかちょっと不安だけど、頑張るよ~。



コメント (2)
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