風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

夏を迎えて。悩み多き年頃なのよね~。

2012-06-22 18:14:51 | インポート

2012_06130012 夜勤を終え外に出てみると

土砂降りの雨。

今日は天気予報によれば

今日の午前中までは

強い雨と風に注意が必要との事。

「こりゃ、今日の練習は取り止めだな」

そう思いながら、

クルマのワイパーの動きににんまりとする。

軽い朝食後、睡魔に襲われ意識が遠のく。

再び意識を取戻せばお昼を過ぎていた。

窓の向こうを見ればうっすらながら青空が見える。

この頃、いつもそうだ。

殆ど走る気をそがれた朝の雨がいつの間にか青空に変わり、

それに追い立てられるようにウエアに着替えいつもの公園へと車を走らせている。

しかも時間的に一日のうちで一番暑くなる時刻。

駐車場に着けば昼休みとが重なって人もまばらな公園はいつもと違う風景を見せる。

ダラダラと走り出す自分の足音は、コースにそれまで降っていた雨がまだ乾ききれず

シューズのゴムとががこすれあって「キュッ、キュッ」と音をたてる。

次第にフォームも安定し、コースのゴムラバーの水分も蒸発してか

そんな音は聞こえなくなるのだが、それでもまったく人影がないそこに

他の音源となるものはなく、自分の決して軽快とはいえぬ足音との会話が続く。

2012_06190001 今週は今日で4日連続のラン。

この間、距離も47kmと今週末の

ロング走の予定の距離を入れれば

おそらく80kmを越える事となるだろう。

しかも今週は殆どが気温30℃前後で

湿度もこの間の台風以来異常に高い。

ここに来てやや疲れてきた感はあるのだが

今を頑張らねばと思うところでもあり結局ヘトヘトになるまで走り続ける。

しかし例年ならこの6、7月あたりは殆ど走る事もなく、シーズンオフを決め込んでいた時期。

そんな中でシーズン中よりもむしろ走行距離は長くなっている今の状態は

やはり傍目から見れば異様な存在に見えるかも知れない。

そうなれば人影の無い公園は私にとってうってつけの場所、そういうことになる。

滝のような汗をかき、日に焼けた腕と顔は真っ黒で、暑さにやられうつろな目をしながらも

走り続ける姿はお世辞にも美しい姿とはいえない。

まったく他人にはお見せできぬような有様であるし、せめてエネルギーが

表面に噴出すような勢いでもあれば又話は別なものになるのだろうが、

今にも倒れてしまいそうな今の状態ではあまりに不恰好。

それでも走るんだという事になると一番問題となるのが給水。

元来、私の場合、ハーフ程度の距離で普通の気温ならば走っている最中に

水分を取るようなことはほぼ無い。

今年3月の板橋Cityはフルにもかかわらず、一度も給水を摂らなかった。

それでものどが渇く、とか、脱水、などの症状が出ることも無く、普通の事。

しかし、この今時の気温となると話は別。

15km、90分を過ぎた頃からパフォーマンスが極端に落ちる。

というよりも、フラフラ状態となる。

2012_06190010 それは突然やってくるので

自分でもどう対処したら良いのか

悩むところでもある。

ならば単純に給水すれば

良いだろうと思うのだが、

どういうわけか水を胃に

流し込んだ瞬間の

なんともいえぬ不快感、す~っと吸収されていく感覚がどうも苦手で

二の足を踏んでしまいがちとなってしまう。

また、胃酸(?)がこみ上げてくるような胸焼け(?)状態も感じ、どうも走る時の

給水は私にとって救いの水とはならないようだ。

しかしこれは今の目標としている「ともかく長い時間走り続ける」と言う最重要課題を

クリアするのにはどうしても水は必要だし、それが無ければ命にかかわる重大な症状に

陥いり強化以前の問題となってしまう。

そんな訳で今日、テスト的に5kmおきに給水を摂ってみた。

相変わらずこみ上げてくる胃酸(?)は同じ様に感じるし、胸焼け状態にもなってゆく。

それでも確実にからだ自体は潤っているなと言う感じはするのだが、

だからといって残念ながら10kmを過ぎても元気、元気ということも無く、

その辺りは給水を摂らなかった時とそうは変わりはないような気がした。

もちろん痛くなるところは痛くなるし、ペースは落ち、足取りも重くなる。

要するに給水は確かにひとつの走るための重要な要素ではあるが

もっと問題視しなければいけない事は、この暑さに負けているということかもしれない。

2012_06190008 元来、夏の生まれで

暑さには強いという自信はあった。

しかし本当の暑さの中での運動においては

何の役にも立っていないということらしい。

また、胃の中に水を入れた時の胸焼け(?)は

やはり胃腸の弱さを象徴していると

言うことだろうか。

しかし、これは体質ゆえどうしようもない事。

対処の方法さえ思いつかない。

暑さに耐え、胃腸を鍛える。

こうなったら毎日サウナに入ってビールでもがぶ飲みしてやろうか、

などと毒まいたりして。。。

(ちょっと意味が違うような気がするのだが・・・笑)

苦悩の夏は始まったばかりである。

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夢見る夢男ちゃんではいられない。。。 秋シーズンに向けて

2012-06-12 19:28:10 | 日記・エッセイ・コラム

2012_06090002 今日も午後から雨。

気象庁によれば関東地方も

梅雨入りしたとか。

もう6月も中旬となったわけで

当たり前といえば当たり前なのだが、

今年もはや半分近くが

終ってしまったと思うと、

時の流れの早さばかりが気になってしまう。

いつもと変わらぬ平凡な日々の連続は、かつての死ぬほど忙しかった昨年までの

あの時期が今よりも何倍も充実していたように感じるから人生とは面白いものだ。

しかも、このところやっと仕事の方も一息つき、残業の時間も随分減った。

要するに自由な時間が増えたという事なのだが、「あれもやろう」、「これもやっておかねば」、

と切羽詰って思っていたことが、いざ時間が出来ると、「後でいいや」と

全く焦りと言うものがなくなってしまう。

2012_06110004 そのくせ、もう6月なんだと

変に時間の流れを

意識したりするのだから

まったく身勝手というか、

変な癖が抜ききれないというか、

貧乏神が取り付いているというか・・・。

さて、こうして何となく余裕があるようで

ないのが今秋シーズンの予定。

先ずはフルマラソン。

当然、大好きな大会である「大町アルプスマラソン」と「さのマラソン」は必須。

この大会だけは欠かせない。

問題は「つくばマラソン」&「大田原マラソン」

昨今のマラソンブームにより申し込み競争が激化のつくば。

大田原は制限時間4時間の為そんなことはないのだが、記録を狙うのなら

ほぼフラットのつくばのほうが断然有利。

しかしそのつくばの駐車場使用料¥1000と、地元優先のエントリー枠があるというのが

実に気に入らないし、元々つくばとは相性が非常に悪く、良い思いをして

帰ることが出来た事が一度もない。

ここは悩むところなのだが、やはり今年は何年かぶりにつくばを走ろうと思うし、

もしつくばの申し込み競争に敗れた時のみ大田原を走ることにしようと思う。

2012_06090013 そしてハーフ。

もちろんハーフでも記録を

狙う大会を決めようと思う。

秋に走る大会で

記録を狙えそうなコースとしては

やはり「ぐんま県民マラソン」か。

終盤に10kmの部との

混走となるのがマイナス面だが、コース的には殆どフラットでコーナーも少なく

高速コースであることに間違いはない。

時期的にも大町とつくば(大田原)の間にあり、身体的状態も一番走れる時期であるはず。

このハーフの出来でフルの自己記録更新が見えてくるといっても良いと思う。

相変わらずのようなローテーションではあるが、今年は自由になる時間があるだけに

昨年の轍は踏まない覚悟で臨みたい。

2012_06090005 他にも何本かのレースを

走る予定だが、

本気で狙うレースはこのくらいだろうか。

先ずは8月に大仕事(初めて走る大会)を

無事こなし、

SRC必須の「赤城大沼白樺マラソン」の

20kmを上手く走ることが先決なのだが

秋の目標はあくまでハーフとフルの記録更新。

今年こそはと、6月の梅雨時の今、秋の夢を見ている。

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敗北、脱ステロイド。だけど・・・

2012-06-07 08:43:46 | 日記・エッセイ・コラム

2012_06050002_3 じわ~っとくる強い刺激。

いてもたってもいられなくなり

手をぐ~っと握り締める。

唇をかみ締め

うずくまり、

それでも止まない刺激が

脳天まで突き抜ける。

この刺激以上の刺激を与えてくれるものならば何でもいい。

痛くても、冷たくても、熱くても何でもいい。

この刺激から逃れられるのなら・・・。

「痒み」

ひょっとしたら、これは痛みを我慢する事よりも数倍辛いかも知れない。

こんな苦しみに襲われるようになってからもう二十数年が経つ。

治ってはぶり返し、を繰り返しながらその症状は次第に悪化していった。

昨日はとうとう仕事を休んだ。

正確に言えば、仕事中のこの“発作”に絶えかねて家に逃げ帰ったという方が

正しいかもしれない。

風邪なのど多少の熱や頭痛などならば何とか耐えられるかもしれないが、

この日は朝から手のひらに熱を持ち、氷で冷やしながら何とか凌いでいたのだが、

仕事となればそうはいかない。

我慢に我慢を重ねながらの仕事にも限界がある。

とうとうその時がきた、そんな感じだった。

2012_06050001 もっていたハンドタオルに

手のひらを強くこすり付け、

その快感にしばし陶酔する。

その後に襲われるツケのことも

その時ばかりは忘れ去り、

覚醒される脳は長い間、

この時を待ち浴びていたかのように痺れまくる。

しかし、そんな状態がいつまでも続くわけもなく、次第にその快感は痛みへと変わり

なんともいえぬ感覚と共に手のひらを別の刺激が走り廻る。

叫びたくなるほどの苦しみと、見てみれば真っ赤に腫れあがった手のひらからは

ボロボロと剥がれ千切れた皮膚片がポロポロとまるで垢ようにこぼれ落ちてゆく。

そんな状態を見る度に、手のひらの痛み以上の精神のダメージを感じ落ち込む。

自己嫌悪、敗北感、罪悪感、全て自分を否定するかのようなうつ状態と共に

手のひらの痛みに長い時間悩まされる。

実は今、「脱ステロイド」に挑んでいる。

これも正確に言うならば、挑んでいた、である。

アレルギー体質には絶対不可欠である各種のステロイド含有薬。

それはこの医院から処方される痒み止め薬然り、喘息薬然りなのである。

私は、ステロイドの功罪について詳しい知識はないのだだが、それでも一般に言われている

この薬による副作用はいくつか感づいている。

人間のもつ治癒力をもいつしか失いかねないような危機感も感じている。

だからこそ、ここで一念発起し「脱ステロイド」を思い立ったのだが

それは2ヶ月間の闘いとの日々で自分の意志の弱さと、科学、医学の偉大なチカラを

改めて認識させる事意外、何も無かったようだ。

2012_06050006 何種類かの非ステロイド薬や

それに耐える為の医薬品を

色々そろえたのだが

今、それらは無用のものと

姿を変えてしまうのか・・・。

再び、私の手のひらの中には

医院で処方された塗り薬が握られている。

これはひとつの薬物中毒なのであろうかと、またも自分を痛みつけるも

そこから抜け出す事の出来ないこの事実は、手袋に覆われ何の刺激も受けていない

手のひらが物語っている。

もうこの苦悩からは一生抜け出せないかもしれない。

しかしこれも私が生まれもった、決して変えられない運命なのかも。

もしあるとするのならば、これこそが私に神から与えられた最大の試練なのか。

こうして耐え忍び、痛みを知る事こそが私が他人に対して一番必要な事なのかも知れない。

そう思えば、この体質も決して嫌なものではない、と、思うことにしよう。

コメント (5)
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