風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

どうも気持がねぇ~。

2015-02-22 15:13:40 | マラソン
やっぱりこの大会は相性が良くないみたい。

過去に3度のDNS。

昨年は雪で中止。(これは仕方ないね)

そして今日は見事に撃沈で。

だけどハーフのベストはこのコース。

天国と地獄を行ったり来たりのこの大会、「ふかやシテイハーフマラソン」



バリバリの地元大会なんだけど、やっぱり何ていうかな、コースが単調過ぎて面白みに欠ける。

その分、かなりの高速コースだから上手く走った時はめちゃくちゃタイムも出るんだけど、やっぱり自分には合わないかな。

今日はこの間の失敗を教訓にシューズは何年かぶりのターサー。

そして前半から突っ込み気味に行ってやろうと流しを取り入れてのアップを入念に。

だけど結果的にはそれがいけなかったかも。



最初の5kmを22分53秒で、多少の混雑とスタートラインまでのロスを差し引けばまあまあの突っ込み成功タイム。

でも余裕がなくちょっと怖くなり、これじゃダメと少しスピードダウン。

その割にタイムは落ちてはいなくて10kmまでが23分03秒。

多分、この頃からからだが動きだしてきたんだね。

だけど気持ち的には「まずい、まずい」を連発してた。

それほど余裕がなく呼吸もまったく落ちついてくれなくって参ったね。

やっぱり前回の「桐生堀マラソン」からの課題はまったくクリアされていないってことだ。

前半の走りの硬いこと、硬いこと。



そりゃそうだ、だって練習してないんだもん。

それどころか今日もアップの段階で股関節に痛みがはしりロキソニンを投入しての出走。

こんな状態で走ること自体違うと思う。

だけどもう走りだしちゃったんだからしょうがない。

一生懸命に走ろうと気持ちを切り替え、15kmも23分04秒。

そして今回もあろうことか15kmを過ぎて再び事件発生。

どうしても後半になると疲れて足の運びがおかしくなり、上体がかぶり気味になるのを無理に起こそうと余計な力で踏ん張ろうとする。

今回はその症状が酷かったこと、この上ない。

今日も上体を起こそうとして無理に踏ん張った瞬間、右足の人差指の皮がズルリと破けた感覚が!

その後にぬるっとしてきて「こりゃ完全に出血してるな」と。

するとそれまで支えていた心が次第に傾き始めたことは仕方ないとしても、そこから一気の失速は何とか防ぎたいところ。



幸いにも前を行くランナーとの間隔はそれほど広がらず、それなりのスピードは維持できてるみたい。

それからはゴールまでの残り距離の表示の1km間隔がとてつもなく長く感じられ、それまでの「やばい、やばい」から「ダメだ、ダメだ」に変わっていく。

もう何もかも出し尽くし、自分を鼓舞させる気持ちの切り替えもできない。

応援さえうるさく感じちゃった(ごめんなさい)

ぬるっとした足には当然痛みもあったけど、それよりも何よりも足全体の感覚がおかしくなっていて、やっぱりこれって硬いシューズのターサーの影響なのかしら。

それともアップのし過ぎ、、、なのかしら。

それだって以前ならそんな状態からでも足は動いてくれたのに、今は全く言うことを聞いてくれない。

これこそが練習不足のたまもの(そんな言い方はないよね)なんだね。

ラストスパートなんてどうでもいい。

ちょっと意識も遠くなりかけている。

集団で”ごぼう抜かれ”(そんな言い方もないよね)されてようやく終焉を迎えましたとさ。

で、20kmまでが23分40秒

ラスト1kmちょっとが5分10秒。

結果  1時間37分57秒(ネットタイム1時間37分45秒)
順位  199位(40歳以上59歳以下)



何とか、ホントに何とか23分台を死守できたことは収穫だけど、この余裕のなさでのこのタイムにはやっぱり危機的なものがあるよね。

完全に走り込みの不足は否めない。

しかも呼吸は最初から最後までず~っと苦しく、やっぱりこの天候でからだの異常が出ちゃったのかも。

走り終えて5時間経過した今も咳き込んでいて、ちょっと胸が苦しいし。

まあ、何はともあれ前回の桐生からは3分ちょっとは更新している訳だし、走り自体決して後退してる訳でもないのでそれ程卑屈になる必要もないんだけど、どうしても気持ち的にはスッキリしないものがあるんだよね。

ましてやベストタイムからは8分ほどの開きとは・・・。

そりゃきついよね。

ともかくタイムは今のところ差し置いてでもその気持ちの部分だけ何とかクリアできるよう2週間後の「鴻巣パンジーマラソン」までには一生懸命練習しておこうよ(できたら、だけどね)

じゃないと、ただの辛いマラソン大会になっちゃうからさ。









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すいません、記事にあった写真がありません。

2015-02-19 16:03:28 | 日記・エッセイ・コラム
桐生を走ってから12日が過ぎました。

以来、ほとんど走れずにいました。

もちろん例の件で痛めた膝。

それと訳のわからない病気のせいでからだ全身いたるところに広がる痛み。

いったい何なんですか~!

もう痛くないからだがどんなものかさえ忘れちゃいそうです。

だけど、今日はとっても調子が良かった。

昨日まで歩くのも大変だった股関節も殆ど痛まないし、腰やひじも何とかなりそう。

肩や指には同じような違和感はあるけど、昨日までとは比べようもないほど楽です。

そして膝もなんとなく重さはあるけど・・・・うん、大丈夫そう。

そんな訳で今日は久しぶりに走りましたよ。

たった10kmの距離でしたが北風に押し返されながらも何とか走り切れました。

しばらくぶりのせいか途中で変な疲労感に襲われたけど、それはそれ。

やっぱり汗を流すのは気持ちいいよねぇ。

それにしても最近は薬をやめちゃったこともあり半端な痛みじゃない。

この痛みに耐えながら一生過ごすのかと思うとぞっとしちゃうけど、たぶんこの病気とは死ぬまで付き合っていかなきゃならないんだろうな。

もうほんとに諦めの境地です。

今週末の「ふかやシテイハーフマラソン」は正直半分以上諦めていました。

こんな状態じゃとてもじゃないけど走れない、そう思ってました。

だけど今日になって急激に痛みが消えていき、これなら走れるかなと。

薄々感づいていましたが、かなりの休養期間を置かないとダメみたい、このからだは。

その休養明けが今日だったのかも。

ああ、やばい、今日走っちゃったよ!

大丈夫か、22日、ふかやシテイハーフマラソン!


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「お願い」

2015-02-15 07:40:06 | マラソン
「桐生堀マラソン」を走って一週間が過ぎました。

びっくりするくらい回復が遅れています。

もしかしたらこれは走った後に残るダメージじゃなくって、元々の不具合?

腰からお尻、太腿裏にはかなり厳しい筋肉痛に似た痛みがありどうしたものかと。

もう今度の日曜日は地元開催の「ふかやシテイハーフマラソン」を走らなければならないというのに。

それよりももっと心配なのが右膝。

そもそも疲れが溜っていたせいなのか、前回のレース出走前の仕事で違和感を感じていた膝。

その膝に残る違和感が未だに消えません。

実は大会中にその膝は更に痛めていたのです。

事件は15km過ぎに起きました。

多くの10kmの部のランナーとの混走によりコースがその辺りから急激に混雑。

そしてハイテンションの10kmランナーたち。

ハーフを走っているこちらとしてはここからが頑張りどころと終わりかけている足で何とか今までのスピードを維持しようと必死なわけです。

前を急に塞がれても瞬時によけられるほどの反応はできないんです。

しかも数十メートル前を行く目標のランナーを追って集中しているときに・・・・。

そこに沿道の応援に応えよう、知り合いを見つけた、そんな感じだったのでしょうか、若い女性ランナーがス~っと歩道側に寄ってきたのです。

そのランナーの横をすり抜けようとしていた私にはもうよけきれるだけの瞬発力や走力は残ってなく、あっという間に一段下がった(15㎝ぐらい)側溝に落ちてしまったのです。

その瞬間、膝を強くついてしまい不安のあった膝にはかなりの痛みが一瞬走りました。

「危ね~よ!!」

つい、大人げないほどの大声を出してしまった私。

よくよく考えてみれば自分に余裕がなかったせいなのに。

もしあの女性にもう一度お会いできたら本当に心から謝りたい、そう思っています。

しかし、良く考えてみてください。

以前はこのような人数での混走がなかった大会です。

最初から最後まで気持ちよく走れてすごく好感の持てる大会だったのです。

だからこそもう一度走りたいと申し込んだ大会だったのです。

それから数年経った今、ブームにより多くっても5千人規模の大会が今回は1万人近いマンモス大会になってしまいました。

だとすればこうしたトラブルは容易に予想できていたはず。

大会関係者に文句を言うつもりは全くありません。

だけど、せめてもう少しスタートの時間をずらしていただければ少しでもコース内の混雑を緩和できたはずなのです。

さらに言えば5km、10km、ハーフ、そして子供、親子までみんな同じコースで行うにはどう考えても無理です。

その証拠にゴール前、親子マラソンで何人もの子供がぐずっている横をハーフのランナーが必死にゴールを目指して走って行くのを目撃しています。

子供たちにコースを塞がれたハーフランナーはどんな気持ちだったでしょう。

このようなレースはこの大会だけじゃなく他にもたくさんあります。

押し合い圧し合いのラストスパートなんて危なくってやっていられません。

どうか楽しいマラソン大会、安全なマラソン大会を目指そうとするなら激しく込み合う混走だけは避ける配慮をお願いしたい。

そのようなことを対策してくれない限り私はこのような大会を二度と走る気にはなりません。

どんなに素晴らしい景色、コース、応援であったとしても。



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「桐生堀マラソン」は何をもたらしてくれたか

2015-02-08 18:22:44 | マラソン


午前6時。

まだ辺りは真っ暗。

久しぶりの早朝出発。

指折り数えてみれば、かれこれ7ヵ月ぶりの大会参加。

これをもし完走すれば1年ぶり、ハーフに限って言えば1年5ヵ月ぶりになる。

体調は?

練習は?

気構えは?

どれをとっても好材料となるものがない。

だけどこの日を迎える前まではただただスタートラインに着けるだけで満足だと思っていた。

いざその日を迎えると、正直そんな甘っちょろいものだけではどうしても自分を抑えきれない。

焦りイラつき、そして落ち込む。

冷静に考えればそんな状態ではなかったことは明白なのに、それでも何故もっとまともな準備ができなかったのかと。

会場には1時間ほどで到着。

周辺道路はすでに車で溢れていた。

運よく小さなスペースを見つけ難なく駐車はできたが、会場となる公園まではかなりの距離。

空は曇り、気温もかなり低い。

着替えは外とはいかないようだ。



いつ降り出してもおかしくない空の下で凍えながらスタートの時間まではどう考えても待ちきれない。

選手控室はその施設の階段までいっぱいになっていたが3階の階段踊り場に何とか荷物を置くことができた。

それにしても異常に人が多い。

数年前に参加した時はとってものんびりくつろげていた。

それがどうしたことか、どうしても落ちつくことができない。

元々焦っていた自分の心理状態はMAX、今にも爆発しそうだ。

どうやら以前の2倍ほどの参加があるようで、決して広いとは言えないこの会場ではもうそのキャパをはるかに超えていることが手に取るようにわかった。

他の参加ランナーとぶつかりながら狭い階段をおりスタートラインに着いてみればそれ程込み合ってはいなかったが、テンションの異常に高い若いランナーたちのはしゃいだ騒ぎがいらだちを増幅させる。

いつスタートのピストルが鳴ったのかわからずそのまま押し出されてようやく復活のスタートが切られた。

実は前日の夜勤でいつもとは違う仕事を任され、いつしか膝に負担がかかってしまったのか少々痛みを感じていた。

この期に及んでひざ痛でリタイヤ、なんて悲惨な目には絶対にあいたくはなく、ロキソニンを1錠飲んでの走りだしだ。

ごった返した会場でたった一歩のアップも行えず、いきなりの走りだしですでに呼吸がおかしい。

体感的には5分を少し超えたくらいか。

2~3kmも走れば落ち着くだろうと安直に考えていたが、どうしても余裕が湧いてこない。

それはそうである、練習していないんだから。

確かに20kmを超える距離は何本か走っている。

だが、それはキロ6分前後のゆっくりペース。

曲がりなりにもレースを走るペースとは段違いのスピードだ。

せめて短い距離でももう少しまともな練習をと思ったところで後の祭り。

こんなことを予期しての焦りだったのか、深層心理とは自分の危機的状況を的確に予期することができるらしい。

前半は基本的に上り基調。

折り返す後半はその逆となるわけだ。

前半を上手く走れれば決してタイムのでないコースじゃない。

分かっている、分かっているけど上手く走れない。

シューズの選択も間違っていた。

と言うよりも紐の締めが甘かった。

グズグズとまではいわないが路面を捉える力に不足を感じ、前に足を出す力を余計に使ってしまうような感触だ。

後方からのスタートで前を行くランナーをどのくらい交わしただろう。

時にはセンターラインを越え、時には狭いランナー間をすり抜け、完全なジグザグ走行。

5kmのラップはどうもキロ5分を切れていない様子。

かなり危機的な状況にさらに平常心を失くす。

だからといって急激に好転する訳もない。

無理にスピードアップすれば無駄に力を使って後半落ち込んでしまい、ヘロヘロになってやっとゴールにたどり着くようになることは目に見えている。

だが、幸いにも膝や腰、アキレスに至るまでの痛みは殆どなくロキソニンの効果に感謝。

そうこうしている間に折り返しを迎える。

山沿いの折り返し地点の路面は凍り付き黒く光っていた。

ここからが本当の勝負。

一段スピードを上げ、鬼の形相となっているだろう歯を食いしばっての走りが続く。

残り5km。

そこには信じられない光景。

以前はもっとスタート時間が遅かったと記憶していた10kmコースのランナーたち。

しかも折り返したばかりの大量のゆっくりランナーとの遭遇。

道いっぱいに広がり、中には徒党を組んで歩きだすものまで。

抜いても抜いても前が空くことが無い。

ある女性ランナーに前をふさがれ、一段下がった側溝に落ち転倒しかけた。

とうとう怒りを抑えきれなくなり大声を出してしまい、瞬時に自分の愚かさを思い知った。

何も他人が悪いんじゃない。

何もかも余裕のない自分が悪い。

ほかのランナーに当たるなどもってのほかである。

心が折れ、すると今まで待っていたかのような感疲労感に全身を包まれた。

急激に落ちるスピード。



目の前百数十メートルに見えるゴールゲートを確認しても全くスピードは上がらない。

まさしくヘロヘロなゴールだった。

ハーフマラソンの部  1時間41分08秒  417位  惨敗である。

悔しさばかりの大会にしてしまった。

もっとしっかりせねばと猛省したことは言うまでもない。

だが、スタートできた、走り切れた、それだけじゃ終われない、そう思うことに未だ闘志だけは衰えきってはいない自分に幾らかの期待を抱かせるレースでもあった。





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順調の様で案外そうでもなかった事実。

2015-02-01 15:10:37 | 日記・エッセイ・コラム


早いもので今日でもう2月。

今年も残すところ11ヶ月となりました。

先月はからだの好不調の波が交互にやってきてなかなかまとまった練習もできず、

まだまだ復活にはほど遠いななんて思いながらも、20km以上を5回ほど走ることができました。

そう、意外と長い距離を走ることはできたのですが、ただそれだけ。

殆どを週末に3時間ぐらい走る、それ以外は全く走らない、を繰り返していたのです。

それだけの練習ではたかが知れてますよね。

キロ6分ぐらいでトロトロ走るだけだけど、全く走れなかったことを考えれば上出来なのですが、

やっぱりそれはそれ、欲が出てくるのは当然でしょう。

だけどいくら頑張ってもそれ以上で走れず、まっ、それでもいいかなんて思ったりもしました。

もうキロ5分なんて夢のようです。

ブランク、なまったからだはそう簡単には戻らない証拠ですよね。

しかし、こんなことじゃどうしようもない。

少しはスピードを意識しなくっちゃとようやく重い腰を上げようとしています。

今日は山道の下りを全開で走ってみましたが、以前より1.6kmで1分近く遅くってかなりめげてしまいました。



やっとスピードを意識して走り始めたのだから最初はこんなもの、なんて思っていたら大変。

もっと追い込んでいかなけりゃいつまでたっても戻れない。

休んでいた分を取り戻すってそういうことですよね。

別に焦っているわけじゃありません。

いつかは苦しまなければ戻れない、だから今苦しむ。

どの道苦しむのなら体調が安定してきた今がチャンス。



今週末は「桐生堀マラソン(ハーフ)」を走る予定となっています。

今はどう考えても100分は切れそうにありません。

だけど今シーズンが終わるころにはそのくらいを楽に切れるくらいには戻したい。

それまではかなり苦労をするかもしれませんが、とにかく頑張りたいと思っています。
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