風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

諦めない!

2015-06-30 16:58:35 | 日記・エッセイ・コラム


今年はこの時期としては比較的気温も低く、といっても30℃近くにはなっているのだけど、今までが今までだけにそのくらいならいくらでも走れるような気がするお天気事情。

それはあくまでも自分のからだが走る体制でいられれば、での話なのだがいくら休んでも待っていても相変わらず出口さえ見えぬ状態に変わりはなく”なんだかな”の時を過ごしている。

そうなるとやる気、そうモチベーションまで地の底まで落ちていくんじゃないかと自分でも心配になるような体たらくぶり。

そもそも目標というものがない、いや、目標さえも掲げられない状態ではモチベーションがどうだのやる気がどうだの言うこと自体間違っているような気がするのだが。

ともかくこの状態から抜け出す最良の方法を見つけなければ話にならない。

ほんのちょっとでも、ヒントみたいなものでもかまわないのだが、やはりそれには医療の手を借りなければならないということなのか。

できればもう薬に頼るようなことはしたくないし、どうも神様・仏様にお願いしても聞いてはくれそうにないので自分の力で何とかしなければならない。

そう、今は全力でその問題に立ち向かう時期だということらしい。

それにしてもこうして怪我・病気に大きく関与していると思われる加齢というもの。

こいつはかなり手ごわい。

が、この加齢と言う部分を無視するかのようなある一部の方たちはこうして今自分が置かれている事実を踏まえて鑑みるとある意味、市民ランナーのあこがれでもあるサブスリーでフルを走るランナー達をはるかに超え、まさに超人的な種の人類であると思えて仕方ない。

そういう方々が身近にいることが更に自分のふがいなさを際立たせるようで本当に情けない気持ちになる。

さて、そんな状態だからといって何もしないで家にいるのも退屈というもの。

時にはあの公園のジョギングコースに繰りだし、少しだけでも自分はランナーだということを忘れぬためにもその中に身を置いて何時かのためのイメージを描いている。

「熊谷さくらマラソン」の会場でもあるさくら運動公園。



ここは大きな木がコースにさす日をかなりの割合で遮ってくれるためここから夏にかけてはとてもいい練習場所となる公園。

ここを歩き、そして時には短い距離を走り、来年のさくらマラソンのゴールを思い描く。

その妄想だけでも充分楽しめるのだが、もしもそれが現実となったとしたら自分は今までの自分とは全く違った自分に生まれ変われるような気がする。

”呪縛からの解放”

それこそが本当の自分にとってのランニングライフ。

偽りのない生きざま。

長い間悩み続け、探し続けた自分の本当の姿。

それをこの身をもって実感するまで諦めることはない。
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ひとことでは言い表せません。 ≪これから・・・編≫

2015-06-14 16:38:07 | 日記・エッセイ・コラム
ともかくこのままじゃ何もできないよね。

いつあの脱力に襲われるのか分からないという危険性と恐怖感を抱いたままレースを走ったって全然楽しくない。

いや、それ以前に走る状態にないよね。

常に腰には痛みもあるし、未だに足の指は動かない。

それに付け加え、足の裏もなにやらきな臭い匂いを感じる。

どうしてこうもいっぺんに不具合ヶ所が突出してくるんだよ。

一か所だって大変なのに、あっちもこっちもヤバい感じの痛みだらけじゃどうにもならない。

いつだったかかかりつけのお医者さんが言ってた言葉。

「あなたの痛みのメカニズムは完全に壊れている」

そんな言葉がここにきてとんでもない現実とともに頭から離れなくなっちゃった。

ただの痛みだけなら我慢すれば何とかなるけど、脱力だけはどう考えてもヤバいよね。

脱力の原因、その患部の特定、治療法、回復までの期間、そのすべて分からない。

もう夏のレースに向けて準備を始めていかなきゃいけない時期だし、秋シーズンの大会の募集だって始まってる。

大会案内やパンフレットなんて送られてきた日には焦る、焦る。

だけど現実に目をやればとてもじゃないけど走れっこない。

とにかく、とにかくこの状態から何とか抜け出さなくっちゃ。

狂ったアライメントを少しでもいいから修正していかなくっちゃ

何かいい方法をみつけなくっちゃ。

レースはそのあと。

もちろん練習もできないかもしれない。

だからといってもう諦めた、なんて言わないよ。

”生涯ランナー”が私の目標なんだから。

♪~もうレースになんか出ないなんて 言わないよ ぜったい~♪(槇原敬之風に 笑)

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ひとことでは言い表せません。 ≪奥武蔵ウルトラマラソン編≫

2015-06-12 11:25:00 | 食べ物系


体もダメ、気持ちもダメ、それでも意外と当日になったら案外いけるかも。

そんな気持ちで「奥武蔵ウルトラマラソン」の当日の朝を迎えました。

当然、気持ちとしては乗る気じゃありません。

しかも、何となくお腹の調子も良くなく胃薬を飲んでから出かけました。

会場ではスタートを待つ多くのランナー。

皆がそれぞれスタート前の緊張やら不安やらを打ち消すようにハイテンションで。。。

この時点では自分も周りに乗り遅れないよう気持ちを高ぶらせていこうと。

しかし、昨年は20数キロ先でリタイヤ、もし今年も…となると最悪、そんな不安が。



慎重に、慎重に、スタートを切りました。

「あれ、ウルトラのペースってこんなに遅かったんだけ???」

緩い上り基調の走り初めはこんな調子。

決して調子は悪くありません。

そう、腰から尻にかけてモーラステープ(消炎鎮痛剤)を5枚も貼っており、痛む場所もなく良い感じです。

しかも気温も低く心地よい風も吹いてきます。

抑えて抑えて走っているため、気持ちにも体にも余裕たっぷり。

いくつかの山を越え、昨年会場へと戻った交差点を今年はこんなに楽に超えられるなんて思ってもみませんでした。

そして鎌北湖エイドに到着。

ここまであったエイドでは給水は水のみ。

ここから急坂の上りに入るため、食べ物とスポーツドリンクでエネルギー補給。

折り返してここまで来られたらもうすぐそこにゴール、、、なんてことをイメージしながら難所の控える山道に向かいました。

そしてコース脇にあるトイレにより、さあ行くぞ!と気合を入れ急坂を登り始めてすぐに思いもよらぬ事態に落ちいたのです。

後方から車がきてそれを避けるために道の端に寄った瞬間、何か嫌な痛みが腰に走りました。

ピリッというかビリビリというか、電気がというか針で突かれたようなというか、いつもよりも何か強い刺激。

と、同時に左足から力が抜け膝から崩れ落ちそうになるのを必死にこらえて数歩。

今、自分の身に何が起きているのか分からず戸惑いが。

歩くこともできず立ち止まること数分(?)

恐々と一歩を踏み出すと何となく足の付け根に痛みがあるような…。

激痛というのではないんだけど、ピリピリというかヒリヒリというか、それでもズド~ンと。

以前力は入らず、ふ抜けた左足に力は蘇らず頭の中はどうするんだと混乱するばかり。

それでも足を引きづるように何とか次のエイドにたどり着き、恐々と屈伸を繰り返してみるとさっきよりも幾分復活したような気配。

実はここまで酷くはないにしろ力が抜ける現象は過去に何度か経験しており、その時は時間が経てば元通り走れるようになってはいたのです。

が、この日のその症状は今までにないくらい酷く、マジで転倒してしまいそうなくらいの脱力で、しかもその力の抜けている時間も長く不安でいっぱい。

これは…ダメ?  

まさかこのタイミングで…かぁ⁈。

それでもまだ時間さえ経てばまた走れる、そう信じながらトボトボと歩き始めました。

何人ものランナーに追いつかれ、抜き去られ、それでもまだ先は長いと自分に言い聞かせ…諦めるもんか!と。

どのくらい歩いたでしょうか。

何となく力が蘇ってきたような気がして、ちょっとだけ走ってみたのですが明らかに重くなってしまった左足。

それだけではなく今まで感じたことのないような痛みが下腹部にあることに気づきます。

なんだこの痛みは???

もう到底走ることは無理。

どこまで歩くことができるのか…もう引き返えそうか…ここから会場まで帰れるのか…棄権の収容車って…どうしよう、どうしたらいいんだ…。

ともかく次のエイドまでは行かねば…。

まさかこんな自分になるとは…。

もう絶対にウルトラなんて走らない!

右足も体もすこぶる元気なのに、この左足が、この足め、くっそ~!

もうなにがなんだかわからない感情、高ぶる怒り、悔しさ、諦め、そして絶望。

そんな中、後方からやはり足を痛めた甘党のhimeさんが追いついてきました。

自分はもう次の顔振峠のエイドで止めますと告げるとhimeさんはその次の見晴台まで行くと。

そんなお話をしながら二人で歩いていると結構歩けるものでhimeさんと共に見晴台に到着したのですが、股関節がダメなのか、足の自由はかなり制限されたように前に足がでなくなっていました。

それからしばらくすると収容車が来て、それに乗せていただき会場まで帰りました。

まだまだ日は高く…そんな時間でももうゴールしているランナーも結構いたりして…でも足の痛みは…股関節は…下腹部は…なんなんだ、これは!



何のために…そんな思いを強めながら自宅までの長い道のりを真っ暗になるくらい落ち込んだ気持ちで車を走らせました。

あれから5日経ちました。

今はあれほど痛んだ左足は普通の状態に戻っています。

が、先日、椅子に座ろうとした瞬間、あの日と同じ痛みが走りあろうことか右足が脱力!

丸一日、腰に湿布を施したところ今はその痛みは全くありません。

なんなんですか、これは。

これから私、どうなっちゃうのでしょう。

続く。





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ひとことでは言い表せません。 ≪お仕事事情編≫

2015-06-10 12:03:27 | 食べ物系
走るのにはまったくダメな体でも普通の生活をする上では特に不都合になるようなことはありません。

とは言っても、未だに指関節や首などに時々嫌な痛みが走ることはありますが、その辺の事はもう慣れましたからね。

そう、毎日しっかりお仕事にも励んでますよ。

だけど、私ももうすぐ56歳。

そりゃそれなりに疲れますわな。

しかも未だに時間に不規則な3交代勤務。

当然、睡眠障害継続中でございます。

そうして頑張って仕事をしているというのに、会社からしてみれば社員若返り及び人件費削減の足かせになっているとかなり露骨なリストラの対象世代となっております。

そう、50歳代はいらぬ、とね。

人事部より何カ月分かを上乗せされた退職金、それと次の職に着くためのサポートということで就職斡旋会社の紹介を提示され、嫌々ながらも退職を決意した同僚も数人でており、50歳を超えた従業員は皆毎日のようにその”宣告”の恐怖と戦っているのであります。

もちろん私だってバリバリの対象年齢ではあるけど、幸いにも未だにその宣告はされておりません。

しかし、この先絶対にこの身に降りかからないとは言えない会社事情です。

もしそうなったとして、私は素直に会社の要求に応えられる家庭環境にはありません。

どうしても満期になる四年後までは頑張らんと。

そんな状態ですから、悲しいかな会社に非協力的な態度は決して見せられないのが実情。

休日出勤を頼まれれば相当なことが無い限りは嫌とは言えないのです。

ここは長い時間、長い距離の練習がした、そう思ってもなかなかその時間が取れない現実。

しかも、休みの日には家長としてそれなりの家庭の用事というものもあるし。

市民ランナーはみんな色々な事情を背負って走っていると思うけど、私の背負っている物は他の人に比べても決して軽いものじゃないと思うのです。

はっきり言えば走る時間を捻出するのには睡眠時間を削るしか手がないんです。

ただ単に練習不足というのであれば話は簡単だけど、そうした無理やり捻出した時間の中でどれだけ頑張ったとしてもたかが知れているなと、最近特に強く思うようにもなりました。

正直、きついよなぁ。

ああ、もう少し、もう少しでいいから時間の余裕が欲しいよ。

続く。













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ひとことでは言い表せません。 ≪体調編≫

2015-06-09 14:14:09 | マラソン
長い間、更新が滞ってしまいました。

実は色々ありまして。。。

何から報告したらいいのかわからないくらい。

では、順を追って。

先ずは体調から、、、ですね。

ご存じの通り春のフルマラソンや仮装で走った29km、思ったようなタイムでは走れませんでした。

フルは途中で足が攣ってしまったし、仮装で走ったレースはあろうことに関門ギリギリ。

しかもいずれのレースも決して手を抜いたわけではないのに。

それでその結果、これにはかなり堪えました。

それでも練習を積んでいけばもっと復調するはずだと信じていました。

が、復調どころか、そして練習を積むどころか、たった10kmを走っただけで3~4日は走れなくなるほどの疲労。

いったい何が悪いのか自分でも分かりませんでした。

しかし、ある時、気付いたんです。

左足の薬指がまったく動かなくなっていたんです。

感覚がない、とか、痛みがある、とかじゃなくって、まったく動かない。

例えば足の指でじゃんけんのグゥにしようと思っても薬指だけは伸びたまま。

いくら頑張っても自力じゃ曲がることはありません。

そんな状態で走っていた訳ですからどうしても力が入らず、何となくこすったような走りになり、左はまったく蹴れなくなっていました。

その証拠にシューズが左ばかり減るんです。

着地位置がおかしいというか右と左のストライドに差ができちゃったみたい。

だからリズムもおかしんです。

しかも、腰から尻にかけての坐骨神経痛は酷くなるばかりで、右足は立ったまま靴下を履けるのに左足は遠く及びません。

こんなアンバランスな状態で今まで走っていたんですね。

そうなると当然足にかかる負担は大きくなるばかりで、いくら練習しようとそれは悪化の道をたどるばかりで強化につながることはなかったみたいです。

いったい何が原因なんでしょう。

蓄積された疲労?

病気?

ケガ?

分かりません。

ともかくまともに走れるような状態じゃなかったみたいです。

続く。
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