風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

もっと精進しろ!

2016-10-24 03:30:32 | 食べ物系
復帰初戦(彩湖ベジタブルマラソン)を「まあ、こんなもんでしょう」と、納得(?)で終え、気が緩んだ、って訳でもないのだけど、それから二週間。

殆ど、これは、というような練習を積めませんでした。

とにかく、他のことが忙しすぎて”本職”の走ることを差し置いてでもそっちに全神経を傾ければならない要件に四苦八苦しておりましたわ。

その要件がすべて済んだ、というわけでもないのだけど(現在も進行中)、ともかく走らにゃあ、ということで昨日、強行出場、「上州太田スバルマラソン」を走ってきましたぞ。



よくよく考えてみれば何年か前のこの大会で完全に私のからだが壊れた大会。

いきなり足の脱力から始まり、手の指の痛みに襲われ、それからその痛みは全身に広がり、どう足掻いても走れる状態ではなくなり、いや、走るどころか生きるのも辛い状況に陥った、そんないわくつきの大会なんだね、この大会は。

今回も万全の態勢で臨む、というのにはほど遠い状態。

朝起きて、なんだかお腹の様子がおかしい。

あの腹部横の痛みがくすぶっている。

医師に言わせれば腸の働きが弱いらしく、それが原因で痛みになるらしいのだけど、その最悪の状態では熱まで出ちゃう。

この日の朝はそこまで酷くはないんだけど、どうもその前兆みたいなものを感じ、医師に言われたとおりにおなかのマッサージとっ投薬で何とかしのごうかと。

こんな状態でも痛みさえなければ完走ぐらいは、なんて安易に考えていたのも事実。

だけど、そんなに甘いものじゃござんせん。

食事はあまりとらない方が良いみたいだから、出走前にゼリー飲料とチョコレートみたいな高エネルギーの何て言うんだろう、商品名で言っちゃえば「一本満足」で21km分のエネルギー補給。

だけど、これではダメなんだよ、きっと。

12km過ぎで一度ガックリときて、その後15km辺りで完全に足が止まっちゃう。

タイム的にはそれ程落ちてはいないんだけど、病気になる以前はここからが勝負とむしろタイムは上がっていたような距離。

そこが苦しくって仕方ないというのは自分の中では最悪のレースメイク。

いや、これはレース感覚とかペース配分とかじゃなくって完全なエネルギー切れ。



その証拠に、足に残るダメージの少なさは本来ならもっと行ける足が残ってるという事。

まったく軽くなったからだを有効に使えていない。

慣れたと思っているこのからだにまだ全然慣れていないんだ。

もっと走り込んで、もっとこのからだを理解せんと。

体質改善とはそもそもそういうことなんだね。

ともかく初戦の彩湖とほとんど変わらぬタイムは現状の力はここが限界ということを示しているわけで、もっと練習を積まなければ落ちていくだけ、という事を如実に表しているわけで、、、。

これは復帰はしたものの、その後の進歩はないということで、う~ん、何ともつらい現実ですわ。



さて、何はともあれ、これでこの秋のガチハーフは終わった訳で、あとは足利の仮装と12月の佐野のフルを残すのみ。

それから年明けの赤羽のハーフをガチでもう一度走る予定だけど、そこまでにどれだけ練習が積めるか。

もう頑張るしかないよね。

はい、頑張るよ。

コメント (2)
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走れる喜びをもう一度!

2016-10-01 16:09:10 | マラソン


只今、「ベジタブルマラソン㏌彩湖」を走ってきました。

結果はともかく、ここに、この世界にやっと戻ってこれたんだ、そんな思いが強く、感慨深い時間を過ごしてきました。



今までだって仮装などして、たらたらと走ることはできても、でもですよ、原点は全開で走ることなんですよ、ランナーなんですから。。

だけど、それができない今までは”楽しい”と言いつつも、どこか心が晴れないものがって、それなのにどうにもし難い自分の体調は長い時間、暗闇の中にひとり「痛み」という最悪の状態で自分はがんじがらめに縛られていたのです。

その自分を縛る紐はどうにも自分ひとりでほどくことはできず、それどころか、その結び目さえ見つけることができずにほとんど”やけのやんぱち”の状態でこの数年間を過ごして来たのです。

しかし、その暗闇に苦しむ私に一筋の光明を当ててくださった方々。

私は祖の方々に対してどれだけの感謝の言葉を並べても感謝しきれないほど感謝をしているのです。

それぞれの言葉、それぞれのアドバイス、そしてそれぞれのサポート、これらが私にとってどれだけの力になったことか。

年齢的にだってもう諦め、そして”余生を過ごす”ような生活に戻ったって誰ももったいないとは言わないでしょう。



むしろ、もうやめたらっていう声だって聞こえてきたような。

だけど、今こうしてまた力いっぱいハーフの距離を走れるからだになれた。

これは夢じゃなく、望みでもなく、列記とした事実。

「自分は走れるんだ」

タイム的には全然ダメでも、自信をもって、自分はハーフを力いっぱい走れるんだ、と、そんなものを抱きしめて帰路に着ける喜びはきっと長い間苦しんだものでなければ分からないのではないかと思います。

「本当に苦しかった」

心の底から叫びたいくらい苦しかった。

もし、それぞれ色々な苦しみをかかえているランナーさんがいたとしたなら、その苦しみからはいつか抜け出すことのできるチャンスは必ずやってくると信じてください。

時間はどのくらいかかるのか分かりません。

でも、こんな私だって抜け出せたんです。

苦しめば苦しむほど抜け出せたときの喜びは大きくなる、そう信じてください。



今日は私、祝杯をあげます。

お祝いです、快気祝いです。

涙がこぼれるほど、腹の奥底から息を吐き出します。

今までためていたものをすべて吐き出します。

さあ、今夜は飲みますよ!


コメント (6)
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