「奥武蔵ウルトラマラソン」を
申し込んできました。
せめて、この時期ぐらいになればの
思いを込めてのエントリー。
今はこんな状態だって
時が絶対に解決してくれる。
それまでの我慢、我慢。
夏になれば、秋になれば、そして来年になれば・・・・・。
かつて明けない夜はなく、止まない雨もない、だから今は我慢、我慢、我慢なんです。
ご存知の通り、今年に入ってまさかの3戦連続の降雪による大会中止に見舞われ
今やかなりのモチベーションダウン。
それでも今シーズンがこれで終った訳ではなく、続く「鴻巣パンジーマラソン」、
「はるな梅マラソン」、「板橋Cityマラソン」へとつながっていくスケジュールのはずでした。
しかしながら残念ですが鴻巣は取りやめ決定。
はるな、板橋も微妙な状態となってしまいました。
それだけではなく、強いて言えば冬だけに限らず春先のレースまでも危うい状況。
かつてこれだけ走れなかった事が無かっただけに自分の心の中にぽっかりと
大きな穴が開いたようにも思えてきました。
しかしそうも言ってられない事情が余計に私を苦しめます。
そうなった理由とは、やはり今回の大雪が原因。
実は勤務先の工場のうちの何棟かが大雪の影響で倒壊してしまったのです。
今や4月の消費税率値上げに際しての駆け込み需要真っ只中において
操業の停止と言うのは会社自体の存続を左右しかねない重大事。
従業員総出で何とかこの難局を乗り切ろうと皆が必死で働いている時に
私だけマラソン大会だから・・・・などと言ってはいられません。
もちろん普段の仕事量以上の労働も強いられ残業時間も半端じゃない。
でも、収入源である会社がなくなってしまったらそれこそ一大事。
疲れただのきついだの言ってられないのが今の現状と言ったところなのです。
今は悔しいけどもう走るだけの余力ははっきり言ってありません。
そこへきて、母親の特養への入所準備。
これも思いのほかエネルギーを使っているようで、かなり心に疲れが溜まっているようです。
毎日、頭痛、倦怠、腹痛に襲われ、息苦しさや胸まで痛むようなこともしばしば。
寝つきも悪く、それでも休む事もできずに朝の暗いうちから日が沈んだ夜になるまで
ただひたすらに仕事と施設通いに追われる毎日なのです。
たぶん人生の中でも何度かピークがあるとしたら今がそのひとつのピーク。
あとひと踏ん張り、ここさえ乗り越えればあとはまた快適な稜線歩きに行き着くんだ。
もう少し、あともう少しだけ頑張ろうよ。
そう自分に言い聞かせ、この難局という名の山をトボトボと歩いています。
だからと言って完全に走るのを諦めたわけではありません。
びっくりするぐらい本当に走れません。
今やハーフすら走りきる力もないでしょう。
でも、やめませんよ、いくら疲れていたって。
一歩、一歩、前に歩みを進めれば
確実にゴールに近づくんです。
止まったらそれで終わり。
生きるってそれと同じことですよね。
だから走り続けますよ、私は。
いつまでも、いつまでも。