「運命」、なのでしょうか。
あ~あ、やっぱり
走らなけりゃ良かった・・・。
と言っても、もう後の祭りなのですが
「太田市新田お花畑マラソン」を
走ってからというもの
毎夜、息苦しさに悩まされるように
なってしまいました。
しかも、風邪でする咳とは明らかに違う弱々しい咳が止まらず
さすがに危機感を感じてしまい、シルバーだかなんだか言う世間様の
連休が終わった昨日、とうとう病院へ駆け込んでしまいました。
しかし私は、ご承知の通りの大の病院嫌いなんですね。
病院に行くなんて事は、整形外科を除けば4年に一度のオリンピックのよう。
又はうるう年に一度くらい。
更に言えばハレー彗星が地球に接近観測できるくらいの周期でしかなく、
自分的な考えで言えば、もうこれはこのまま放っておけば三日は持たないだろうと
言うくらいになったら初めて病院の事を考えれば良いやぐらいしか考えておらず
そういう観点から見れば今回の受診はあと三日後にはヤバイ状態に
なってしまうだろうと判断したわけ、でもないんですけどね(笑)
その検査結果を
先に言ってしまえば
「喘息」。
またそれに加え、
「肺に一部拡張が見られる」
との事。
そのことによる障害として呼吸ができないのではなく、息を吐く事ができず
息苦しさを感じてしまうとの事。
また、肺活量も運動をしている割に少なく3000ccぐらいしかなく
看護師さんに「もっとすえませんか?」と、ダメだしをもらってしまいました。
しかし、その検査後「こんな状態で、今まで良く頑張りましたね」と、
その看護師さんに言われた時には、正直涙が出てしまいそうでしたよ。
「治療をしていけば、もっといいタイムが出ますよ」だなんて、さらに
私の心を揺さぶる言葉に声が裏返ってしまうのではないかと心配しながら
「ハイ!」と、答えるのが精一杯でした。ウルウル・・・。
また、以前から指摘されていた心肥大もレントゲンではその姿が
はっきり写されており、それでも心電図には異常といえるほどの数値は
確認されておらず、その部分だけは一安心といったところでした。
今回のこのような結果は
ある程度、予想はしていたのですね。
胸元からのヒューヒュー、ゼーゼー 音は
確認されませんが
どうも症状が喘息に似ていて
これはお花畑マラソンを
走ったからと言うものではなく、正確に言えば今年最初の大会である
「美里町万葉の里駅伝」を走った頃から感じてはいたのです。
そして、それを嫌というほど感じたのが「熊谷さくらマラソン」。
残り2~3kmの地点でしょうか、全く息が吸えなくなってしまい
死の淵をもがきながらゴールした、それ程に思えるほどの不調を
感じていたのでした。
それ以来、どうしても走り始めの息苦しさから開放されず、それでもいつかは
自然治癒で体調も戻ってくるだろうと思っていたのですが、心肺を使って走った
その日の夜は決まって苦しい思いをしてきたのも事実なのです。
しかし、今回の苦しさは以前のものとはレベルが違い、更には頭痛や
過度の疲労感、倦怠感まで引き起こしており尋常でないこの体調に
とうとう根負けしてしまったような感じだったのです。
大人になってからの喘息は
治りにくい・・・。
一般的にはそういわれているようですね。
私もいっぱいアレルギーを持っています。
花粉も、湿疹も、蕁麻疹も、
そしてとうとう喘息まで。
人はみな、背負うものは、そして背負ってきたものはいっぱいありますよね。
私もまたひとつ増えてしまったようです。
だけど、以前何かで聞いた話によれば
「神はその人が耐えられない試練は与えない」そうです。
確かに、どんなつらい過去を持った人間でもそこに存在している以上、
その困難に確実に打ち勝ってきた証拠でもあるんですよね。
「死んでしまいたい・・・」と、何度思ったか判らないくらいの人生を
過ごしてきた人だって、今まで生きてこれたのは
困難に打ち勝つ力があったという証明なんですよ。
私のこんな些細な
体の変調でこんな大げさな事を
書いていては笑われてしまいます。
それでも、どんな時でも
肝に命じているんですよ。
「かつて明けなかった夜はないし、
そして止まない雨もまたない」
生きている以上、人生の浮き沈みは当たり前。
今がどんなに沈んでいても、いつかきっと浮き上がる時がくる。
そう、その時を知らずに終わってたまるか!って。
今凹んでいる人、そしてこれから凹む予定のある人(笑)
頑張っていきましょうよ、ねっ