風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

それぞれの目指すモノ。

2022-02-26 06:13:06 | 日記・エッセイ・コラム
いくらコロナ過だって、いくら大会が開催されなくったって、走るひとは走る。

その証拠に、今年に入って我がランニングサークF・J・C(ふかやJog倶楽部)へのお問合せ・入会希望者さん、実に4名。

ビックリしますわなぁ。

こっちは走るのが面倒くさくなってきた、、、(笑)と言うのに。

でも、皆さん、熱い気持ちをお持ちで、そんな方たちとの会話を交わしていると、燃えカスも残っていないと思っていた気持ちに虫眼鏡で太陽光線を当てられるようにジワジワと白い煙が・・・。

そうだよね、腹黒いから虫眼鏡で焦点を合わせられちゃうと黒色に反応して焦げてきちゃうんだね、きっと、、、でも虫眼鏡では火が付くほどじゃないけどね。

おっと、話がずれちゃう。

そうじゃなくって、そうよ、あああ、、、走らなきゃねって思う訳よ。

ひとに誘いを掛けて置いて、自分はぬくぬくといこたつの中じゃ説得力に欠けますもんなぁ。

どんなにテコテコな無様な走りだって走ってないよりはマシか。

ああ、、、仕方ない、また走ろうかと思っているのにテレビの前のこたつから出られない。

もう、この寒さが悪いんじゃ!

寒いの大嫌い、、、でも、今日から暖かくなるって・・・ああ、やっぱり走らにゃならんな。



ある入会希望者さん。

長野マラソンでどうしてもサブ5を達成したいって。

休日の度に30kmをこえるロング走を行っていると。

凄いなぁ。

そんなに走れるのなら5時間ぐらい簡単に切れるんじゃないかと思うんだけど。

キロ7分で走れば4時間55分。

それに近いペースで練習を行っているというから、きっとレースでは途中で歩きが入るのでしょう。

要するに歩かなきゃ達成できちゃうんですよね~。

当り前ですが。

それじゃどうしたらいいのかと言いえば、歩かず走り切る練習をすればよい訳。

詳細は知りませんがね、ペースを崩さず30kmを走れる練習場所で行えば良いだけのこと。

一般道ではどうしても信号待ちや交差点とかあって立ち止まらなきゃいけないポイントが必ずあるでしょ。

だからそんな場所を避けるコースを選べばいい訳で、公園周回ならばトイレも水道もあるから一番適していると思う。

実際、過去にそうした練習を初めて行った方が、こりゃきついわ!とふうふう言っておりましたがな。

普段は一般道、、、休憩替わりの信号が助けてくれる訳ですよ。

記録更新を狙うのなら休憩なんかしていちゃダメよ。

今度の練習会でそのことをお伝えしましょうかね、サブ5の入会希望者さんにね。



おっと、その時に一緒に走れなきゃダメじゃん。

やっぱ、もっと練習しろよってことかい⁉

あああ、、、しょうがない、、、走りますよ、走りますとも。

大会には参加もしなきゃ、エントリーもしませんがね。

大会だけが走る楽しみじゃないし、、、貧乏ランナーの強がりかい⁉(笑)

さあてと、今日は20kmも走っておきますかね。

でも、ちょっと待てよ、、、キロ7分で30kmは付き合えないぞ、、、だって3時間30分も走るって、、、、(汗)

むしろ、すごいなあって感心しちゃう、そのスピードでフルだと5時間近くかかる訳で・・・。

その間、ずっと動き続けるって、スタミナの塊のようなひとじゃないか~!

この方、もしかしたらウルトラの方が合っている???

いやあ、なかなか興味深い出会いですなぁ。

まっ、練習会は来月中旬、、、それまでに何とか練習ができるよう練習しておきますか。

やれやれ、、、(笑)



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雑感

2022-02-19 06:19:46 | 日記・エッセイ・コラム
思わぬ時間に目が覚めてしまい、時間を持て余す。

深夜番組に楽しめるものはなく、久しぶりに撮りためていた番組を引っ張り出して観た。

「男はつらいよ 純情詩集」

言わずと知れた寅さん映画だ。

もう何度か観た作品だが、何度見ても涙をこらえることができない、寅さん映画のかなでも5本の指に入る名作だと思う。

マドンナは京マチ子。

昭和を代表する名優で、品の良い役がとても似合う美人女優だ。

95歳の天寿を全うし、2019年に亡くなったらしい。

「人間はなんで死ぬんでしょうね」

そんな名台詞。

もう後半は涙、涙のシーンばかり。

寅さんの肩を落とす姿、、、さくらとのラストシーン。

今の若いひとたちはこんな映画に感動することはもうないんじゃないかと。

CGや3D、臨場感と迫力、映像美と効果音。

何をとっても昭和の映画に上回るものはなくても、それでも心を震わす力はこの時代のものの方が圧倒的な力があると思う。

寅さん映画は”昭和最大の文化遺産”。

そこまで言ったら、(そりゃ大袈裟だよ)と笑われるだろうか。



昨日の夕刻、某隣町の公園に隣接する車工場の外周を走った。

距離は7kmちょうど。

キロ6分ちょっとのペース。

自分としてはもっと早いスピードで走っていたように感じていたが、今時のGPSは私のペース感覚の数十数数百倍精確だ。

走り終えた頃には陽も沈み、夜の闇に包まれていた。

こんな時間に走るのも、車のヘッドライトを点灯して帰宅するのも実に久しぶりだ。

以前は車を走らせ仕事に向かうのは夜中であって、夜が明けた早朝に帰宅というパターンが殆ど。

で、走るのは早朝か、ひと眠りした昼間という太陽の下でのランニング時間だった。

しかし、今の仕事は日中であって、どうしても走るのなら就業時間の終わる夕刻となる。

そんな時間から走るのは正直辛い。

よほど心に決めたものがなければ、どうしてもハンドルは自宅に向かう道の方向に切ってしまう。

それだけ走る事に対して気力を失っているのか、それとも自分の気持ちを引き付ける魅力が欠けたのか。

当然、走る機会の少なくなったからだは正直で、体重はかなりの増量を余儀なくされ、そして心肺の衰えは目に余るものがある。

寅さん映画じゃないが、「人間はなんで死ぬんでしょね」は、こうした衰えの中から生命エネルギーをひと握りづつ奪い取られ、そうして消えていく。

もし、人間に車のような燃料計のような生命の残量計が装着されていたなら、残量少なく警告灯が点灯した時点で、自分はどんな思考をい抱き、どんな行動に移すのかふっと考えてしまう。

命の終わる最後の時に食べたいものは?

なんて時に聞く問い掛けだが、”何も食べない、痩せたいから”と答えるひとを見たことがない。

もちろん自分もそうだ。

走ることよりも、痩せることよりも、健康になることよりも食べることの方が、本当は重要だし押えられない欲求なのだ。

それでも生涯走りたいと二十数年、、、なんて不思議な行動なことか。
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貧乏ランナー参上(惨状)

2022-02-12 05:35:03 | 日記・エッセイ・コラム
ああ、やっぱりなぁ。

そんな北京冬季オリンピックだよね。

もう、東京オリンピックが閉幕するその時からIOCの某会長と中国との怪しい関係が噂されていたもんね。

そこへもってきて、中国のテニス選手を巻き込んだ国の中枢を担う権力者とのスキャンダル。

その火消しに躍起になったIOC会長。

どう見ても怪しい、、、そして、今回の大会の疑惑。

色々な協議で、なんで~!、、、ウソだろう!、、、ばっかじゃないの!、みたいな判定の数々。

そこには何らかの力がどこかか加えられているような匂いが感じられて・・・どうよ、この裁定、、、あり得ん!という非難ゴウゴウのSNS書き込みの山。

国のイメージを盛るための大会に真に純粋なアスリートがその餌食になるなんて考えられん。

口の悪いお方の言葉では、「〇国のための運動会」なんていわれたりして。

それだけならまだしも、ドーピングで国の代表ではなく、オリンピック員会の代表として参加している、某国。

そのフィギヤ選手のドーピングがまたもや取り出されているし。

トップを取るためなら年端も行かない少女を薬物まで使って造り出す体制はいまもかわってないみたい。

これじゃあまりに選手がかわいそうだよ。

こんな大会を観て、今の子供たちがオリンピックを目指して頑張るなんて事がなくなっちゃうんじゃないかと、本気で心配になっちゃうよ。

いくら頑張っても審査員、競技員、審判によって無しにされちゃうんだから。

くじに当たったら、それは偽物ですから無効です、、、そう言われたような、、、違うか。

昔のインチキおじさんのくじ引き、お祭りの型抜きみたいにナンクセつけて”これじゃあげられないなあ”それと同じじゃん。

お金、権力、見栄、もうダメだね、これじゃ。

アスリートが純粋に競い合う、、、平和の祭典、そうあって欲しいよ、夢の舞台、オリンピックはさ。



いやあ、不透明なのはオリンピックだけじゃない。

大会開催をぶち上げて、「コロナの感染拡大により中止にします」と、平気でみんなの努力を無にする大会。

運が悪い、、、その一言で片づけて良いのかい!?って、本当に思っちゃう。

そりゃ大会、走りたいもん。

だけど、どう見ても開催は無理でしょう。

だって、その度にまん延防止法が発令されて、飲食店なんて青色吐息。

休業どころか廃業にまで追い込まれて、バタバタとシャッターが閉ざされていく飲食店街や観光地の宿泊施設。

その中を笑いながら走れないでしょ。

例え大会が開催されても気分は最低。

感染を怖がりながらじゃ晴れ晴れとした気持ちで走れないよ。

例えば草津温泉熱湯マラソンや湯沢秋桜マラソンのように、温泉街を走っていて女将さんや仲居さんの応援を受けて走る大会。

楽しかったよね~。

今はそんな旅館やホテルがどんな状況になっているのか、、、と、もし開催されるなら少しでもお役に立てるなら参加して盛り上げたい。

でも、そうして協力しようと思っていてもこちらのお財布もスカスカじゃどうにもならん。

ああ、、、マラソン大会なんて遠い昔に観た夢、マボロシ~!(笑)

まだ走ってなかった、必ず走ろうと思っていた北海道マラソン。

そのために残してある元会社からもらった永年勤続賞のクーポン券、、、使えるのかしら。

最終の仕事を辞めてから、最後の集大成で走ろうと思っていたホノルルマラソン、、、もう時間が・・・。

ここまで頑張ってきたのに、なんでこのタイミングで・・・冗談じゃないよな。



もういいや、、、、最近、そう思い始めてきた。

大会への参加費も高騰しているし、収入はどんどん減ってるし。

稀に開催される大会だって、多くのランナーさんが集中してクリック合戦。

だったら、別に大会を走らなくっても自分で好きな場所を好きな距離だけ走っていれば、それでもう満足よ。

大会にバリバリ参加していた頃はやっぱ時計が気になって、それだけのために周回する公園で一周何分何十秒で走れた、そればっかりを追っていたけど、今は信号機での休憩が無いと走れん!(笑)

風景が変わらない場所には行きたくない。

もう完全に自由人!(笑)

あちこちのハイキングコースやら街並み、名勝地を調べてはその周辺を走る。

それも楽しいから、、、走っていて、走れる足があって良かった~って思うんだよね。

ハーフの大会に6,7000円も出すのならもっと楽しい場所に行くよ、私は。

そんな大会を走ったら一ヶ月分のお小遣いが終っちゃう、、、悲しい、、、(笑)

生活困窮者よろし、、、大会費困窮者ですから、ワタクシは。

走るって、それが本来の姿かも知れないね。

そもそも、~大会を走るために走り始めたんじゃない~♪(安室ちゃん風に、笑)
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