風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

ままならないから、また楽しいのか・・・。複雑なり、マラソン生活

2011-06-28 14:51:25 | 日記・エッセイ・コラム

2011_06190031 いきなりの話だが、

今年は平坦なコースで

一発狙ってやろうかと、

久しぶりに「つくばマラソン」を

エントリーしようと思っていた。

が、なんとたった一日で

定員に達し、

早々に締め切られたそうだ。

何か馬鹿げている、ではないか。

数年前までは締め切りギリギリまで待って、自分の状態を確認してから

申し込んでも、決してはねつけられるような事はなかった。

むしろ、「河口湖マラソン」などはレース当日にまで受付を許していたくらい。

7月にもならないうちに11月下旬のレースを申し込まなくてはならないなんて

どう考えても腑に落ちない。

2011_06190027 怪我や冠婚葬祭、

諸事情によりその当日に

走れなくなることなど

充分ありえることではないか。

しかしそうしたいかなる事情にも、

申し込んだレースは

どれ程早い段階で

欠場が決まったとしても、

決して返金される事はない。

如何わしい商法のそんな商品にだまされ、キャンセルをと思えば今の時代、

クーリングオフと言う制度で消費者は何とか保護されると言うのに、

この世界にはそんな制度も通用しない。

せめて、申し込み開始時期をもう少し開催日に近づけるような配慮は

成されないものだろうか。

少ない小遣いの中で走る貧乏ランナーにとって、

昨今の参加費は決して軽い出費ではなのだから。

2011_06190007 そういえば、

もう一週間ほど前になるのだが、

二十四節気でいう夏至を迎えた。

夏至とは一年で

一番昼間の長い日。

そして一年で一番短い影を

見る事のできる日だとか。

なるほど、

太陽が一番高い位置にあるのだから、そういうことも確かにいえる。

これはあるラジオ番組から流れてきた台詞で、なかなか上手い事を言うなと

心底関心してしまった。

一年で一番短い影・・・。

言い換えれば(?)、一番濃い影・・・。

“影が薄い”と言う言葉をひっくり返しても“濃い影”とは言わないだろうが、

もしそういう意味合いの言葉があるとしたら、私の一番濃い影を映し出す

時間とは、やはり走っている時なのだろうかと。

私にだってその時のその時間が楽しいと感じる事は他にもたくさんある。

だが、無条件に楽しいと感じ、それ以外の雑念を全て捨て去る事の

できる時間なんて、そうそうあるものではない。

2011_06190003 今の季節、

馬鹿みたいな高温に見舞われ、

しかも農作業や雑用に追われ

なかなかシューズを履く事も

ままならない毎日と言うのが実情だが、

気温はともかくとして、

早く事を片付け、

早朝の爽やかな風の中を

走り抜けたいと思うと同時に、なんの心配もなくレースの朝を迎えられぬものかと

複雑な心境で自分の影を見つめる朝のひと時だった。

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雨空より鬱陶しい・・・季節となりました。

2011-06-17 11:39:40 | 日記・エッセイ・コラム

2011_06130001_2 「雨」の季節、「梅雨(つゆ)」

その「梅雨」の語源を調べてみたのだが

不明確な部分が多く

これと言った正確な説はないのだとか・・・。

昔、中国ではこの季節の事を

「黴雨(カビの生える時期の雨)」と

伝えているらしい。

それが江戸の時代に伝わるのだが

いかにも“カビの生える・・・”では言葉として美しくなく

ならば梅の実が熟れる頃の雨とし、「梅雨」としたそうだ。

では何故「梅雨(つゆ)」と読ませるのか、それは「露」から

そう呼ぶようになったらしいのだが、そこにはいかにも日本人らしい

奥ゆかしい詩の世界を感じとれる。

2011_06130006 話は変わるのだが

ここ暫くこのような書式で

続けてきたこのブログ。

考えるところがあり、

また以前のような

チャラけた部分も時には

出そうかと思っている。

チャラけた部分とは

実は私の素の部分であり、飾りつけない本質の部分でもある。

他の場ではそのような事も書いているのだが、私のメインであるこのブログで

本当の自分を包み隠すのは、やはり良くないと。

と、言う事で・・・。

2011_06160020 我が家の猫のかいちゃん、

少々、ノイローゼ気味です。

外に出せとせがんでは

短時間で今度は家に入れろと、とか。

ご飯は高級缶詰じゃなきゃ嫌だ、とか。

人の足元から離れん!とか。

夜中に騒いでは迷惑千万、

いったいどうしたやったの?

元々、我が強いかいちゃんだったけど、この頃、余りにわがままが過ぎるよ。

いくら猫には優しいおっさんでも、仕舞いにゃ怒るよ!

でもでも、分かります、かいちゃんの気持ち。

だって・・・

2011_06170004 ママになっちゃった~!

しかも四つ子のママに。。。

チャトラの男の子が2匹。

三毛の女の子が2匹。

もう、ママのおっぱいに

ぶら下がっているこの子達の

姿を見ると、ママのストレスは

想像を絶します。

しかし、待てよ、かいちゃん。

お前は自分が生まれてまだ最初のお誕生日を迎えてないよなぁ。

ぎゃ~、なんという早熟な・・・。

お前~、火遊びが過ぎるんじゃ、ボケ!

2011_06170012_2 2011_06160019_2

今度、

金ぱち先生に頼んで

「愛の授業」をしてもらうぞ!

しかし、実はこれはうちの

奥様の陰謀なのです。

「早く避妊手術しないとやばいぞ」との私の忠告を無視しやがった。

かいちゃんが私の後ばかり追うものだから、自分専用の猫が欲しいって・・・。

だからと言って、この4匹の子、どうするつもりなんじゃ!

「里親を探さなくっちゃ」とか、言いながら全くそんな気配を見せてないもん。

こりゃ、我が家は完全に猫に占領されちゃうね。

2011_06170010 私の安眠は

またもや遠いお空に

飛んで行っちゃいそうです。

だって、もう既に夜中になると

小ニャンたちが

あっちでゴソゴソ、

こっちでガサガサ、

向こうでニャンと鳴けば、ここでニャンと、、、

全くうるさいったらありゃしない。

そりゃ、ヤンママの、いやニャンママのかいちゃんも

寝不足になっちゃいますワナ。

まだまだ人前にはあまり出てこない小ニャン達。

この子達が本格的に暴れだすようになったら・・・う~ん、ジ・ゴ・ク・・・!

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「日本陸上競技選手権」を観戦してきました。燃えた3日間、ここだけでは書ききれませ~ん

2011-06-13 09:43:15 | スポーツ

2011_06110018 「日本陸上競技選手権」が

ここ熊谷スポーツ文化公園で開催された。

もちろん、スポーツ観戦が好きな私としては

この開催の3日間は絶対に

欠かせない日となる。

トラック競技はもちろんのこと

フィールド種目にも

今や世界を代表する選手も

こぞって参加をする今大会だ。

天気は3日間とも曇天で、日本一暑いこの熊谷では選手達にとっては

むしろラッキーだったのかもしれない。

が、気温が29℃ほど上がる日中に持久系の競技の選手には

少々気の毒だったかもしれない。

競技初日、トラックでの10000m決勝や短距離の予選などで

既に私はヒートアップ。

3日間、全ての競技をこの目で見てやろうと心に決めていた。

2011_06120005 この大会には競技開始前に

子供達への陸上教室なども

開催されていて

一流選手が講師となり

子供達にその楽しさや

トレーニング方法などを

教えていたりと

協会のそんな好感の持てる

一面を見せていてくれていた。

講師となっていた選手もとても楽しそうで、それを観客席で見ていた私たちも

実に微笑ましく、それでいて役に立つ内容に興味深々。

さて、競技の内容、結果等は某国営放送にてご存知の通りだと思うのだが、

カメラには写らなかった感動の場面も見ることができた。

2011_06110025 と言うのは、

優勝が決まったその時に

子供達が選手にぬいぐるみを

手渡すのだが

多くの選手はそのままの姿勢で握手、

そして肩を抱えて写真撮影。

それはそれで凄く爽やかで

好感の持てる場面であるが、

ある棒高跳びの優勝者は

膝を付き、子供と視線を同じにして、そのまま膝をついての姿勢で

写真に応じていた。

この姿は、超有名選手の違った一面を見せていてくれていた。

ちょっと近寄りがたく、他の者を排除しようとする競技中の雰囲気は全くなく、

優しく包まれて写真を共にした子供にとっては

最高の思い出になった事に違いない。

私と同じ苗字の選手だっただけにそんな場面を見せてくれ、

ホントに心から嬉しかった。

また、女子5000mの優勝者は原因不明の病魔に襲われ

北京オリンピックを泣く泣く諦めていた選手。

群馬県高崎市出身であの仙台育英高で活躍し将来を

有望視されていた選手なのだが、そんな事情で暫くその雄姿を

見ることができなかった選手だ。

110612_ath_kinukawa_300_2 (写真はスポーツナビより拝借しました。)

レース後のコメントに、このような状態で

腐っていた自分を心から励まし

激励をしてくれていたコーチや周囲の人々に感謝をしたい。

と、語っていた。

まさにそうだろう。

普通の選手なら、歩くこともままならない状態で、原因も治療法も

不明確な病魔。

その時点で、全てを諦めていてもなんら不思議ではない。

そんな状態から日本一になり、世界選手権への切符を手に入れたのだ。

インタビューの時の目元に光るものがその苦労を物語っていた。

どの選手もみんな人には言えないほどの苦労や努力をしている事は

私が言うまでもないこと。

110612_oth_fukushima300 (写真はスポーツナビから拝借しました)

だが、その先の一歩を踏み出したものが

好成績を挙げている様に思えた。

並大抵な努力じゃない事は当たり前の世界。

そこに甘えとか妥協とかは有り得ないものだと思う。

日本一を目指すどころか、世界を相手にするという事は

そういうことなのだろう。

が、素人が無責任に「頑張れ」というのも選手達にとっては

酷なお話なのだが・・・。

Takahashi_m1_000 (写真はスポーツナビから拝借しました)

しかしそんな中、敢えて言うなら今回は不調だったのか、

いつもの切れ味もなく平凡な記録に終ってしまった、

地元埼玉県出身のスプリンターには

もう一度女王のライバルとしてその地位を脅かし、

そして世界に羽ばたく選手になってなっていただきたいのだ。

地元選手には特別なそうした想いが強くなる。

それと、怪我で今回を欠場した私の大好きな長距離選手。

再び笑顔の爆走娘のあの走りを世界の舞台で見せて欲しいものだ。

そうそう、女子5000mの優勝者が後のコメントでこうも言っていた。

「先輩のワンジルさんに喜びの報告をしたい。

でもワンジルさんはマラソンじゃなければダメだと言うでしょうね。」と。

不幸にも事故で命を落とした金メダリストワンジル選手の冥福を祈ると共に、

マラソン界にヒロインの誕生を予感させてくれていた。

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「神は・・・」

2011-06-07 15:46:26 | 日記・エッセイ・コラム

2011_06060028 「神は乗り越えられる試練しか与えない」

最近、良く耳にする言葉だ。

しかし、神は私に対して

買いかぶっているようで、

もうギリギリのところの生活が

長い間続いている。

このままの状態が続くのであれば・・・、

そしてこれ以上の試練が訪れたなら・・・、

私は崩壊してしまうかも知れない。

とは、少し大げさなのかもしれないが、苦しい毎日であることに間違いはない。

地域での役員の仕事にしろ、介護の事にしろ、仕事の事にしろ、

ひとつ間違えれば、どん底まで落ちる危険性のある綱渡り状態。

しかし元来、その場にならないと真剣に物事を考えぬ、おかしな性格な自分。

危険な状態であることを認識しているにもかかわらず、

矛盾している言い方だが、それ程の危機感は感じていない。

2011_06010012 昔からそうである。

大事な事は後回しにするくせに

変な強迫観念にかられ、

どうでもいいことに焦る。

全く困ったものだ。

さて、昨今話題となっている

企業の使用電力の問題。

わが社は自動車関連故、

木・金曜日を休日とするらしい。

さあ、困った・・・。

今の状態のまま、事が進めば私の有給休暇は全て地域のイベントに

全てを費やして終ってしまうだろう。

しかもその日以外にだって、やらねばならぬ用事はいくらでも沸いて出てくるのだ。

最悪なのは、うちの奥方の会社は住宅設備関連企業で、

震災以降、特需で大変な事になっているらしい。

そこにもってきて、やはり電力の関係で月・火曜日を休日にするらしい。

今まで通りの土・日曜日休みの子供達と、全く休みがあわなくなってしまう。

ここで愚痴を言うのならば、企業の電力使用はそのピーク時に

有効な策かもしれないが、各家庭において家族が同じ日に休む今までと、

分散してしまう休みとでは、電力消費に大きな差が出るのではないかと思う。

テレビは何人で見ても同じ消費電力であるのだから。。。

2011_06010020_2 さあ、どうしよう・・・。

9月いっぱいこのような

計画で行くらしいので、

先ずは毎年8月に走っていた

「赤城大沼・白樺マラソン」は

早々に諦めた。

地元チームの

出場必須の大会だけに、

残念でならない。

また、今年こそ奥方と多くの山に向かおうと思っていたのだが

今年もこんな状態ではまたもや無理か・・・。

それでも計画が終る秋口にはいくつか登る事ができれば、

と思っているのだが、さて、どうなることやら・・・。

全くもって、本当に神も仏もない・・・、とはこの事をいうのか。

せめての救いは、今現在介護度4となった母親には毎日、

昼間の1時間~1時間半ほどヘルパーさんのお世話になる事ができている事。

その分だけ私達への負担は減ったのだが、経済的な部分で言えば逆に

母親の頂く年金だけでは到底まかないきれない額となってしまった。

施設への入所を潜在的な精神行動で拒否する母親。

また周りが望んだとしても、受け入れ先に空きがなければ同じ事であり、

そんな介護の現実をまざまざと見せ付けられているのだが、

もしこれが独り暮らしのご老人や、年金暮らしの家庭などであったら

更には、今回のように震災にあわれて、不幸にも酷い状況に陥ってしまったら

いったいどうするのかと溜息も出なくなるほど心配にもなってしまう。

2011_06010004 私だって、そう遠くはない

老後でもあるのだから。

そして何時遭遇しても

おかしくない自然の猛威。

もしそういう境遇に陥ったとしても

それが本当に人間に

「乗り越えられる試練」

なのだろうか。

あるいは、もしかしたらこれが神の領域を超えた人間に対する

「神からの警告」であるのかも知れない・・・。

しかしそんなことを知る良しもない私達は、「明日こそ・・・」と、

思いながら生きていくしか仕方がないのだろう。

「乗り越えられる試練」、それはエベレストの如き、はるかに高い山脈である。

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