風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

白い息。

2024-01-17 05:27:52 | マラソン
毎年恒例の走り初め。

「本庄元旦マラソン」を新春マラソンと位置付け、その後の1月の2レースをエントリー。

その3レースを”新春マラソン3部作”と勝手に銘打ちました。

その第二段でもある「白岡新春マラソン5kmの部」を走ってきました。

前日の夕刻、真っ黒い雲が垂れ込め、何やら白いものがチラホラと。

わずかな時間で止んだ、その白いものが埼玉県白岡市では地面を真っ白に染め上げたようです。

会場、スタート位置になる運動公園芝陸上トラック内の生広場は積もった雪で真っ白。

着替えや荷物置き場となるトラック回りも降雪で使えず、寒い中をウロウロと。

仕方なく、少し離れた駐車場の車の中で着替え、スタート時間まで待機することに。



いやあ、考えてみればこの大会、何年ぶりだろう。

そもそも、コロナの影響で4年ぶりの開催ということですがね。

”復活しました”とのお誘いのお手紙をいただきまして、それでは参加しましょうかと、この日に至った訳です。

まだ私が走り始めた頃、とにかくレースが走りたくって、なりふり構わず片っ端からレースに参加していた頃。

10㎞の部で初めて40分を切った思い出の大会でもあるのです。

もう20年近い昔の思い出ですが、その時も寒かったことを今でも忘れることができないでおります。



さて、それ以上に5kmを走るのも何年、十何年ぶりでしょうか。

そもそも練習嫌いな自分が、練習もせずに心肺を強烈に酷使するスピードレース。

あまりにも無茶だなと自分でも思いましたわ。

ただ最近、ハーフを走っても心肺や足に余力があっても、どうしてもスピードが出ない。

これはただ単にスピード練習の欠如じゃないかと勝手に解釈。

それなら一発短い距離のレースを本気で走ってみようと決意したのです。

エントリーしちゃえばいくら練習嫌いな自分でもその気になるだろうと、、、自分で自分を追い詰めてみた。

が、結果は同じ。

大した練習もせず、高を括ってスタート。

まあ、これが苦しいのなんのって!

”孫かよ”と思えるような中学生と競うも最後の1kmでおいて行かれ、ヘロヘロのゴール。

タイムは衝撃的な22分07秒。

完走書による公式記録は22分11秒。

愕然としましたわ。

いくら遅くとも21分ぐらいで走れるだろうと、、、あわよくば20分前半と目論んでいたのに、、、ここまで老いぼれましたか(笑)

それでも順位となると10位。

老人60歳以上には順位、優しくしてくれますな、、、総合では97位なのに。

そう言えば、かなり高齢だろうと思われるランナーさん、十数メートル前に数名いましたわ。

あのひとたちの前にいたなら入賞だったのかもね。

この根性無しめが!と、、、情けない思いをした訳ですよ。



まあ、言い訳をするのならその週の前半、仕事でわき腹を痛め、その上に前から感じていた坐骨神経痛。

レース前々日には殆ど痛みで動けず、参加どころか絶対安静状態。

土曜日の午後にやっと動けるようになり、当日は湿布を腰周辺に4枚張りまくり、ロキソニンでドーピング。

こんなことまでやって走る意味あるのかと思ったのは言うまでもありません。

でも、長年培った走るんだという習性は、痛みによって止められることはありません。

性と言うか、性格と言うか、バカと言うか、まったく困ったものです。

そのくせ、もっと頑張ったらご褒美がたんまりもらえたのにと、後悔する。

後悔するのならそもそもエントリーしちゃった事を悔やみなさいと(笑)

で、三部作の最終レースは来週末の「杉戸新春マラソン」

まだ腰の状態が・・・酷いです。

むしろ、そっちの方のエントリーをものすごく後悔しているんですがね。

きっと走るんでしょう、、、バカですねえ~。
コメント (2)
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笑っている場合ですか?

2024-01-03 05:11:13 | 日記・エッセイ・コラム


年が明けました。

お決まりの言葉、今年は使いません。

北陸地方を襲った大地震。

多くの方が命を落とし、数え切れないほどの家屋が倒壊しました。

被災された方々に対して心よりお見舞い申し上げたいと思います。

しかし驚いたのは、それにも関わらず日本はお正月のままだでいうこと。

日が変り明るくなり、被害の状況が刻々と明らかになる中、それでもTVでは訳も分からないふざけた番組を垂れ流し続けていたのです。

阪神淡路大震災、東日本大震災、他にも大きな災害が起こる度に心が痛み、日本の国民は鎮魂の中にいたように思います。

番組編成上仕方のないことだとは思いますが、北陸の惨状を鑑みた番組に組み替えることはできないものなのでしょうか。

もし、その様な番組を被災された方々が観たら、”見捨てられた”と、思わないでしょうか。

何も悲惨な災害地の画像をだけを見せていればいいというのではありません。

でも、せめて、はしゃいでる、叫んでいるだけで何を言っているのか分からないような芸人の番組だけは勘弁してもらいたい、そう思うのです。

もちろん、私だけの感想ですから、それが一般的な感情だとも思っていません。

ただ、テレビのスイッチを切りたくなるような、被災者感情を無視したような番組、それはどうなのでしょうか。

大震災に見舞われるたびに「がんばろう日本」と叫ばれていたのに、団結しようって、みんながいるよって励まし合っていた気運。

お正月ってそんなものまで消し去ってしまうほど浮かれていて良いものなのか、考えてしまいました。

くだらない番組は観ない、それで良いとは思いますが、何か釈然としません。

2024年、なんとも複雑な心境のはじまりでした。



多くのひとが神に仏に幸せを祈ったはずの元旦の日です。

自然はそんな事情など一切受け付けず、荒れ狂い人々を苦しめ続けているのです。

本当に無情です。

良いのですか、このままで・・・。

生命が誕生し、その生命が恐竜へと進化しました。

しかし、やがてその恐竜の世界が滅びました。

人間の世界も恐竜と同じ運命をたどるのでしょうか。

馬鹿笑いしていられるのも今のうち。

自然が、地球が、危ない。

そんなメッセージをポツポツと発しているようで気が気ではありません。

どうにかしろと言ってもこれは地球的規模。

やがて、この地球は生物の生息が不可能な星になってしまうかも知れません。

去年より今年。

今年より来年、、、それはどんどんスピードを上げて近づいているように思えて仕方ありません。

恐らく10年も経ったらこの場所が、この日本がどうなっているのか予想もつきません。

大袈裟ではありません。

”映画じゃないんだから、そんなことにはならないよ”

は、もう通用しないように思います。

正月気分ではいられない、そんな年明けです。
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