風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

北風強く・・・。

2019-03-25 03:40:33 | 日記・エッセイ・コラム
友人、仲間を失い、たったひとりで迎えた「熊谷さくらマラソン」が昨日行われました。

前日から真冬の様な寒さがこの日もすっかり残ってしまい、まるで私の心の中を表しているかのような天候となっていました。

暖かい陽は出ているものの、北西からの風は思いのほか、私の行く手を苦しめます。

「もう、いい加減にしろよ!」と、風に向かって叫んだところで、その風が気を利かせるはずもなく、強烈に私に襲い掛かってきました。

でも、この日は仮装ラン。

しかも、今年は顔を出しての仮装だけに、笑顔を絶やすこともできず、ただただ我慢のハーフマラソンになってしまいました。



そう言えば、今年の初戦なのですよね、この熊谷さくらマラソンが。

今までならば、もう3~4本は走っていてもおかしくない時期なのに、どうも気持ちがマラソンというイベントに向きません。

燃え尽きた、とは思っていませんが、嫌な部分ばかり見せられてしまい、どうも私自身の気持ちの整理が必要なようです。

何をどうしたら良いのか、、、どうすべきなのか、、、今の私には分りません。

”生涯ランナー”でいるということの難しさを思い知らされたようです。

と、下ばかり見ていたら、目の前にある障害物にぶつかってしまいます。

ちゃんと前を見て、足元を確認しながら前に進むことが大切。

その目の前にあるのが、「奥武蔵ウルトラマラソン」ですよね。

何故か、この大会だけは楽しみにできる今の私の唯一の大会です。

その為に、これから時間の許す限り、長い距離を走れるからだにしていこうと思っています。

ただ、その大会が終わってしまったら・・・何が残るのか、その心配はあります。

考えたくはありませんが、”敗北した人間の末路”そんな気持ちになりかねません。

何だか私の春はまだまだ遠い、、、いや桜は蕾のまま咲くことなくぽとりと落ちてしまうかもしれません。

ひかりを見たい・・・。

私に次の仮装ラン、、、あるのでしょうか。

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新生

2019-03-20 04:45:49 | 童話
2月、、、そして3月。

実に色々なことがありました。

就活、、、、そして就職、、、更に、、、、(涙)

いや、就職で泣いたわけではありません。

心を病むってこういうモノなのでしょね。

毎朝、目を覚ますたびに襲われる吐き気、耳鳴り、そしてけだるさ。

いつまでたっても気持ちが軽くなることがありませんでした。

その原因、、、、とは。

「FukayaLife-neo」

それは私が立ち上げ、しっかりと成長を成し遂げていたランニングチーム。

ところが、あろうことか破たんを招く悪魔が陰に潜んでいたのです。

その悪魔は鋭い切り口で私を攻撃。

身に覚えのない事や、非難する言葉は容赦なく私を痛めつけました。

目に見えない恐怖心、、、そして、チームへの影響も・・・考えられ、。

私は自分の事はともかく、チームのメンバーさんへの影響を考え、自分が矢面に立ってその攻撃から私の命ともいえるこのランニングチームを守ろうと決心しました。

一度、すべてを持ちだし、このチームから離れることが私のチームを守る唯一の手段。

その事をチームには知らせず、私は退会することに至ったのです。

もちろん、メンバーさんからは不信感を抱かれ、私は孤立。

こんな疎外感は生まれて初めて感じたものです。

しかし、これが最良の道と決意した以上、理由も述べずに貫き通すのが代表としての役割。

そうして、私は私のチームを守っているつもりでいました。

そうして、数十日。

もうほとぼりも覚めたころかと、私はもう一度チームに戻らせていただきたい旨を告白。

そうして迎えた飲み会の席で、私は頭を下げ一連の騒動に決着を付けようとしました。

そしてみなの承認をうけ、再び「FukayaLife-neo」の代表へと復帰、、、したかに思えていたのですが、、あるメンバーさんからNO!の厳しい判決を下されてしまったのです。

いくら酒に酔った席の事とは言え、本心とはそんな時に出るモノ。

私はチームに戻る条件としてすべての人の承認を受けてこそ、その場に復帰できる、、、、もし反対者がおられれば私はチームを今度こそは本気で去る旨を伝えていました。

その事を踏まえてのNO!の宣告だったと理解しました。

要するに、私は自分のチームに前面に立って敵から必死に守ろうとしていたのに、身内からいとも簡単に足元をすくわれてしまったのです。

こんなことって・・・。

仕方ありません。

私はもうこのチームを去るしかないのです。

完全に力を失いました。

走る気力も、意欲も全く感じなくなってしまったのです。

色々考えました、、、すごく考えました。

食事もまともにできないほど・・・。

でも、自分は間違っていない、、、守るべきことはちゃんと守ってきた、、、きっと今も存在する「FukayaLife-neo」はその証拠。

ならば、自分がそこまで落ち込む必要はないわけです。

起こってしまった出来事はもう取り返すことはできません。

「FukayaLife-neo」はもう私のものではないのです。

ならば、またひとり出直せば良いだけの事。

そうして私は「ふかやジョギング倶楽部」という、たったひとりだけのランニングチームを立ち上げました。

この先、私のランニング生命がどのくらいのこされているのか全く知る由もありません。

が、私はその残された時間をこの「ふかやジョギング倶楽部」へ全身全霊、力の限り尽くしていこうと思っています。

そう決めてから、私の中に残っていた「FukayaLife-neo」にはもう未練は、、、ない、、、と言ったら嘘になります。

自分で産んだ、自分で育てたチームが「Fukayalife-neo」なのです。

でも人も動物も必ず親離れ、子離れの時期が必ずやってくるのです。

今がその時期。

私は成長した「FukayaLife-neo」を見送ります。

もっと、もっと大きくなる「FukayaLife-neo」の後ろ姿をずっと見守っています。

頑張れ、Fukayalife-neo」!

私だって負けてはいませんから。

「FukayaLife-neo」の数倍良いチームを作り上げて見せます。




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再出発!

2019-03-07 07:10:15 | 日記・エッセイ・コラム
「再出発!」

きっとこのタイトルでもう何度も書いているんだろうなぁ(笑)

でも、内容的には絶対に初めての「再出発!」なんですよ、今回は。

ハイ、ようやく決まりました、、、再就職。

こんな年齢の私を雇っていただけるだけでも嬉しいのに、ゆくゆくはその現場の責任者を、、、と。

おっと、最初からかなりハードルの高いお仕事内容、、、焦るわ~。

実はね、夜勤専門の工場勤務。



その時間帯には日本人は私だけとなるらしく、外国人の作業者を取りまとめ何か重大な事態が発生した時の対応をしてくださいと。

とは言われても、まったく今までに行っていない、見たこともない、そんな作業内容。

そりゃ、今から緊張しますわ。

ハイ、来週の火曜日から就労になります、、、めでたしめでたし。。。

でもね、きっとなんでまた夜勤なの?、、、しかも専門でというからだには随分きつそうな仕事を選んで・・。

(実はその前に2ヶ所の事業所から内定ももらっていました。)

それにはね、もちろん、時給の事もありますよ、生活もあるから。

それよりも時間が欲しかったの。

睡眠時間は要らないから活動できる時間が欲しかったんだ。

だって、せっかく立ち上げた「ふっか倶楽部~絆~」だもん。

仕事を始めると同時に活動自体に陰りが出てしまう、、、おなじ時間帯での活動となることは絶対に避けたいじゃない。

それだけ、熱意をもって取り組みたいのよ。

例えばさ、今回の就労が人生の中で最後の就職になるとしたら、「ふっか倶楽部~絆~」も最後の仕事になると思うのね。

自分の最後の時に、「ああ、よくやってきたなぁ」って、自分の最後の時に思い出したいんだよ。

そうして目をとじていきたいんだよね。

言わば、これも終活の一部、、、かな。

そんな「ふっか倶楽部~絆~」です。

今のうちに形にしておきたいっていうのも正直な話。

だって、仕事を始めたら(しばらくは昼間の勤務になるそうです)そうは関わってはいられないかも。

それではまず今は何をしたらよいのかと考えた末に、行政からそのヒントをいただこうと、市の「障がい福祉課」へ行って相談に乗ってもらおうかと出かけてきました。

ところが、行政ではその手のボランティア活動に関して一切斡旋はしていないと。

「社協」さんへ行ってください。こちらからも連絡を入れておきましたから」

「ああ、そうですか、分かりました。はい、ありがとうございます」

と、市のボランティア交流センターの中にある「深谷市社会福祉協議会」の事務局へ。



そこで走ることでできるボランティア活動の内容について本格的の相談に乗っていただきました。

この事務局にはそのような活動をしている団体さんの情報はなくは無く、そのような事(マラソン大会に参加するとか)をしようとする施設も聞いてはいないとのこと。

「でも、例えば支援学校ならば陸上部もあるし、授業で体育も盛んにおこなわれていますよ。そこでのお手伝いはいかがですか」と、支援学校のボランティア関係を担当している先生の連絡先を教えていただきました。

「こちらからも支援学校の方へ連絡を入れておきますね。」

ちょっ、ちょっとまって、、、小学生から高校生の子供たちと一緒に走るのは無理でしょう。

もうすぐ還暦を迎える自分にはいくらなんでも・・・。

でもさ、一緒に走るだけがお手伝いじゃないよね。

例えば競技会への送迎や、選手たちの出場までの用意とか、マネージャー的なお手伝いだってある訳だから。

まあ、今はとにかくひとりだし、何をするのにも大きな力になれない事ばかり。

先ずはそのような実践的な事よりも協力者を求めて行く方が先決なのかしら。

”三本の矢”とはよく言うけど、こりゃ本当だな。

その職員さんの話の中で、私の頭の中は脳みそがグルグルとフル回転。

まあ、ここは成り行きに任せて・・・ハイ、それが私の精一杯の対応でした。

とは言うものの、元来引っ込み思案な自分がそんな行政の場だとか、ボランティア活動の元締めみたいなところに行って、相談してくるなんて、自分の昔を知っている人ならびっくりするようなことばかりやっているんです。

これを”人間の成長”と言われたら、そりゃあ嬉しいですわ。

嬉しいけど、何で自分をそこまで追い込んでいくんだろうと、自分でもよく分からないし、不思議なんですよね。

そんな大それたことなんかできるはずもない、小さな人間なのに・・・。

何かに導かれている????

さて、そんな小さなおかしな人間にご褒美もあったんですよ。



「メンバーさんが集まったらこの様な物に加入してはいかがですか」

それはボランティア活動保険なる物。

ワンコイン程度で1年間厚い保証をしてくれる保険です。

その事自体よりも、私の活動をボランティアと承認してくださった、、、そう思えて。

ただの道楽ではなく、社会に貢献しているんだという実感をこの時に初めて味わったような気がする。

とは言え、まだ何も実践的な活動を行っているわけではなく、独りよがりの気恥ずかしさも一緒にいただいてきました。

まだまだ、本当にヨチヨチ歩き、、、いや、まだ生まれてもいないかもしれない「ふっか倶楽部~絆~」です。

新しい仕事は何か月間、研修が目的の日中の勤務になるようだけど、決して「ふっか倶楽部~絆~」の歩みは止めちゃいけない。

頑張りますからね。

仕事もボランティア活動も。


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たったひとりの船出です。

2019-03-06 07:49:11 | 日記・エッセイ・コラム
では、どんな道を歩き始めたのか。

そうです、明確な目的があるものこそが自分の進む道、、、だと信じています。

偽善? 

かっこつけ?

青臭い?

なんと言われても構いません。

ハードルが高すぎる、、、それはあるかも(笑)

それは、「からだにハンデをお持ちの方との交流を通して一緒に汗を流す」こと。

簡単にいえば、「伴走・伴歩」です。

あらゆる障がいをお持ちの方と、目指すは「マラソン大会に参加して、そして完走を目指す!」

この事は以前から心の中にあった物。

視覚障がい者さんとの伴走は講習会や練習会を通して何度か参加させていただいています。

だけど、それは他県や深谷市以外の市町村。

この深谷、自分の住むこの町ではまったくそのようなことを行っていません。

この深谷にだってきっと心の熱い方がきっといるはず。

他の町にあるものが、この町にはない。



それを私の夢として、どんなに小さいグループでもいい、、、理解者さん、協力者さんが現れないのなら私一人でもいい。

ともかく私は私の夢の為に歩きだす決心をしたのです。

そうは言うものの、やはりひとりでは心細く不安ばかり。

できれば、やはりお仲間さんが欲しい。

”三本の矢”ではないけど、私だけではきっと直ぐにぽっきり折れてしまうかもしれません。

そこで、こんなサイト、掲示板を利用して仲間を集ってみました。

スポーツやろうよ!

きっと、そう簡単にはひとは集まらないと思います。

だって、”普通に走る、走りたい人”を集ってもそう簡単には参加しては下さらなかったのが実情。

ましてや、かなり狭い世界での募集だけに、相当気長に待たねばチームと名乗る様なものにはならないと思います。

でも、きっと理解者さんは現れてくれると信じています。

ご存じですか?

「桐生堀マラソン」で、ハンデをもった子供たちが励まされ、とっても頑張っている姿。

それを支えているサポーターのランナーさん。

「かすみがうらマラソン」で、私よりももっと早く走る視覚障がい者さんを伴走しているランナーさん。

みんな私の憧れです。

そんな大会に参加した人ならばきっとその現場を目撃しているはず。

優しい笑顔、、、ハンデをもった方ももたない方もみんな一緒に楽しんでいる。



それを深谷の町、深谷のマラソン大会でどうしてそんな人たちを見ないの?(他の町からの参加はありますが)

私は目指します。

あの桐生堀マラソンの様な、、、かすみがうらマラソンの様な、、、。

その為に私のできる事、やるべき事は何か。

”理解する”

”知識を身に付ける”

目指す世界に行きつくまでには今まで以上の努力も頑張りも必要でしょう。

でも、私は諦めません。

ぶれたりはしません。

私は私の為に歩き始めます。



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歩きだしました。

2019-03-05 04:41:13 | マラソン
「FukayaLifeーneo」

私が立ち上げたランニングチームです。

お陰様で会員も増え、今では20名を超えるほどに。

更には未だ入会希望の方とのコンタクトもあり、とてもありがたいことだと思っています。

きっとこのまま続けていたならばBIGTEAMにまではいかなくとも、中堅のチームへと成長を遂げてくれるのではないかと思っていました。

隔週での練習会にも少しづつ参加人数が増え、飲み会を開催すれば何年か前の淋しい状態が嘘のように賑やかに開催することもできていました。

まさに順調そのもの。



何の不満も不安もなく、楽しいランニングライフを過ごすことができる、、、はずでした。

そう、はずだったのです。

しかし、マラソンの神様は意外と厳しく気まぐれで、ある時、予想もしていない出来事、事件、事故を言わば必然的に誘発させ、うぬぼれていた自らを省みさせる機会を与えて下さったようです。

ある、退会した元メンバーさんからいわれのない出来事で随分攻撃されました。

最低な人間だと罵声も浴びせられました。

いや、それは勘違いだ、でも私に本当の落ち度があるのなら、いくらでもあやまるとの申し入れも、まったく聞き入れてはくださいませんでした。

何処でどうくるってしまったのか、それとも第三者、第四者の何らかの目論見に私は完全にはめられたのかと、救われようのない重度の人間不信に陥ってしまったのです。

未だに真実は知るところではありません。

それを突き止める意味もありません。

(自暴自棄)

いったい私は今までの間、何をしていたんだろうと・・・。

人の憎しみをかうために何年も頑張ってきたんじゃない。

苦しむために犠牲も払ってでも耐えてきたんじゃない。

でも、それは予見できていたことじゃないか。

後悔の念と、情けなさと、自分の器の小ささと、悲しみと、苦しみと、絶望感。

私はこのままでは完全に崩壊してしまいます。

それどころか、もし、他の方にもあのような攻撃が行ってしまったら、もっと悲劇は深刻な状態になってしまいます。

私一人が憎まれているうちに、私はその場を離れることにより他のメンバーさんが守られるのなら、私はその憎しみをひとりでだいたままその場を離れよう、そう思ったのです。

この「FukayaLifeーneo」は私のすべてをかけて作り上げてきたチームです。

こんなことで失くせません。



私にはもう何もなくなっても、作り上げた「FukayaLifeーneo]だけが残ればそれで良いじゃないか。

今でもこのことを書いていると腕が、指が震えてきます。

ずいぶん体調もくるってしまいました。

止まらぬ吐き気、止まぬ耳鳴り、今までに感じたこともない不安感に走る気力もなくしました。

このままでは・・・。

それから一ヶ月ほどの時を経て、私はもう一度出直す決意をしました。

今度こそ自分の為に・・・。

未だに激しい吐き気や耳鳴りからは解放されることはありませんが、下を向いてばかりでは本当に終わってしまいます。



私はボロボロなからだに、こころに気合をいれ直し、もう一度立ち上がりました。

やっと支えている程度のヨレヨレの足元で、いつ倒れてしまうのか、それも分かりません。

でも、少なくとも立ち上がらなければ先には進めないのです。

枯れ枝を杖に、剥がれ落ちた木々の皮を足先に巻き付け、全身傷だらけの旅立ちです。

でこぼこの岩場でも、滑り落ちそうな勾配の山道でも、そこに道さえあれば歩んでいける。

一歩一歩大地を踏みしめ、ボロボロの私はようやく歩きだしたのです。




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