風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

だめだわ

2023-01-29 09:26:39 | 日記・エッセイ・コラム
体調が優れない。

最初は咳に苦しみ一週間。

その後、病院から処方された咳は治まったが、今度は発熱で一週間。

コロナかと検査したがどうもそうではないらしい。

発熱も今までにないパターンで短時間で治まる。

一時は39度近くまで上がった夜があったが、薬も飲まず明け方には36度台に落ちていた。

かと思えば朝方、どうも頭痛がして体温を計ったら37度2分。

会社を休むほどでもないと出かければ一日何とか仕事もできる。

が、この頃どうもお腹の具合が悪い。

軽い吐き気も感じる。

もう二週間ほどこんな状態だ。

何が悪いのか未だに不明。

お腹の違和感は胃薬を飲んでも改善されず、頭を抱えている。

もしこれが一度の検査では判明しないコロナであれば、同じ症状をするものが現れても良いはずだ。

それがまったくないということは、やはりコロナではない。

では、ただの風邪なのだろうか。

仕事はできても走る気には到底ならない。

吐き気で苦しむだけと容易に想像できる。

いったい、この不調はなんなのか?



体調不良でせっかく上がってきた”走る”モチベーションを下げてはならないと、アニメ「風が強く吹いている」を観ている。

恐らく全話を3度目の観返しだと思う。

原作(三浦しおん)も2度ほど読んでいる。

殆ど経験のない大学生が半年で16分30秒を切るほどのアスリートになるとは考えられないミラクルサクセスストーリーだが何故か感動する。

走ることの苦しさ、将来や味来、その心情を思いやるとやるせない気持ちにもなる。

三浦しおんさんがどれだけの取材を重ねてきたのか知る由もないが、グッとくるものを描けるその才能には本当に敬服だ。

またエンディングテーマの向井太一の「道」がまた泣かせる。

灰二親友の藤岡の「おれたちにゴールはあるのか」の問いに灰二は「でも、止められないだろう」のセリフ。

走りたくなる。

結局、灰二はその後走ることはできなくなってしまうが、カケルとジョウジ・ジョウタはまた箱根を目指す。

また華ちゃんの恋の行方も気になるところだが答えがないまま終わる。

現実にはあり得ないがそこには夢がある。



寒い。

寒いのは嫌いだ。

このからだの不調も、実はその原因はそこにあるのかも知れない。

日中、その寒空にずっといる。

いくら着込んでも、カイロを忍ばせていても、寒さはからだを平気な顔をして貫く。

もう2ヶ月我慢すればと思うが、我慢できるのだろうか。

花粉があろうと、だるくなろうが春が待ち遠しい。
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雑感

2023-01-18 05:17:24 | 日記・エッセイ・コラム
最近、よく夢を見る。

”見る”と言うくらいだから、目で見ているのかと思いきや、それはそうでもないらしい。

何をいまさら、子供みたいなことを言う。

と思うのも無理はない。

寝ているんだから目は閉じているし、ほとんどの場合とんでもない場所での出来事を見ているのだ。

想像の世界が夢なら、きっと無意識のまま夢に繋がるような想像をしているのだろう。

が全ての画像が曖昧なまま。

相手がいる場合でもおぼろげな姿でしか見えない。

いくら目を凝らしても、霧がかかったような景色しか見えてこない。

”ああ、これはきっと視力が弱いからだ”

夢の中で、めがね、めがねと探している自分がいる。

夢なのか、現実なのか、夢だけにそこがはっきりしない。

ところがだ。

目覚めてみると外したはずのめがねをかけている。

これはいったいどうしたことか。

これは夢と現実がシンクロしていて、いわゆる軽度の夢遊病ということなのか。

くだらない、実にくだらない深夜におこるミステリーだ。



年齢と言うものは実に不便だ。

勤務、実務の状況からして協力しあわなければ成り立たない作業がある。

が、年上で勤続年数も上の者に対してこちらから指示、指図することは相手のプライドにキズを負わせてしまいかねない。

それでも必要な事項は相手に伝えなけれんばならない。

いくらその言葉に絹を着せようと、真綿で包むようにやんわり言ったとしても、それは”自分が上”との自負には簡単に打ち破られてしまう。

不快に思われても、憎まれてでも、それを行わない限り前に進めないのなら、それは業務上必要事項。

もし、年齢、経験、在籍年数が上回っていたら何の障害にもならない。

しかし、人間とは感情で動く動物。

感情を害してしまってはそれこそ作業どころではなくなる。

スポーツの世界で言えばラグビー。

誰がトライを決めたかではなく、誰がゴールを決めたかではなく、全てのメンバーで勝ち取ることが美徳とされている。

よく言うチームプレーということだ。

が、年齢を全面に打ち出してくる輩にチームプレーは通用しない。

結局、自分ですべてを背負い込むことになる年下の辛さ。

年功序列は今もなお生きている。



体調が優れない。

いつものことだが、葬祭センターに行くと必ず頭痛に悩まされる。

それと同時にあの線香、お焼香、あの煙で呼吸がおかしくなる。

もう10日も前の葬儀に崩したその体調が未だに戻らない。

首筋の筋肉痛の様な、肩こりの様な辛い状態に泣きたくなる。

舌の奥にも違和感があり、悪口、憎まれ口をたたいたその罰が当たったのかとふざけている場合ではなくなってきた。

回復傾向にあるのなら話は分かるが、悪化しているような気がしている。

時にはしばらく咳き込み、時には喉の奥に何かが引っ掛かっているような感じに咳払いを連発。

何がおかしいのか自分でも分からない。

これは科学や医学では解明できない、いわゆる祟りとかそんな超常現象なのかと、まるで何かのテレビ番組みたいなものまで考えたが、そんなことが起りえるはずもない。

医学的に言ったらきっと「喘息」の再発ではないかとも思のだが。

空気の乾燥、埃を浴びるような作業、そしてこの体調不良を引き起こしたきっかけとして線香・お焼香の煙。

そう考えれば合点がつく。

それにしてもどうしたものか。

この時期、咳き込み咳ばらいを連発していればコロナを疑われる。

周囲に嫌な思いをさせるくらいなら背中に「喘息です」とでもプラカードを作って貼っておこうか。

冗談はともかくとして、困ったものだ。
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春よ来い!

2023-01-11 05:41:20 | 日記・エッセイ・コラム
今、練習が楽しい。

やっとそんな心境になれた。

インターバルに坂道ダッシュ。

いずれもスピード系、心肺機能アップのための練習だけだけど。

真面目に走り始めて、数レースをこなすうちにハタと気づいたね。

いくら頑張っても同じようなタイムしか出ないのは、要するにスピードがないから。

スピードに余裕があれば足を温存できる。

ここぞという時にスピードを上げても、呼吸がついてくる。

ハーフぐらいの距離ならば今の持久力だけでも何とか持つから、あとはスピードだね。

が、この練習に取り込むきっかけになった訳だけど、逆に練習の方が面白くなってしまった。

レースはその効果を試す場所に過ぎないって、なんだかお金がもったいない気もするけど、ガチで試す機会も必要かなって。



最初の頃はね、そりゃ大変でしたわ。

キロ5分を切るのがやっと。

しかもそのスピードで1kmも持たないんじゃお話しにならない。

だから何度ハーフを走っても1時間50分を切れないか、切れてもギリギリ。

これじゃレースを走っていてもぜんぜん楽しめやしない。

後半にあげてくる後方のランナーにゴボウ抜かれ!

失意のままレースを終えて帰るのは数倍疲れるもん。

やっぱ、最後は気持ちよくスピードに乗って終えたいわ。

ポジティブスプリット、それが心情ですもん。

今、例えば600m、800mのインターバルをキロ4分10秒ペースで行えるようになってきた。

心拍数は平均130くらい。

レース中の最高心拍数の200を考えればまだまだ追い込めそう。

そうなると今度は太腿系の筋力、それと蹴り足、ストライドが足りない気がする。

それに特化した練習として階段上り。

あるんだなぁ、その階段が。

仙元山という里山に176段の石段が。

その階段上りとインターバルで徹底的に足を鍛えていけば、今度は持久力強化の長時間走に向かえばいい。

それを上手くつなげられればきっとフルマラソンまで行けると思う。

だけど、今はスピード系の練習が面白くって、苦しいけどそれが気持ちいい。

むしろ、練習だけでもいいかなって思っちゃうくらい。



でも、これが本来の姿じゃないのかい!?

元々、レースを走ろうと思って走り始めたんじゃないし。

ダイエット、メタボ解消、体力保持、そこから歩き始めて、おっさんに追い抜かれるのが悔しくって、それで走り始めた訳だもん。

それがいつの間にかレースの為の練習になっちゃって、レースが無くなっちゃったら走らなくなっちゃって。

気付いたらキロ6分くらいでしか走れなくなっちゃって。

レースを再び走ろうと思って練習したら、やたら苦しくって。

で、ようやく、なんだか走ってるなぁって時間が湧き出してきて。

そうしたらやっぱりうれしいわな。

今はまだ夜走るのは辛いからお休みの日だけだけど、もっと日が伸びて暖かくなったらもっと走れるようになる。

春になるのが待ち遠しいよ。
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調子に乗ってしまいました。

2023-01-02 04:53:18 | 日記・エッセイ・コラム
明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。



さて、”一年の計は元旦にあり”と申しますな。

計と言いますと、庶民はすぐに競馬に競輪、警察などを思い浮かべるものでございますが、はい、当然そうではありませんな。

特に警察など思い浮かべる輩は、決して悪いことをしていないのにもかかわらず、必ずあのクルクル回る赤いランプにドキッとするものでございますが、そうではありませんな。

もっと高等なものでございます。

学がなければ語れないものでございます。

特に長屋のはっつあん、くまさんとなりゃそりゃ酷いもんでしてな。

「あれ、大家さん、こんな早くからどうしました。ああ、たなちんですかい、ざんねんながら世の中不景気でしてね、もうちょっとまってくだせい」

「まったくしょうがないね、このたなごたちは。いましがた、くまさんのところに行ってもおんなじことを言って、たたみに頭をこすりつけるもんでね。しかたないねえって、いま、あんたのところにきたんだよ」

と、落語のまくらじゃないんだから・・・(笑)

学がなくても、今年はどうしようかなんて、そのくらいなもんはおぼろげにも持っているもんですな、いまどきのもんんは。

はい、ここからが本番です。

今ね、私どものチームは滝をも昇る勢いの鯉のごとく、まさに絶好調。

各大会で入賞どころか優勝者まで現れるほどでね。

普段の涙ぐましい努力の成果と思われますがね、そんな盛り上がった雰囲気とは裏腹にこの自分の不甲斐なさばかりが気になってくるのでございます。

って、もう落語の口上は終わりだから。(笑)

”一年の計は元旦にあり”

お正月を良いことに、朝から飲んだくれている奴が語るのもなんですがね、今年こそはフルを走りたいと思うのでございますよ。

去年は”まず走る”ってことを目標に、何レースかを走りましたがね、まったくイメージと違う結果に茫然自失って言葉がピッタリと、そんな様でございました。

こりゃいかん、と、練習でもやりますか、な~んて思いながらも月間走行距離が100kmもいかず、そりゃ私が許したって神様は決してお見逃ししないのが世の常でございます。

一流アスリートがよく言う言葉ですがね、”練習は嘘をつかない”なんて申しますが、”嘘も方便、なんとかせいや!”と、足に喝を入れるのですが、これがどうもうも空振りの様でしてな。

いうことを聞かぬバカ足にも五分の魂と言いましてな、練習もせずによくもまあ、ケガもせず走り切ったと褒めてやりたいものでございます。

「そりゃねえ、大家さん、給金もあがんねえで、たなちんばっかりあがっちめば、おだいなんて払えませんぜ」

「なにをいってんだい、はっつあん、世のなか何もかもあがてるんですよ。たなちんあげてなにがわるいんですか。大家だって生活ってもんがあるるんでね」

「だったら大家さん、手みやげのひとつももって、どうぞたなちんをおおさめくださいって頭さげてくるんが、すじってもんじゃねえのかい?」

「ばかだねえ、大家が手みやげもって、たなちんもらいに、、、どの世界にそんな大家がいるんだい。つべこべ言わずに払うものは払うのがたなごのつとめってもんじゃないかい!」

そうそう、大会参加費の高騰はもう社員を引退し、嘱託で契約社員にはつろうございます。

せめて、参加賞でも豪華になるならまだ我慢ってもんもできますがね、それどころか質素になっちまうから手に負えない。

まったく世の中、理不尽な事ばかりで、まあ、それが世の常と申しますか、庶民には苦しい生活でございます。

「大家さん、それじゃ言わせてもらいますがね。この長屋のみんなが引っ越しちまったらどうしますんで?それこそたなちんの一文も入りませんぜ。そうなったら、大家さん、いや大家、首でも括るしかなくなっちまうんでぃ。それがいやだったら、たなちんのひとつきやふたつきぶんぐらい大目にみてくださいよ。なにも払わねえって言ってる訳じゃねんですからね」

「ばかだねえ、まだ言ってるんですか。真っ昼間から酒なんぞ飲んで。そのお金をためるなんて考えはないんですかねえ、ねえ、はっつあん」

「てやんでい、こちとら江戸っ子よ。さけの一升や二升でガタガタ言われたくないねぇ。たとえ大家さんのお言葉だって、そればっかりはゆずれませんぜ」

「まったくこまったもんですねぇ、くまさんもおんなじことをいってるんですから、まったくこのたなごたちは・・・」

きっと高騰する大会参加費に嫌気がさしたんでしょうねぇ。

多くの大会が定員割れ。

優先枠、な~んてもうけた大会が締め切り期日までしっかり募集。

わっはは、シャレにもなりませんわ。



そういえば、近頃ね、公園を走るランナーさんの数が少なくなってきているような・・・そんな気もするんですな。

一時期の”ブーム”は去ったというより、自らが”切っていった”感、アリアリでもう貧乏長屋に住むたなごには高嶺の花とももうしますか、フルマラソンなどは夢の夢。

こんな世の中に誰がしてしまったんでしょうかねえ。

「はやりなんてもんは、そりゃすぐにさめるもんでしょう。はっつあんもくまさんもじみちに働いてなんぼ、職人ってもんはそうしてじみちにいきていかなきゃいけません。今から棟梁にあたまをさげて、また働かせてもらいなさいな。はやりもんの富くじなんてもんに手を出すからですよ」

「大家さん、いっちゃなんですがね、こんどの富くじだけは当たる気がすんでぃ。そうしたら小判でも大判でも山と積んでのしつきでお返ししますんで、それまでまっちゃくれませんかねぇ」

「ばかだねえ、このひとたちは。まいにちあせみずながして、そういうもんがたいせつだって、わからないんですかねえ」

大家さんの言う通り。

そうなのです、お金もそう、練習もそう。

地道に積み上げてこそ、望んだものが手に入るのでございます。

それは今も、はっつあん、くまさんの時代も同じなのでございます。

ということで、今年は”地道”に何事も取り組もうと思うんですがね。

夢を見るのはその先ということで、先ずはくだらない一席を。(笑)
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