風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

まだ止まりません。

2024-12-28 04:52:43 | 日記・エッセイ・コラム
2024年が終ろうとしています。

総括という訳じゃござんせんが、まあ変化のない平凡な一年だったなあって言う感が強いなぁ。

4年弱務めた会社は確かに辞めたけどね。

もう初めから嫌になったら迷わず辞めると決めていたし、必然かなあ。

だって40数年、家の為、家族のために我慢に我慢を重ねてきて頑張ったし、その努力の成果かどうかは知らないけど、子供たちも一応は社会人になったことだし、もう我慢はしないって決めていた結果だもん。

後悔なんてひとつもないよ。

ただ、障がい者君たちにまだ教えきれなかったことが沢山あった、それだけは心残りかな。

でも、きっと後任のひとが伝えていくでしょう。

遅かれ早かれいずれはそうなるんだし、新しい風が吹けばまた気持もリフレッシュされるでしょう。

そう、同じことの繰り返し、それが彼たちの生活だもん。

彼等にはまだこれからもあの会社で長い生活がまっているんです。

マンネリは色々な不具合を生み出すからね。

変化は大事よ。

どうか、これからも頑張って欲しいよね。



そんなこんなでフルタイムのお仕事から抜け出し、少しは時間に余裕ができるかな。

そんな可能性のある来年。

その時間をどう使おうか、それが課題かな。

来年の話をすると鬼が笑うっていうけど、笑われてもいいや。

実はもう少し農業の方にチカラを入れようかなと。

自家食専門の野菜から、少しだけスケールアップして直売所への出荷を考えているんだわ。

実際に出荷者説明相談を申し出たんだけど、生憎その日は支店長が不在で叶わなかったけど、頭の中にもう青写真は出来上がっていて、月に食べる米代くらいの売り上げが目標。

当然ですが、それで儲けを出して家計を支えるなんて考えはなくって、もう会社勤めは無理だと思える奥様の仕事にと。

そう、仕事というよりも社会との接点がなくなると、やっぱりよくありませんから。

ひととの関りは大事で、例えばまだご近所で奥様同士の”井戸端会議”の場でもあればまだしも、稀薄とは言わないまでも濃い交流はないからね、ご近所に。

友だち付き合いだって同じようなモノ。

となれば、やっぱり仕事上であってもかかわりを持てるばって、やっぱり仕事だわね。

直売所に商品を持ち込めば必ず同じ様な境遇の方との交流はあるはず。

そこだよね、大事なのは。

家にいるだけじゃダメなんだよ。

それは自分も同じ。

やっぱり家にいるだけだと社会から取り残されたような気持ちに段々なっていく。

話し相手がいないもんね。

だから外に出る、その為には動機付けが必要なんだよ。



まあ、ともあれ、こんな自分をまだ必要だと雇ってくれそうな会社もあるし、ちょっとだけ贅沢をするためのお金を稼ぎにね、行きますよ。

”もう働かない”ってひともいるよ、ねかにはね。

毎日、お酒を飲んで、ギャンブルやって、それで枯れていくのを待つ。

そんな生き方はできないなぁ。

”もうひと花咲かす”ほどのチカラは残ってないかも知れないけど、枯れ落ちた葉っぱの芽をもう一度育てて緑色に木に戻すぐらいのチカラは持っていたいもんね。

いったい何歳まで自分の寿命があって、いつまで元気でいられるのかそれは神様にしか分からないけど、その日が来るまで緑色の木でいたいよ。

それにもうひとつ、内容はまだ言えないけど自分にとっては大きなものにチャレンジすることも決まっているし、来年はきっと大きく変化する年になるかもしれない。

そんな生き方を”何が面白いんだ?”ってダメだしを喰らったこともあったけど、それが自分だもん。

誰に非難されることもないよね。

人生のマラソンランナーはまだまだ止まりませんから。

まあ一応、そんな感じでこの一年を終えました、、、まだ終えてないけど。

来年も続けていきますんで、どうそよろしくお願い致します。

一年間、ありがとうございました。
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自分試し

2024-12-17 04:24:36 | 日記・エッセイ・コラム
寒い日が続いてます。

心も懐も・・・。

そう、無職ですから。

PU-タロー!

です。

まあ、それほど卑下することもないでしょうがね、無職のまま年を越すのはやっぱり、、、お寒い状況ですわ。

で、それではその後の就活はどうなっているのかと言いますと、、、微妙ですな。

以前、申し訳なく思っておりますが、お断りを申し上げた営繕のお仕事。

もし、そのままありがたくお受けしていれば今頃はきっと県の臨時職員として働いていたでしょうな。

でも、どうもあの雰囲気に違和感を感じる訳ですよね。

上司は公務員、、、民間とは違う空気を感じるのですよ。

それはそれとしてもう過去のこと。

現在はと、いいますとね、障がい者さんの支援業務の会社を一社ほどをほぼほぼ内定を頂いております。

障がい者さんと一緒にハウスでベビーリーフを栽培する会社、と言えば聞こえは良いんですがね。

障がい者雇用において、多くの企業から”余剰人員”的な扱いを受けて出向させられた子たちを受け入れ、施設栽培の作業を行う事業。

福祉施設とも違うし、特例子会社とも違う、新しいかたちの障がい者受け入れ企業っていう訳でしてね。

数棟の温室ハウスで、出向された障がい者さんたちがその企業別に一棟のハウスを受け持ち、その支援に雇われた自分たちが障がい者さんたちの作業指導を行うというかたち。

障がい者さんとの関りも家庭菜園に毛の生えたくらいの経験であっても農業経験がある自分であるが故、就業に支障があることは無いと判断されたのでしょう。

が、この会社さん、意外と入社にはハードルが高くって、先ずは農園見学。

その後、5日間の実習を経て面接や筆記テストまであり、従業員となるのには時間がかかるのですよ。

ここまでする企業は今まで見たこともなくビックリですがね、それだけ障がい者さんとの係わりって難しいものなのかもしれませんね。

要するに、諦めずに何度も同じことを繰り返すことを苦にしなければどっということはありません。

そうそう、相手のレベルに合わせて会話のレベルを調整するコミュニケーションも必要ですかね。

特に精神障がいの方は言葉に気を付けないと、意外なことで気にされ傷つけられたとトラブルを生むことにもなりますがね。

そう、デリケートな部分が多くって、支援する方が精神を病んでしまうということも多々ある職業でもあるんですよ。

まあ、そんな職業ですからね。

応募する方も多くはないようですが、その辺りの壁を越えちゃうと意外と楽しいかも。

”小さな子供の大人を扱う仕事”と思えばいいわけですよ、、、カンタンカンタン!

それよりもストレスのかかる仕事ゆえ、支援員同士の人間関係の方がもっと大変で、もうその辺りは充分経験を積んでおりますがね。

不安と言えば、むしろそっちの方ですかね。



ですがね、ちょっと気になっている他の仕事もあったりするわけでしてね。

どうしても気になって、もうひとつ応募しようかと、昨日ハローワークにでむいたのです。

「気になっているのなら応募することをお勧めしますよ。あとで後悔するよりその方が絶対に良いと思います」

とのお言葉にうなずくのですが、ともかく人気のある募集らしく、、、そりゃそうですよね、自分だってそうなんですから。

その入社試験のハードルもかなり高いらしく、簡単には面接まで行けないらしいです。

先ずは書類選考の時点でかなりの確率で振り落されるようで、履歴書や職務経歴書の書き方が非常に大切とか。

「なるほど、文章力勝負って事ですか」

「はい、それと相手が望む経歴とか技術的なものとかですが・・・」

「まあ大丈夫でしょうか、かなり経験を積んできましたから」

「うん、それなら是非頑張って下さいね。ご自分のアピール力がとっても大事ですよ」

う~ん、かなり厳しいかな。

でも、そこまで高いレベルの職業であることは確かで、それに挑戦しようというのもね。

この年になってまだ高みをを目指すってどうなんだろう、、、疲れるなぁ。



高収入で高待遇。

作業的内容はともかくとして、その職業とは・・・。

「公立高校の用務員」

はっはは、またもや公務員相手のお仕事ですか!

辞めようかな・・・でも、挑戦するにはもってこいじゃないですか。

入社試験って自分が相手にどう見られるのか、どう見せているのか、そこがはっきりする訳で。

その上に文章力も試される絶好の機会。

就職にその様な野心を描いて望むのって良くないよね。

純粋にその仕事に就きたい、そう思っているひとに対して無礼ですよね。

でも、受けます。

万が一、採用になったら心血を注いで従事しますよ。

その前に力試しね。

まあ99%無t理だとは思っておりますんで、書類選考の時点で落とされても笑わないで下され。

”終の職業”

は、自分試しの最高の場でもあるのです。

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遺産

2024-12-13 05:20:51 | 日記・エッセイ・コラム
冬がウサインボルトを追い抜くような全速力のスピードでやってきた。

こっちとしてはまだ準備が整ってない。

と言っても金沢兼六園や他の名だたる公園の様な松の雪つりを施すようなことじゃない。

この間まで着ていたTシャツや短パンだってそのままにあるし、冬用のダウンなんてまだクリーニングの袋を被ったままだ。

きっと夏の気温にまたすぐ戻っちゃうから、Tシャツも短パンもそのままでいいか。

きっと桜が咲いちゃえばすぐ夏に逆戻りしちゃうんだから。

困ったのは車のタイヤをどうするか、だ。

日本海側や東北・北海道辺りは10年に一度の大雪になるという週末。

だからと言って、関東・太平洋側にその様な大雪が降るとは限らない。

去年なんてスタッドレスタイヤが必要かな、と思うような雪は一度もなかった。

一度ヤバいなと思った雪もあっという間に解けちゃって、これなら夏用のタイヤでも慎重に運転すれば大丈夫じゃないかと思うほど。

さて、今年の冬はどうなることやら。

ぁやっぱり安全を見込んでタイヤ、履き替えようか、、、きっとそれがいいね。



長い間、活躍していたトラクターがとうとう終末を迎えてしまった。

耕うんを担うロータリーを支えるオイルシリンダーのシールの劣化だと思うが、吊り下げる力を失い、ガタガタと上下に動いてしまうようになった。

また、冷却水が減る。

これはシリンダーヘッドのガスケットが飛んでしまい、エンジン内に漏れている証拠。

出力も相当に落ちた。

圧縮がかからないと思われ、このトラクターではもう固くしまった畑や田んぼはもう耕うんは無理だ。

だからと言って、修理するほどの代物ではないし、だいいち部品ももう手に入らないだろう。

もう買い替えるしかな状況だが、農機具販売店に出向いてもそう簡単には手に入れられないのが農機具の悲しいところだ。

乗用車の様に世に出ている台数が星の数ほどあれば手放すひとも多いが、所有者は農家に限られ、しかも使用可能なトラクターを手放すのはそあることではない。

世に出回る中古のトラクターの殆どはもっと性能の良いものを購入のための下取りで、そう数があるはずもない。

もうひとつ、あるとすれば離農の為の処分。

一度購入すれば一生モノ。

トラクターとはそのくらいの時間、使用が可能だ。

要するに農家としても”寿命”を機械が越えてしまった。

それが中古のトラクターとして出回る悲しい現実でもある。



オークションで手に入れたこのトラクターもそんな過去をもつトラクターだ。

全く畑違いの業者さんの出品で、一切のメンテナンスは行なわれていない代物だった。

程度は悪くないのだが、いかんせん、長い時間使われていなかったがゆえに、それなりの不具合点が多々見受けられていた。

先ずはオイル関係。

エンジンオイルを濾すフィルターなどサビついていて酷い状態だったし、ロータリーのギヤケース内には水が混入していた。

チェーンケース内のオイルはまるでミルクチョコレートかと思うような程さ。

きっとメンテナンスを施さずにそのまま使用していたら大惨事になっていただろう。

オルタネーターや冷却ファンを駆動するVベルトは伸びきってテンションを張ることができず、座席のシートはステイが破損し、スライドもままならない状態。

これらの不具合箇所を整備し、ようやく使用可能となった。

ただひとつ不安なのがミッションオイル。

恐らく支障はないとは思うが、なにせ30リットルもの量だ。

とても素人では手が出ない。

交換しようにも廃油の処理ができないのでは、その気にもなれない。

いつか、業者さんに頼むことになるとは思うが、取り合えずはこのまま使うとして、異音や動作をひと通り確認することは必須作業だ。



そうして、何とか不具合点を改善し、試運転。

上々の使用感だと思っていたのも束の間、作業後に点検するとロータリー部のゴム栓部分からオイル漏れ。

オイル交換をした際に硬化してしまったゴムを外したため、隙間ができてしまったものと思われ、その交換品を探すも純正部品は見つからず、他の物で代用するしか方法がない。

が、これもなかなか見つけ出すことができず、未だ輪ゴムを巻き付けた古いモノで使用するという有様だ。

ここまで要した時間と費用。

それを業者さんに頼んでいたら自分で行った作業の倍では効かない料金を請求されると思われる。

それもみんな会社を退職し、その時間で賄なえたと言う功罪でもある訳だ。

逆に言えばそれも”収入のうち”、しっかり仕事をしたということになる。

と言っても、誰も褒めてはくれないが、まあよくやったよなぁと、取り合えずホッとしている。

しかし、それにしてもこのトラクター。

どんなオーナーさんが所持していたのかは知らないが、トラクターからしたら悲しい思いをしたんだろうなぁと。

メンテナンスもしてもらえず、ずっと納屋に押し込まれていたのだろう、と。

離農とはそんな悲劇も生むのだと。

これから自分が農家を諦めるまでの付き合いは続くと思う。

遺産にならぬよう頑張るつもりだが、第二の離農をこのトラクターは味わないとも限らない。

どうか、天寿を全うできますようにと、自分にもこのトラクターにも願うばかりだ。
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ダメ人間

2024-12-06 06:43:10 | 日記・エッセイ・コラム
新しい職場になるかもしれない。

そんな事業所の現場見学へ行ってきたよ。

しかも、2事業所。

感想は?

う~んん、、、どうなんだろう。

一番思ったのが、自分のこと。

なんだか視野が狭くなってるなぁって。

なんか、こう、、、言葉には言い表せないんだけど、、、世界が狭くなったのか、それとも自分の首の可動域が狭まったのか、新しいものが見えてこないんだよね。

安定を望んじゃってる?

何かを怖がってる?

ワクワク感もないし、ドキドキすることも減った。

心臓的には安静状態を保っちゃってる。

それが重ねた年齢の影響って事なんでしょうかねえ。

一瞬、もう外で働くのはやめて、今ある農地で暮らしを立てようか、なんてことが脳みその中をジョギングしている時間も。

できるのか、できないのか、それを見極めるよりストレスなく就ける仕事。

面白くないんだよね、そういうのって。

求める方もあまり期待はしてないみたい。

自分ではもっとできると思っていても、社会的に見てそのくらいの年齢のひとはこのくらいの仕事っていう概念があるみたいでさ。

見くびられたなぁっていうのが一番表に出てくる感情。

残念だけど、最初の事業者さんには採用のお言葉をいただきましたがね、辞退申し上げました。

県のお仕事だったので安定はしていますがね、違うかなって。

もうひつとつの事業所さん、取り合えずキープと言うことで、ちょっと待っていて頂いております。

もちろん、「それでも結構です、ご自分のタイミングでお越しくだされば」っていうお言葉を頂いておりますのでね。

さて、”終の職場”は何処で、どんな気持ちで、折り合うことになるのでしょうか。

答えは、、、???ですね。



只今、オークションで購入したトラクターのメンテナンスに世を出しております。

前オーナーさん、離農が故、手放した物件だそうです。

離農の理由は?

年齢に限界を感じての離農。

はたまた、もっと厳しく体調を崩してか、それとももっと事態は重く亡くなられたか・・・いずれにしても志半ばで手放したものかと。

買い替えやバージョンアップのための下取りではないいわくつきのものであるに違いありませんな。

でも、その志をこの自分が受け継ぐ。

きっとその事を今の世界か、黄泉の世界か、どちらかの世界で喜んでくれている、そう思いたいですね。

年々高年齢に寄っていく農業の現実。

受け継ぐことなく廃れていく農地。

その光景がどんどん広がりを見せていく現代の非情。

それはよそのお宅だけではなく、自分のことにだって例外じゃない。

もし、この残された農地に少しでも興味を持つ子供がいたなら、もっと性能の良い、快適な作業ができるトラクターを購入していたと思う。

自分が畑や田んぼに出られるのもあと20年なんて時間は無いと思う。

それだけの時間がこなせるモノであればそれでよし。

そうして手に入れたトラクターだ。

”終の仕事”ならぬ”終のトラクター”。

その様なモノがどんどん増えていく。

時間を計算できるって虚しいことですなぁ。



前職を退職して2週間が過ぎた。

家にいる時間が増え、少しずつ”残務整理”を行っている。

と言っても、また就労の生活に戻る訳で、”束の間の時間の有効活用”って言うことになるのかな。

少なくとも今年いっぱいはそんな生活を続けて、年明けから新入社員として働くつもりだけどね。

無職で迎える年末。

やっぱり多少の後ろめたさはあるわな。

でも、そうしたまとまった時間がなければできない事っていっぱいあるじゃない。

どこの家庭でもそうだと思うよ。

だから無駄にしたくない。

そう思っていても長い時間の昼寝が日課になっちゃってる。

あ~あ、また寝ちゃったか、、、の毎日。

ダメだ、こんなぐーたらな生活じゃ。

やっぱりもっと早く就業すべきでしょうかね。

まったく人間って何かが抜けちゃうと、なかなか元には戻せないダメな生物ですわ。

それはもしかして自分だけかぁ~?
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