昨日、今年の最終戦となる「富士マラソンフェスタ」を走ってきました。
場所は、あのカーレースで有名な富士スピードウェイ。
一周約5kmのコースを最初だけショートカットして、残りフルコースを4周回するハーフの部に参加です。

こんな鍋みたいなコースを4周も5周も走る訳ですから、相当きついだろうなとは走る前から想像できました。
しかも、天気は雨。
予報では標高の高い地点では雪になる可能性もあると。
事実、会場に向かう富士五湖有料道路の須走出口前のトンネルには「出口ユキ注意」の表示があり、そんな天気に相当ビビりまくり。
運が良いのか悪いのか、雪が降ることはなく雨だけで済みましたが、それでも平地の気温よりは大分低く肌寒い中でのレースとなりました。
この日の為に選んだウエアは二種類。(ウエアというのには・・・笑)
このお天気じゃ普通に走ろうかどうかと悩んだ末に、せっかくここまで来たのだからと、こんなウエアを身に付けての出走です。

しかし、寒さのあまり、指がかじかんで顎の紐をロックするのにもひと苦労。
これからのレースが思いやられます。
さて、この日のこの大会にはブログ友の「げたのうら」さんんとそのお仲間さんが一緒。
朝早くから選手控室の一等席を確保していただき、そこにお邪魔させていただき、ストレスなくレースを迎えることができました。
こんな遠方の地でも、このようなご親切にあやかれるのは長く続けてきたブログがあってのもの。
それにずっとお付き合いしていただいたげたのうらさんには特に感謝、感謝です。

そうして迎えたレースなのですが、想像以上にコースはきつく、更に降り続ける雨にどんどん体力を消耗していきました。
3周目までは何とも思わなかった坂も4周目の坂を上り切り1.5kmものストレートを走っていると、疲労もピークを迎えもう一回あの坂を上りたくない気持ちにもなります。
標高差や坂の長さこそありませんが、斜度は相当なものがあるのです。
これまで坂のある大会ばかり走っていましたが、この日の坂が一番きつく思えたのは、まだそれまでに走ってきたフルマラソンの疲労が残っていたせいなのでしょうか。
それとも、雨でぬれた衣装のせいなのでしょうか。
その衣装はは木綿製。
それが雨で濡れるとカラダに纏わるように絡みつき、自由にカラダを使えません。
フェルトで作ってあるヘッド部分は水を吸い、徐々にその重さで頭に食い込こみ、その影響か骨の部分がギシギシと今にも崩壊してしまいそうな勢い。
弱い風でもその風向きによっては眼鏡が曇ってしまいまったく視界まで奪われます。
そうしてまとわりついた濡れた衣装は、次第に体温まで奪い、ゴールを迎える頃にはガタガタと震えるほどの寒さにも襲われました。

コース上には殆ど応援もなく、これほど過酷なレースは今までにもそう多くは経験していません。
そんな大変な思いをして走ったレースです。
もう二度と走らないと思っても当然だと思います。
ですが、その頑張りに対してきちんとご褒美が私の手元に届いたのです。
「ハイ、おめでとうございます。仮装賞です。もうスタートする前から決めていましたよ。」
仮装賞を審査する係りの方からのとっても嬉しいお言葉に、震えたカラダも暖まりました。
また、賞品を受け取りに案内された大会本部では、「おめでとうございます。また来年も是非この大会を盛り上げてくださいね。」との来年の参加のお誘いまで受けてしまいました。
これは頂いた品物以上に嬉しい言葉のプレゼント。

今までの苦労がすっかり喜びに変わった瞬間でした。
また、このことをげたのうらさんやお仲間さんに報告。
それをとても喜んで頂き、感謝感激の大波が押し寄せてくる思いでした。
そうして、げたのうらさんたちにまたの再会をお約束して帰路についたわけですが、片道3時間のその時間は会場に向かうために要した3時間の半分くらいに感じたほどでした。
どの大会もそうですが、少なからず思い出は残ります。
良い記録の大会は特にそうですが、この「富士マラソンフェスタ」は特に記憶に色濃く残る大会になると思います。
エントリーして良かった、走って良かった、仮装して良かった、そんな大会でした。

今はそんな余韻に浸っていますが、それには大会関係者、並びにボランティアの方々のご苦労があっての事。
皆様に心より感謝申し上げます。
お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
追伸
げたのうらさん、本当にありがとうございました。
またどこかの大会でお会いしましょう。
お仲間の方々にもよろしくお伝えください。
場所は、あのカーレースで有名な富士スピードウェイ。
一周約5kmのコースを最初だけショートカットして、残りフルコースを4周回するハーフの部に参加です。

こんな鍋みたいなコースを4周も5周も走る訳ですから、相当きついだろうなとは走る前から想像できました。
しかも、天気は雨。
予報では標高の高い地点では雪になる可能性もあると。
事実、会場に向かう富士五湖有料道路の須走出口前のトンネルには「出口ユキ注意」の表示があり、そんな天気に相当ビビりまくり。
運が良いのか悪いのか、雪が降ることはなく雨だけで済みましたが、それでも平地の気温よりは大分低く肌寒い中でのレースとなりました。
この日の為に選んだウエアは二種類。(ウエアというのには・・・笑)
このお天気じゃ普通に走ろうかどうかと悩んだ末に、せっかくここまで来たのだからと、こんなウエアを身に付けての出走です。

しかし、寒さのあまり、指がかじかんで顎の紐をロックするのにもひと苦労。
これからのレースが思いやられます。
さて、この日のこの大会にはブログ友の「げたのうら」さんんとそのお仲間さんが一緒。
朝早くから選手控室の一等席を確保していただき、そこにお邪魔させていただき、ストレスなくレースを迎えることができました。
こんな遠方の地でも、このようなご親切にあやかれるのは長く続けてきたブログがあってのもの。
それにずっとお付き合いしていただいたげたのうらさんには特に感謝、感謝です。

そうして迎えたレースなのですが、想像以上にコースはきつく、更に降り続ける雨にどんどん体力を消耗していきました。
3周目までは何とも思わなかった坂も4周目の坂を上り切り1.5kmものストレートを走っていると、疲労もピークを迎えもう一回あの坂を上りたくない気持ちにもなります。
標高差や坂の長さこそありませんが、斜度は相当なものがあるのです。
これまで坂のある大会ばかり走っていましたが、この日の坂が一番きつく思えたのは、まだそれまでに走ってきたフルマラソンの疲労が残っていたせいなのでしょうか。
それとも、雨でぬれた衣装のせいなのでしょうか。
その衣装はは木綿製。
それが雨で濡れるとカラダに纏わるように絡みつき、自由にカラダを使えません。
フェルトで作ってあるヘッド部分は水を吸い、徐々にその重さで頭に食い込こみ、その影響か骨の部分がギシギシと今にも崩壊してしまいそうな勢い。
弱い風でもその風向きによっては眼鏡が曇ってしまいまったく視界まで奪われます。
そうしてまとわりついた濡れた衣装は、次第に体温まで奪い、ゴールを迎える頃にはガタガタと震えるほどの寒さにも襲われました。

コース上には殆ど応援もなく、これほど過酷なレースは今までにもそう多くは経験していません。
そんな大変な思いをして走ったレースです。
もう二度と走らないと思っても当然だと思います。
ですが、その頑張りに対してきちんとご褒美が私の手元に届いたのです。
「ハイ、おめでとうございます。仮装賞です。もうスタートする前から決めていましたよ。」
仮装賞を審査する係りの方からのとっても嬉しいお言葉に、震えたカラダも暖まりました。
また、賞品を受け取りに案内された大会本部では、「おめでとうございます。また来年も是非この大会を盛り上げてくださいね。」との来年の参加のお誘いまで受けてしまいました。
これは頂いた品物以上に嬉しい言葉のプレゼント。

今までの苦労がすっかり喜びに変わった瞬間でした。
また、このことをげたのうらさんやお仲間さんに報告。
それをとても喜んで頂き、感謝感激の大波が押し寄せてくる思いでした。
そうして、げたのうらさんたちにまたの再会をお約束して帰路についたわけですが、片道3時間のその時間は会場に向かうために要した3時間の半分くらいに感じたほどでした。
どの大会もそうですが、少なからず思い出は残ります。
良い記録の大会は特にそうですが、この「富士マラソンフェスタ」は特に記憶に色濃く残る大会になると思います。
エントリーして良かった、走って良かった、仮装して良かった、そんな大会でした。

今はそんな余韻に浸っていますが、それには大会関係者、並びにボランティアの方々のご苦労があっての事。
皆様に心より感謝申し上げます。
お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
追伸
げたのうらさん、本当にありがとうございました。
またどこかの大会でお会いしましょう。
お仲間の方々にもよろしくお伝えください。