じゃあ、薬の量を二倍にしよう。」
そんな説明に愕然として・・・・。
土曜日の診察です、
そんな会話があったのは。
ともかく痛みが引かないのです。
それどころか痛む範囲が
どんどん広がっていき、とうとうこの日には首にまで痛みが。
どう考えても快方に向かっているとは思えず、それどころか悪化している?
その前日には頭痛が酷く、時折激痛化する右手に危機感を抱き、
会社を早引きさせていただきました。
きっとこの頭痛はリリカカプセルとい薬の副作用と思うのですが、あまりのそれは酷く
私にはこの薬は合わないと思っていたのです。
何せ、寝ていてあまりの痛さに目が覚めてしまうほどの頭痛なんですよ。
それ程の副作用だと言うのに指の痛みは一向に和らぐ事も無く、
私に言わせれば、「なんじゃ、こりゃ?!」の薬なんですよ、リリカ君は。
それを二倍の量に増やす???
私、死んじゃいます!!!
でも、患者の言う事をなかなか聞いてくれない医師と、「慣れです」とおっしゃる薬剤師に
不信感はMAX!
もうこの病院じゃ無理だ!
早死に宣言のあとに待っていた今回のお言葉、
「仕事に行ってられるんだから大丈夫だ」との言葉で私はこの病院に
二度とお世話になることはないと決心いたしました。
そこで、この医師の下した「線維筋痛症」の診断結果をその病気の専門医に
もう一度診察して頂こうと思い、そして走友の方の助言もあったりして
ネットで探しましたよ、その病院を。
その医師は意外と近くで開業しており
その病院はあの小川和紙マラソンの
そのコースのちょっと裏手にあって、
自宅から一時間もかからずに
行き着く事ができました。
新しく綺麗なその病院には
何処の病院でも見られがちなお年寄りの姿はあまり見られず
若い女性や男性が待合室で静かに待っていました。
診察室に呼ばれ物腰の優しそうなその医師に一連の症状や検査結果、
そして今までの治療の経過などを告げると、たぶん線維筋痛症ではないのではと
いきなりの診断。
そして私の各部を指で押し痛みを感ずるかとの問いに、どの程度を痛みとするかの判断に
少し戸惑いながらも何とか答えると、腰に痛みはないかと聞きなおされました。
もちろんずっと坐骨神経痛に苦しんできた訳だし、「あります!」と即答。
何かを感づいたかのようにその医師は、「ああ、脊椎関節炎の可能性のほうが高いね」、と。
すかさず、「腰のレントゲンを撮りましょう」と。
その言葉に私も完全に納得。
ただ、ここまでの指の痛みが腰の不具合から来るのかという疑問はありましたが・・・・。
再び診察室へ。
パソコンのモニターに写ったレントゲン写真を見せられ、
「この部分が白くなってるでしょう。ここに炎症があるんだよ。そこから痛みが出るんだね。
そこに慢性的な炎症あって、、、だけどあまり酷くはないね。」
う~ん、なるほど・・・・良かった~。
その部分とは腰の下の部分、そう、いつも痛いお尻の部分。
頭の中で、「ごもっとも!」
「でも、腰からこれ程指が痛むのですか?」
「腰には大切な神経がたくさんあって、ここが悪いと色々な症状がでるんだよね」
「な~るほど・・・・・!」
「これにはリリカも有効だけどそれ程の症状がでるんじゃそれは止めましょう。
その代わりに漢方を出しますんで、それで様子を見てください。」
「なんだか凄くホッとしました。ありがとうございます。」
と、その後にお薬を頂き、無意識のままに相当神経を使ったのか
クタクタになって帰宅しました。
そしてその「骨髄関節炎」なる病名をパソコンにて検索。
よく考えてみるといかにも怖そうな病名で、ひょっとしたらもっと酷い事に???
しかしこの病気はあまりメジャーじゃないらしく、なかなか検索しても
はっきりした事が分かりません。
何とかその病気にたどり着いても難しい事ばっかりでイマイチ理解できないでいます。
被る部分があるらしく、
そして”リウマチもどき”と
言われていたらしく
リウマチと同じ様な症状を
発するらしいんです。
要するにリウマチと遠い親戚のようなもの、なんですって。
これはホッとしてよいのか、それとももっと危機感を抱いたらよいのか・・・・・分かりません。
ただ、治療で有効なのがストレッチである事や、スポーツに関しては格闘技以外なら
差し支えないとの書き込みもあったりして、ちょっと希望も見えないこともありません。
そのくらい不透明な病気だけに走るのはまだちょっと怖かったりもしますし、
医師にそのことを聞いた訳でもなく、もう少しは我慢する事は当たり前のようにも思います。
明るんできています。
私の心にもカラダにもそんな
息吹が吹きかけられることも
そう遠くも無い様にも感じてきました。
人生の中でちょっとぐらい立ち止まる事も
あって当たり前ですよね。
今はそんな時かもしれませんよね。