顔を見せました。
やっぱり、夏は抜けるような
青空と、カラッとした暑さが
良いですね。
このところ一時絶不調だった母親も
なんとなく回復してきて、一人で何とか動くことができるようになりました。
老人特有のいわゆる「ボケ」といわれる症状(認知症)は、
詳しくは判らないのですが、その日の調子にすごく左右されるみたいで
かなりひどい状態だった先月がうそのように、ごく自然に行動や言動が
できるようになり、狐につままれたような感じです。
しかし、それでも序々に機能は衰えて行くみたいで、
例えれば少しずつ枯れていく植物のように葉を一枚一枚落として行く、
そんな感じなのです。
何事もなく振舞っていたと
まったくその辺の自覚がないみたいで
転倒の際に痛めた腰や肩の痛みに
首を傾げるだけで・・・。
怖いですね。
その日は突然やってくるのですよ。
まあ、このところ順調に回復(?)しているので、
それはそれで良かったのですが・・・。
それにしても、このところの衆議院選挙に対するマニフェストなるものが
マスコミを賑わせていますが、民主、自民両党のものを
紹介されるたびに納得できない心持ち。
子育て支援、景気対策、年金問題等それはそれなりに必要でしょう。
でも、介護の問題を訴える党がない・・・。
これからもっと進むと思われる高齢化社会に対する福祉の充実を
掲げる党が無いんです。
もはや限界と思われる介護施設、
職員の報酬、人員不足など
まったくそのことに対する施策を前面に
打ち出されないこの先の国の政策に
愕然とするとともに、
人気取りで終わるであろう
今回の選挙に何の期待も寄せることのできないのは、多分私だけでは
ないと思うのですが・・・。
子育て給付金なんていりません。高校の学費も払います。
だって、自分の子供なんですよ。それだけの覚悟があって持った子供なんです。
そんなのは当たり前で、定額給付金とまったく同じ無駄な人気取りに他ならない
ばら撒きであると感じてしまうのです。
そんなお金があったら、なぜ今困っている老人のために
介護施設のひとつも造らないのかと、苛立ちさえ感じてしまいます。
この国の介護を支えていてくれている職員の皆さんが
どれ程過酷な状況で働き、それによる報酬の少なさになぜ国がもっと
本腰を入れて支援して行こうという姿勢を見せないのか・・・。
ふぅ~~~~~、ため息しか出ない・・・。
政権交代だとか言って浮かれている
政治家さん、危機感を抱き、
しきりに他の党の批判に終始している
政治家さん、
もっと前を見てくださいな。
あなた方の周りを見渡せば今現在、すでに困っている人がたくさんいるはずです。
人に優しい政治、お願いしますよ。
なんだか、愚痴や文句でしかなくなってしまった今回、これもこの天候の
不順にて自分の精神状態も不安定になってしまったのか、
それとも少し疲れたのか、そううつの波が激しくなっているような気がします。
早く心の中もスカッと晴れ渡ったらいいなあ。
いつも、それ程遠くないであろう将来に不安を抱えたまま、仕事の他にさほど
時間もとれずにいるこの頃の生活は、正直言って辛い。
でも、こんな時にも折れずに生きていけるのは、マラソンで鍛えた
精神的な強さもあるよなあって、納得しちゃったりして・・・。
今週末、何とか外出できそうなので、
二路とメロンを連れて恒例の
富士スピードウェイにキャンプに
行ってこようと思ってます。
留守を奥さんと上の娘に頼み、
できるだけリフレッシュして帰ってこようと。
そうすることが結果的に家族を支えることにもなるし、私自身の精神衛生上に
どれだけプラスになるかと・・・。
もちろん、レースもありますから好きな場所で思いっきり楽しんできます。
時間が取れれば、この間走ったコースをまた走ってこようとも思ってるし、
久しぶりにラジコンも走らせてこようかとも思ってます。
富士山に抱かれ、この2日間だけは笑いの絶えない時間になればいいなあ。
そう、思うこの頃なのです。