かれこれ20日近くになる。
腰というか、脇腹といか
かなりの鈍痛。
一時期は布団で寝ることもできず
リビングで長い夜を
ひとり過ごしていた。
今はそれほどではないにしろ、未だ痛みが消えることはない。
それでも今朝は気のせいかだいぶ落ち着いたような気がして、
ごくゆっくりならひょっとして走れるんじゃないかと思いたち公園に行ってみた。
実に久しぶりの早朝の公園だ。
日中の暑さを避けたいと思うのは皆同じようで、この時間としてはかなりの人影。
空を見上げれば薄い雲に隠れた太陽が時々顔を見せ、やや伸びかけた雑草の葉に
朝露の水玉がキラキラと光を放っている。
思いがけなく爽やかな朝の風情を楽しめたのだが、ただそれだけ。
ゆっくり走り出すが、100mもいかぬ間に腹の底まで響く苦痛に
走るどころか、次第に歩くことさえもきつくなる。
結局のところ、たった30分もその場にいることができず、
痛みのためか暑さのためなのか分からぬような汗を拭き拭き帰ってきた。
いったいこの不具合、どうしたら抜け出すことができるのだろう。
原因は?
ケアは?
時間は?
まだまだトンネルの出口は見えないままである。そんな状況にも関わらず、
秋のレースをすでに2本ほど申し込んである。
10月下旬の
「軽井沢マラソンフェスタ(ハーフ×2)」
11月上旬の
「足利尊氏公マラソン(ハーフ)」
足利は毎年恒例の仮装でのランを予定。
軽井沢は土曜日に碓氷峠を走り、日曜日に別荘街のリゾート地を走る二日間。
今の状態を考えれば今年は無理をしない程度に抑えたほうが良い。
だが、まるで目標をなくしてしまってはそれも苦痛。
やはり目指すものがあればこそ燃えることができる。
できればこのふたつのレースを足掛かりにフルまで走れたらと思うのだが
それはあくまでも自分のからだと相談の上にしたい。
立秋を過ぎた今、試練のシーズンが幕を開けようとしている。