風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

お約束通りです。

2017-02-27 08:55:37 | 食べ物系
昨日、無事「ふかやシティハーフマラソン」が終わりました。



我が、ふかやらいふランニングクラブのデビュー戦。

色々ありましたが、最後には笑ってアフターの時間を過ごし何とかこの日を締めることができました。

私個人としては、このふかやのコースは練習でもレースでも何度となく走っているコース。

これといった思入れもなく、(まあ、なんとか走り切ればいいや)ぐらいの気持ちしか湧かず、その前の準備に疲れてしまい(走るのを止めちゃおうかな)、なんて思っていたぐらいだったのです。

でも、それはそれ。



スタートラインに着いたなら顔見知りのランナーさんがたくさんいたり、周りにつられてついつい走っちゃいましたけどね。

走りだして7~8km。

やっとからだも暖まりだしてじんわり汗も出始めたころにはコースも空きだし、(そろそろレースを走りだしますか)とスピードアップ。

とは言っても、感覚的には4分40~50秒ぐらいでしょうか(ラップもとっていなかった)決して、いいペーストは思えない内容。

このペースが今の限界なのでしょうか、ここまでの数レースのペースとそう変わり映えしてないなと気持ち的にはハイになることもなくあまり面白い時間ではありませんでした。

ダメだな、やっぱり何もかもが不足している。

もっと追い込んだ練習をしないと…と思えることだけが収穫でしょうか。

だって、痛みで走れなければそういう思いも湧かないでしょう。

そう、ここ数レースでの収穫ですわ。

ただ、感覚的にはかなりストライドが伸びてきた感じがするし、今週末の「鴻巣パンジーマラソン」までに疲れを抜き、ちょっとでもスピード練習を行うことができたなら恒例となってるい1時間38分の壁を突き破ることができるような気がするのですが…。

但し、このレースは夜勤明けの夢睡眠で臨む羽目になってしまい、当日の体調次第といったところでしょうか。

まあ、何にせよ、後ろ向きにはなっていないようなのでホッとはしているのですが。。。



そうそう、それと嬉しい出来事がふたつ。

お客様としてお迎えした元会社の先輩が年齢別優勝。

そして、赤羽ハーフでご一緒した越谷の女性ランナーさんが国際資格を得て、その上で入賞と嬉しニュースが飛び込んでまいりました。

表彰式前にお会いしたこのお二人の輝いたお顔が忘れませんわ。

となると自分のふがいなさが際立つのですが、まあ、追い込んだ練習どころか月に150kmにも達しない練習量でここまで走れることはむしろ喜ぶべきなのかとも思うし、もし、300kmにでも迫るような距離をこなせたなら、きっともう少し良い成績を残せるんじゃないかとも思うのです。

まあ、”とらぬ狸の皮算用”ですがね。




さて、前回の記事で衝撃の告白…(笑)をと。

ハイ、お約束通り発表しましょう。

実は…私、う~ん、恥ずかしいなぁ。

いやいや、言います、言いますよ。

童話を手掛けています。

と、言ってもまだ始めて半年ですが。

その半年間でなんと、、、小さなコンテストですが入賞してしまいました。

お子様向け童話の「ゆめある」というサイトでその日本昔話投稿コンテストなるものです。

「ゆめある」はこちらからご覧ください。

スクロールして下の方に(お話投稿コンテスト)の第一回日本昔話コンテストの結果発表と言う部分に私(一路)の作品が載せられています(うさぎさんとかたつむりくん)。

実は、もう一遍投稿しているのですが、そちらは落選(お月さまとくいしんぼうのようかい)。

むしろ、その落選した作品の方が自信があったのですが、非情にも、、、複雑な心境ですがいただけるものは頂いておきましょう。

(その作品も”他の投稿作品を見る”から読むことができます。よろしかったらどうぞ。)

他のコンテストにも投稿して入るのですがたぶん落選していることでしょう。

この世界、意外と大変。

創作って考えるより難しいですわ。

しかし、きっとこのブログを読んでいらっしゃる方も素晴らしい文章を手掛けていることと思います。

どうですか、そんな事に挑戦してみるのは。

今までにはない新鮮な気持ちにもなれますよ。

もし、有名なコンテストに入賞すると大金も手にできますしね(笑)

まあ、そんなところですわ。

でも、これからも書き続けていこうと思っています。

もし機会があれば恥ずかしいのですが、何編かご紹介しようかな、なんてことも思っています。

あまり期待せずお待ちくださいね。

コメント (7)
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『ふかやらいふランニングクラブ』をよろしくね。

2017-01-04 09:03:50 | 食べ物系
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。



いやいや、お正月ですね。

またひとつ年をとっちゃう。

嫌だなぁ。

まあ、しょうがない、時間はみんな平等に過ぎていくんだからね。

さて、今年もドシドシ走って行こうと企てている私なのですが、気持ちとは裏腹にどうも思わしくありません。

あの年末に走った「さのマラソン」以来、左足の甲の痛みが再びぶり返し、一時は歩くのも顔を歪めるような状態になっておりました。

このところ、やっとそれ程の痛みからは解放されたもの、どうなんでしょう、走れるのでしょうか。

正直、怖さが先立ち走ろうともしていないのですが、靴を履いて歩くだけでも少し痛いような痛くないような…。

いや、ここまで我慢したのだから、もう少し我慢して走らずにいましょう。

年頭の記事がこれですからね、今年も…むむむ、、、の年明けになっちゃいましたな。

しかし、年をとるのと同じように時間は待ってはくれません。

もう来週末のレース、「赤羽ハーフマラソン」の案内が届きました。



大会HPではこのピンクの「参加賞のTシャツを着て走ろう」なんて書かれていたけど、無理!(笑)

おっさんにこの色を着させるとは…(汗)

それはそれとして、この翌月には「ふかやシテイハーフマラソン」その翌週に「鴻巣パンジーマラソン」、そして春の「熊谷さくらマラソン」、「本庄クロスカントリー&ハーフマラソン」と続いていくのです。

その初っ端の赤羽ハーフマラソンをまともな状態で走れんとは、、、何とも情けない。

今日は風もなく、静かな日になりそうなので少し歩いてみましょう。

この時点で痛みが出るようではもう絶望的。

ああ、あ、困ったもんですな。



それはそうと、わが「ふかやらいふランニングクラブ

相変わらず、少数精鋭の弱小、いや、”弱笑”チーム。

いいんです、人数は少なくとも。

でも、笑いが弱いのはちょっと問題。

もっとみんなで笑えるよう、(リレーマラソンでもみんなで参加しようか)なんて考えておりました。

西武ドームで行われるNACK5チームラン(5時間耐久リレーマラソン)なんかいいよね。


詳細はこちらから

と、 思っていたのですが、現実的には、、、、無理かなぁ。

もう少しメンバーが多ければ距離的にそれ程長くなくなるからそれも可能かもしれないんだけどね。

たぶん、5時間という時間と距離にみんな腰が引けちゃうんだと思う。

どんなに遅くっても気にせず、楽しむことが一番のリレーマラソンだということを分かってもらうのにはもう少し時間が必要かな。

初心者さんは距離的に不安を抱えているから5km、10kmのレースをメインに走るでしょ。

でも、本当はゆっくり長く走る方が実は楽だし楽しいんだという事を理解するのには一度殻を破らないといけないんだよね。

そのことを教えることもふかやらいふランニングクラブの代表としては重要な仕事だとは分かっているし、
やらなくってはいけない事。

それには先ず、その機会を作ることだよね。



NACK5のリレーマラソンは時期尚早というならまだ次の機会を考えればいい。

このチームで長い距離を走るって言うレースはきっと個々にもいい影響を与えてくれるはず。

だから、いずれそうしたものをみんなで走ってみんなで喜びを分かち合いたい。

そして新たな楽しみ方を勉強する。

うん、それよ、それそれ。

自分ばっかりレースを走っていたんじゃダメだし、マネージャー的な仕事もこなせなくっちゃね。

そこからふかやらいふランニングクラブやチーム員の発展や躍進が沸き起こるんじゃないかな。

そうなったらいいよね~。

うれしいよね~。

今年の大きな目標だよ、”一人前のランニングチームに育てる”こと。

そして、みんなで喜び、みんなで楽しむこと。

その為にも全力で頑張るよ~。



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もっと精進しろ!

2016-10-24 03:30:32 | 食べ物系
復帰初戦(彩湖ベジタブルマラソン)を「まあ、こんなもんでしょう」と、納得(?)で終え、気が緩んだ、って訳でもないのだけど、それから二週間。

殆ど、これは、というような練習を積めませんでした。

とにかく、他のことが忙しすぎて”本職”の走ることを差し置いてでもそっちに全神経を傾ければならない要件に四苦八苦しておりましたわ。

その要件がすべて済んだ、というわけでもないのだけど(現在も進行中)、ともかく走らにゃあ、ということで昨日、強行出場、「上州太田スバルマラソン」を走ってきましたぞ。



よくよく考えてみれば何年か前のこの大会で完全に私のからだが壊れた大会。

いきなり足の脱力から始まり、手の指の痛みに襲われ、それからその痛みは全身に広がり、どう足掻いても走れる状態ではなくなり、いや、走るどころか生きるのも辛い状況に陥った、そんないわくつきの大会なんだね、この大会は。

今回も万全の態勢で臨む、というのにはほど遠い状態。

朝起きて、なんだかお腹の様子がおかしい。

あの腹部横の痛みがくすぶっている。

医師に言わせれば腸の働きが弱いらしく、それが原因で痛みになるらしいのだけど、その最悪の状態では熱まで出ちゃう。

この日の朝はそこまで酷くはないんだけど、どうもその前兆みたいなものを感じ、医師に言われたとおりにおなかのマッサージとっ投薬で何とかしのごうかと。

こんな状態でも痛みさえなければ完走ぐらいは、なんて安易に考えていたのも事実。

だけど、そんなに甘いものじゃござんせん。

食事はあまりとらない方が良いみたいだから、出走前にゼリー飲料とチョコレートみたいな高エネルギーの何て言うんだろう、商品名で言っちゃえば「一本満足」で21km分のエネルギー補給。

だけど、これではダメなんだよ、きっと。

12km過ぎで一度ガックリときて、その後15km辺りで完全に足が止まっちゃう。

タイム的にはそれ程落ちてはいないんだけど、病気になる以前はここからが勝負とむしろタイムは上がっていたような距離。

そこが苦しくって仕方ないというのは自分の中では最悪のレースメイク。

いや、これはレース感覚とかペース配分とかじゃなくって完全なエネルギー切れ。



その証拠に、足に残るダメージの少なさは本来ならもっと行ける足が残ってるという事。

まったく軽くなったからだを有効に使えていない。

慣れたと思っているこのからだにまだ全然慣れていないんだ。

もっと走り込んで、もっとこのからだを理解せんと。

体質改善とはそもそもそういうことなんだね。

ともかく初戦の彩湖とほとんど変わらぬタイムは現状の力はここが限界ということを示しているわけで、もっと練習を積まなければ落ちていくだけ、という事を如実に表しているわけで、、、。

これは復帰はしたものの、その後の進歩はないということで、う~ん、何ともつらい現実ですわ。



さて、何はともあれ、これでこの秋のガチハーフは終わった訳で、あとは足利の仮装と12月の佐野のフルを残すのみ。

それから年明けの赤羽のハーフをガチでもう一度走る予定だけど、そこまでにどれだけ練習が積めるか。

もう頑張るしかないよね。

はい、頑張るよ。

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読書のチカラ

2016-08-19 17:27:08 | 食べ物系
痛めた足の甲はもう痛みはなくなってきている。

今朝、思い切って走ってみたがやっぱり不安がある中で走るのは良い気持ちじゃない。

それならばまだ走らん方が良いに決まってる。

1km走ってすごすごと逃げ帰ってきた。



この間も書いたがこうして走ることもできずに、かといってこの休みに何をしようかと考えても完全に予定が狂っちゃった訳でその”代役”に何を立てようかと思案しても。。。

なんて考えていたらもう休みなんてあと一日しかありゃしない。

休みなんてそういうもの。

でも、本は読んだ。

いつだったか会社で「本って読んでる?」って何人かに聞いたことがある。

そうすると同年代の者から年下、二十代の後輩に至るまで「ハイ、読んでるよ」と答えるものの少なさ。

そう、よく言われるいわゆる活字離れがこれ。

本を読むことどころか、最近ではラインというメール機能をもったSNSではスタンプと言う絵文字で活字の代役をさせてしまうものまで現れて、文字でなくても意志を伝えられることができるそうな。

このままでは日本人の会話力は地に落ち退化、きっと数百年も先には言葉、文字というものの形態が今のものとは全く違うものにもなりかねない。

な~んてどっかのコメンテーターみたいなことを言ったりして。

かく言う自分も今じゃ、「ハイ、読んでますよ」と言えるけど、少し前までは読む本をと言っても一ヶ月に一、二冊程度。

これじゃ読んでます、なんて胸を張って言えるレベルじゃない。

今はこの休みに入って4冊、その他にもネット上にあるちょっとした素人さんのコンテスト入賞作品(短編だけど)を沢山読ませていただいた。

そうすると、やっぱり自分の読書量、読書力の不足というものが浮き彫りになる。

正直、読んでいても頭に入らない。

気に入ったフレーズや単語は残るんだけど、この本は何を言いたのか、この筆者は何を訴えたいのサッパリ分からん。

この状態を読書と言っていいものなんだろうか。

そこでヒントを頂いた。

もっと気軽に読める本を読む。

その上で本にもっとのめり込み、没頭する業を身につける。

お薦めは「シートン動物記」

図書館へ行って借りて来ようと思ったら運よく、いや悪く休館で。

仕方なく某ブック〇フで児童書コーナーから1巻を見つけ出しお買い上げ、そして只今読み切った。

児童書だからかなりの部分がひらがなで余計に読みにくくもあったけど、確かに感動もするし内容がスラスラ頭に入ってくる。

言葉がスクリーン上に映像となって浮かび、その場面々が面白いように思い描ける。

そうするとどうだろう、助言通り次に続くものをすぐに読みたくなるではないか。

動物の生態と作者の感情や思惑が手に取るように分かり、文句なく楽しいのだ。

ただ漠然と活字を追うような読書ではなく、完全に自分のものとなる、、、完全でもなくていい、理解できる読書の正しい方法はこうして身に着けていくものじゃないかと痛感した。

大人だからと言い、難しいもの、難解の内容の書物を選ぶ必要なんてこれぽっちもない。

見栄を張りたいのなら、カッコを付けたいなら、いかにも難しそうなものを選びなさい。

でも、あなたにはそんなものは必要ありません。

シートン動物記がそう教えてくれてるような気がした。

明日はこの連休の最終日、日曜日から仕事が始まる。

その前にこのシートン動物記をもっと読んでおこうと思う。

できればそれだけではなく児童書という部類の本をもっともっと読んでいこうと思う。

感性はそこから育つ、そんな予感がする。

その感性を育てることが私にとっては夢の実現へと繋がるんじゃないかと思うのだ



そんなことを言いつつも、身の丈に合わない難しい本をお恥ずかしながら読んでいる。

シートン動物記と同時進行で。

その本の中に「話し言葉」と「書き言葉」とが存在すると著者(齋籐孝氏)

話し言葉とは普段の会話で使う言葉。

書き言葉とはこうして活字として表す言葉。

この書き言葉が不足するとひとの思考は単純になってしまうと言う。

言葉は多く知るほどひとの感情や思考は複雑で緻密になるという。

その為に読書をしなさいと。。。

なるほど、その通りだと思う。

ただ自分の場合、そうした自分の感情表現を実現するのにはそれ程複雑で緻密な言語は必要ないと思っている。

簡単の言葉の中に深みのある意味合いを含ませる技術。

そうしたセンスをとり込みたい。

もっと豊かな想像力と創造力。

今欲しいのはそのふたつ。

その為に読むよ、片っ端から読みふけってやる、そう思っている。

そう、夢のために。
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ひとことでは言い表せません。 ≪奥武蔵ウルトラマラソン編≫

2015-06-12 11:25:00 | 食べ物系


体もダメ、気持ちもダメ、それでも意外と当日になったら案外いけるかも。

そんな気持ちで「奥武蔵ウルトラマラソン」の当日の朝を迎えました。

当然、気持ちとしては乗る気じゃありません。

しかも、何となくお腹の調子も良くなく胃薬を飲んでから出かけました。

会場ではスタートを待つ多くのランナー。

皆がそれぞれスタート前の緊張やら不安やらを打ち消すようにハイテンションで。。。

この時点では自分も周りに乗り遅れないよう気持ちを高ぶらせていこうと。

しかし、昨年は20数キロ先でリタイヤ、もし今年も…となると最悪、そんな不安が。



慎重に、慎重に、スタートを切りました。

「あれ、ウルトラのペースってこんなに遅かったんだけ???」

緩い上り基調の走り初めはこんな調子。

決して調子は悪くありません。

そう、腰から尻にかけてモーラステープ(消炎鎮痛剤)を5枚も貼っており、痛む場所もなく良い感じです。

しかも気温も低く心地よい風も吹いてきます。

抑えて抑えて走っているため、気持ちにも体にも余裕たっぷり。

いくつかの山を越え、昨年会場へと戻った交差点を今年はこんなに楽に超えられるなんて思ってもみませんでした。

そして鎌北湖エイドに到着。

ここまであったエイドでは給水は水のみ。

ここから急坂の上りに入るため、食べ物とスポーツドリンクでエネルギー補給。

折り返してここまで来られたらもうすぐそこにゴール、、、なんてことをイメージしながら難所の控える山道に向かいました。

そしてコース脇にあるトイレにより、さあ行くぞ!と気合を入れ急坂を登り始めてすぐに思いもよらぬ事態に落ちいたのです。

後方から車がきてそれを避けるために道の端に寄った瞬間、何か嫌な痛みが腰に走りました。

ピリッというかビリビリというか、電気がというか針で突かれたようなというか、いつもよりも何か強い刺激。

と、同時に左足から力が抜け膝から崩れ落ちそうになるのを必死にこらえて数歩。

今、自分の身に何が起きているのか分からず戸惑いが。

歩くこともできず立ち止まること数分(?)

恐々と一歩を踏み出すと何となく足の付け根に痛みがあるような…。

激痛というのではないんだけど、ピリピリというかヒリヒリというか、それでもズド~ンと。

以前力は入らず、ふ抜けた左足に力は蘇らず頭の中はどうするんだと混乱するばかり。

それでも足を引きづるように何とか次のエイドにたどり着き、恐々と屈伸を繰り返してみるとさっきよりも幾分復活したような気配。

実はここまで酷くはないにしろ力が抜ける現象は過去に何度か経験しており、その時は時間が経てば元通り走れるようになってはいたのです。

が、この日のその症状は今までにないくらい酷く、マジで転倒してしまいそうなくらいの脱力で、しかもその力の抜けている時間も長く不安でいっぱい。

これは…ダメ?  

まさかこのタイミングで…かぁ⁈。

それでもまだ時間さえ経てばまた走れる、そう信じながらトボトボと歩き始めました。

何人ものランナーに追いつかれ、抜き去られ、それでもまだ先は長いと自分に言い聞かせ…諦めるもんか!と。

どのくらい歩いたでしょうか。

何となく力が蘇ってきたような気がして、ちょっとだけ走ってみたのですが明らかに重くなってしまった左足。

それだけではなく今まで感じたことのないような痛みが下腹部にあることに気づきます。

なんだこの痛みは???

もう到底走ることは無理。

どこまで歩くことができるのか…もう引き返えそうか…ここから会場まで帰れるのか…棄権の収容車って…どうしよう、どうしたらいいんだ…。

ともかく次のエイドまでは行かねば…。

まさかこんな自分になるとは…。

もう絶対にウルトラなんて走らない!

右足も体もすこぶる元気なのに、この左足が、この足め、くっそ~!

もうなにがなんだかわからない感情、高ぶる怒り、悔しさ、諦め、そして絶望。

そんな中、後方からやはり足を痛めた甘党のhimeさんが追いついてきました。

自分はもう次の顔振峠のエイドで止めますと告げるとhimeさんはその次の見晴台まで行くと。

そんなお話をしながら二人で歩いていると結構歩けるものでhimeさんと共に見晴台に到着したのですが、股関節がダメなのか、足の自由はかなり制限されたように前に足がでなくなっていました。

それからしばらくすると収容車が来て、それに乗せていただき会場まで帰りました。

まだまだ日は高く…そんな時間でももうゴールしているランナーも結構いたりして…でも足の痛みは…股関節は…下腹部は…なんなんだ、これは!



何のために…そんな思いを強めながら自宅までの長い道のりを真っ暗になるくらい落ち込んだ気持ちで車を走らせました。

あれから5日経ちました。

今はあれほど痛んだ左足は普通の状態に戻っています。

が、先日、椅子に座ろうとした瞬間、あの日と同じ痛みが走りあろうことか右足が脱力!

丸一日、腰に湿布を施したところ今はその痛みは全くありません。

なんなんですか、これは。

これから私、どうなっちゃうのでしょう。

続く。





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