風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

”必然”

2020-12-31 06:36:18 | 日記・エッセイ・コラム
今年も暮れて行きますね。

2020年、令和2年、終わります。

いやあ、大変な年でした。

大変というより、最悪の年でしたねぇ。

新型コロナウイルス感染拡大によって翻弄された一年って言っても良いでしょう。

実はこの年、私は二度職を失っています。

失ったというよりは、”自ら捨てた、放棄した”って言った方が正しいかも。

一方はコロナの広がりや海外事情も含めての生産の落ち込みによっての退社。

そしてもう一方は、どうにも性に合わなかった職種。

簡単に言ってしまえばそんなところ。

それでも我慢さえしていけば、どちらも続けて行けただろうその仕事でしたが、私はもう我慢することをやめていたのです。

40年我慢してやり続けた仕事を終え、その先にまた我慢してストレスを抱えるのは自分を押し殺すだけで人生が終わってしまうのではないかと、どうにもそう思えたのです。

そりゃ、まるっきり我慢しないでやり遂げられる仕事なんて有り得ませんがね。

だけど、過度のストレスを感じるのだけはごめん被るってことですわ。

シャカリキになって自分を押し殺し、生活や収入の為だけにここからの数年、時間を過ごす気にはどうしてもならないのです。

それともうひとつ。

もっと色々な世界を見たい、知りたい。

様々な職業、職場、仕事内容を知って、見分を広める。

今更、知って何になる、、、知ってどうする?

ってことですが、知らないよりは知っていたほうが良いでしょう。

もしかしたら、この命が終りそして生まれ変わってまた人間になれた時に、自分には向かないと本能的に感じて、どうしても合わない仕事を避けられるかもしれない。

そんな事は絶対にないとは・・・言い切れちゃうか~(笑)

さて、それでは自分にはどんな仕事が合うのか。

それと、これからどんな仕事に就けば過度のストレスを感じずいられるのかと、散々考えましたよ。

時間はたっぷりとあるのですからね。

いや、正直に言えばまだ迷っている部分も多くって、やっぱり新しい世界に入っていくのにはそれなりの勇気と覚悟がいりますよ。

だって、自分だけが諦めりゃ良いってだけのお話しじゃないですもんね。

なるべく周りに迷惑をかけない、”終の棲家”って?

それを探すのに迷わない訳がありませんよね。

思いつきだけじゃいけないのです。

生涯働き続けるなんて多分無理でしょうけど、納得するまで働ける場所。

飛行機だって着陸するし、船だって港に着くんです。

着陸地点、接岸する場所をどこに持ってきて、どう停止するのか。

その時どのくらいの時間をもって停止できるのか。

それに似合った仕事を今は探す。

それしかありませんよねえ。

とにかく頭が悪いんですよ。

もっと慎重に再就職をと思うと、どれもかしこも”帯に短したすきに長し”。

そりゃあんたにスキルや才能がないからよって、神様が呆れているかもね。。。

とにかく、今までの経験値で言えば就職するよりもよほど退職の方が余程エネルギーを使います。

退職で弱ってしまっては次の仕事に向かう気力も弱まります。

失敗は成功の基。

もう失敗はしたくないですよ~。



本音を言えば、もうのんびりと暮らしたい。

だけど、まだまだそれを誰もが許してくれませんな。

それは仕事だけじゃなくって、運営しているランニングクラブもそうですわ。

もっと若い子が受け継いでくれると良いんだけど。。。

ある程度の人数や形は形成できたと思っています。

だけど、やっぱり行動力や熱意は若い子達にはかないません。

もっとこの会を盛り上げるのには、このままじゃいけないと思うのです。

それはこのコロナ禍で、大会もなく目指す物がなくなってしまったメンバーさんをどう活気付け、どう導いていくかは老体の私では限界かなと。

無茶ができる、無理をしてもそれを無理だと思わないパワーは精神的肉体的にも若さや健全な身体があってこそ生まれる。

そう思うのですよね。

世代交代ってどんな世界にも必要不可欠であって必然なんですよ。

特にここ数年、また走る力を奪い取られている私には、そこまでの力がないと思えて仕方ないのです。

だからって、走らない訳じゃありません。

まだまだ走りますが、以前のような我武者羅な走り方はできない、、、かなあ。



働くことも、走ることも、来年は”維新の年”としたいね。

コロナも終息し、いい仕事巡り合え、楽しい時間を過ごせたら今年のこの大変な時間を過去の思い出として許せるかも。

何やら、今年は厄年だったようです、、、いや、実際に男の厄年(本厄)なのですよ、このお年は。

来年も後厄ってことだから・・・嫌なモノは信じたくないけど、もう終わって欲しいよ。

人生の転機、かじ取りは自分です。

迷ってはいけないけど、進まない訳にもいかない。

それが来年の目標ですかね。

さて、今年も一年、ありがとうございました。

まだまだ止まる訳にはいきません。

そんな一路のこの先を、どうぞ温かい目で見守って頂けたらと思います。

では皆様、どうぞよきお年をお迎えくださいませ。
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気の弱った豚ですわ。

2020-12-27 06:40:10 | 日記・エッセイ・コラム
”書けない豚はただの豚だ”

多くの文字や言葉を使うと、時々何も書けなくなることがあります。

本当に何も書けなくなる。

そう、何も食べないと力が入らず、やがて歩くことも立ち上がることもできなくなるように。

だから人間は食べるんですよね。

それと同じように、文字や言葉を使い過ぎると書くことも話す事もできなくなるんです。

そんな事を思うのは自分だけ?

まあ、そうでしょう、、、言葉や文字を無駄遣いしてますからねぇ。

もっと省エネ的な言動に気を付けないと、やがて一切的を得た言葉を発することができなくなっちゃう。

一般的にそれを世間では認知症って呼ぶそうですがね。

だから補給できる時にしっかり補給しておく。

それが本を読むって事。

活字を脳の中に詰め込めるだけ詰め込んで、小出しにして言葉や文字を楽しむ。

ここ最近、足りてないなぁって思うんですよ、活字が。

音声として溢れる言葉や、形としてしか見ない活字はいくらでも溢れているけど、脳みそに詰め込もうとするようなものがない、と言うか、それを見逃している?

その前に何を詰め込んだらいいのか、それさえも分からない。

そうではなくって、余計なものでも興味のないものでもやたら滅多羅詰め込めていたものが、今は入り込んでいかない。

そう言った方が合っているかも。

だからいざ言葉にしよう、活字として活かそうとしたときにその文字が見つからない。

なんってこった!

それなら、こっちにだって考えがある。

さぼっている脳みそに喝を入れようと、活字を読みこんで、少しでも記憶媒体にその一部でも、無駄なものだって認識したって、なんでもかんでも押し込んでやろうと。。。

今まで、こんなことはなかったなあ、、、単行本を一日で読み切ってしまうなんて。

それも、一冊読み切ったあとに、次にもう一冊読もうとしている。

こんな習慣がもし小学生の頃からでも身についていたら、今頃直木賞作家として、小説の書ける漫才師とか、路線バスを乗り継いで旅番組に出演していたかも知れないね。

ただ、読んだ本のストーリーはおぼろげには覚えていても、克明にそれを覚えていないって言うのが、その才能のなさを物語っているかも。

本を多く読んだからって書けないものは書けないし、そこはセンス、才能、自分にはそれを語る資格どころか、想像することさえ失礼というものですな。

それをしっかり証明してくれるのが推理もの。

沢山の登場人物が出てくるとまったく分からなくなってしまう、、、それはテレビドラマも同じ。

やっぱ、単純なものが良いですなぁ。

そのくらいが私の限界って事ですわ。

書かない豚は、ではなく、書けない豚は、、、それがしっかり的を得た今の自分の姿なのね。

それでも書くんです、話すんです、だってそれも自分だから。

書けない豚は、今日も貪欲に文字を食べまくるのですよ。



”走らない豚はただの豚だ”

最後に走ったのは確か・・・と、考えなければ分からないほど走っていない。

100mや200mくらいならゴミ出しのついでに走っているけれど。

10、20、30km、、、夢のような距離だ。

多分、自分の総歴の中でも五本の指に入るほどの長いブランク。

無理すりゃ走れる、かも。

でも、別に目指す物もないし、痛いのを我慢してまで走る事もないか。

だからと言って、筋力や心配能力を落とすのも嫌だし・・・。

以前なら、そこで気合を入れ、プールに通うとか、筋トレに勤しむとか。

でも、しないし、やる気にもならない。

ぐうたら病発令!

危険ですなぁ。

分かっているのに・・・気力も衰えさせるこのご時世。

どうしたら走らない豚を退治できるんだろう。

寒けりゃ寒いからって、暑けりゃ暑いって、春も秋も花粉がどうだとかこうだとか・・・ダメだこりゃ。

でも、兆しはあります。

きっと、また走ります。

生きていればね。

だけど、今は、、、きっとダメなんだろうねぇ、、、気持ちだけじゃなくって取り巻く環境も。

ことごとく大会も中止になっちゃうし・・・集団で走るのもまずいし。

こればっかりは、走らない豚じゃなくって、走れない豚、それで勘弁してくださいな。



”働かない豚はただの豚だ”

いえいえ、働きますよ、働きますとも。

ただ今は、その場がないだけ。

その場に耐えられる体力がないだけ。

やっと、やっと、そこから脱出できるだけのヒントを掴んだよ。

今まで気づかず、どんどん深みに入り込んでいたけど、やっと底を打った。

間違いじゃなけりゃ、これで浮かび上がれる。

その時にきっちりチャンスを活かそう。

そうすりゃ働かない豚も、走らない豚からも離脱できるぜ。

今年は負けですわ、はっきり言って。

でも、ここが奈落の底。

蜘蛛の糸をしっかりつかんで、登っていきますとも、、、蜘蛛の巣は大っ嫌いだけど。。。

豚は豚でもブランド豚になろうか、、、働いて、走って、書ける豚。

これだ!

来年はそんな豚を目指そう!
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もし200年の寿命が。。。

2020-12-19 05:01:06 | 日記・エッセイ・コラム
暖かいんだか寒いんだか・・・。

日本海側ではとんでもない雪が降って、大変なことになってるって。

これも災害なんだね。

関越道で立ち往生、何十時間も車内に閉じ込められていたひとたちは辛かったろうね。

高齢者でもなんでも屋根の雪下ろししなきゃ家が倒壊しちゃう。

雪国って怖いよね。

雨も怖いけど、ひと晩でガラリと生活が変わっちゃうんだもんね。

良い方に変るならいいけど、そうじゃない方が多い。

現実は残酷だ~。

それなのに、それなのにさ、平穏無事な生活は退屈だって・・・そう思う輩もいる訳で・・・。

つまらない日常がどんなに幸せな事かと、それは分っているよ。

♪~分かっちゃいるけどやめられない~♪

何か起らんかねえ。

刺激が欲しいよ、、、自分のことかい、、、平穏無事な生活を退屈だなんて言ってる奴は~!

そうだよ、別に自然災害を待っている訳でもないし、災害に合われた方にはお見舞い申し上げたい。

できる事なら今すぐ雪かきボランティアにでも駆けつけたい。

だけど、寒いのが超苦手だし、屋根から滑り落ちちゃう、、、だって、高いところも得意じゃないしね。



あのね、パソコンの電源をまだ入れてないディスプレイ。

夜、そっと見てみて。

ぞっとするから。

モノクロの世界に映る自分の顔。

酷いから・・・そりゃ自分だけか???(笑)

たるんだ各部の皮膚。

こんなに老けたんだねぇ。

今、なんにもない、そんな生活、時間、心の中。

それが全部顔に出ているみたいだよ。

”よう~し、次のレースでは絶対にリベンジだ!”(できなかったけど 笑)

”あの仕事、絶対にこなしてやる!”(そんなこと思うほど会社思いじゃ無かったじゃん 笑)

”お金貯めて旅行に行きたいよなぁ”(遠くへ言った記憶がない しゅん⤵)

”家のローンの為だから仕方ない、残業するか”(残業、大っ嫌いだったけど 苦笑)

もし、”ぽつんと一軒家”でくらして、鏡のない生活していたら、こんなことを思わなかったのかな。

どうしたら畑を荒らす野生動物から作物を守れるのか、とか、キノコがいっぱい生えてたらいいなぁ、とか、もっと生きて行くことに対して切実な環境にいた方が余計なことを考えずにいられるのかな。

余計な事って、、、お金が欲しい、、、遊びたい、、、社会的責任を全うするとか。

古代石器時代に生きていたひとたちって、自分の衰えを何に感じて、どう生きてきたんだか聞きたいものだね。

鏡もなければ、健康診断もない。

病気になったら自分の生命力だけで治す。

そして負けたら死ぬ。

そうじゃないから、少しのことでは命が奪われなくなって、寿命が倍にもなった現代ですよ。

それでも未来には現代の平均寿命が倍になってもおかしくない。

だって、今は今で未来は未来なんだから。

未来の子供の教科書には”昔の人間はね、100年ぐらいしか生きられなかったんだよ”って書かれているかもしれないよ。

人生200年時代、そんな時代が来るかも知れない。



そうなったら60や70歳じゃまだガキだね。

働き盛り~♪

今はさ、老いたとか、力がなくなったとか、イマイチからだの調子が悪いとか、、、そんなんでガックリきているけどさ、まだまだ60歳、いや61歳だ。(笑)

200歳にまではあと140年、、、そんなばかな・・・(笑)

何かを見つけて、何かに燃えてみようか。

今更オリンピックは目指せないけど、日本選手権ぐらいは目指せるかな、、、(そんなバカな)

そうだね、、、目標だからどんなバカげたものでも掲げていいんだよ。

200年生きるでもいい訳だ。

そうしたらもっと仕事も続けなきゃいけないんだね、、、もっと走らにゃならんのね。

旅行にも行きたいし、美味しい物も食べたいし、色々なひとと出会い、色々なことをしゃべりたい。

そうだ、もう一度家を新築しちゃおうか。

またローンを組むんかい!(もう嫌だ~!)

200年生きてもうダメだっていう時に、”いくらなんでも長すぎるだろう”って自分につっこみを入れてみたい。(笑)

寒いからって、咳が出るからって、お金が無いからって、家に引きこもっている場合じゃない。

そうだよ、このパソコンは古くなっちゃったから、ディスプレに映る自分の顔が老けて見えるんだ。

新しくしちゃおうかな、、、パソコン。

そうしたらバリバリに張りのある顔が映るかもね、、、(いやいや、ないない 笑)

そんな顔をみたら139年生きて行けるかなあ。。。
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たわいもないお話し

2020-12-16 05:51:38 | 日記・エッセイ・コラム
咳で苦しみ始め、はや一ヶ月。

昨日あたりからやっと呼吸が普通にできるようになりました。

一時的に良くなったり、また悪化したりを繰り返していたけど、なんとか快方に向かっているように思えます。

実は一旦良くなりかけていたものを、油断してお出掛けをしてしまい、元の木阿弥。

再び真綿で首を絞められているような、肺に穴でも開いているのではないかと思えるような、そんな呼吸状態がずっと続いていました。

また、新型コロナウイルス感染を疑い、病院にてPCR検査を受けた頃はまったく食欲もなく、なぜ人間は食べ物を口に入れなくてはならないのかと真剣に悩んでいましたが、ここ一週間ぐらいは食欲も増し、太るわ太るわ。

だって、動かず食べてばっかりですからね。

ただ、昨日あたりから気温がガクッと下がり空気もカラカラに乾いて呼吸系には非常によろしくない環境。

ここでまた気を抜くとまた振り出しに戻ってしまうかも。

いや、振り出しどころかマイナススタート位置へと後ずさりしてしまうかも知れません。

やっぱそうですわ、、、以前発症した時も普通に呼吸ができるようになるまで一ヶ月以上かかったと記憶しています。

飲み薬、それと吸入薬のステロイド漬けの治療でやっと回復したんだっけ。

今回は吸入薬は使わず、なんとかここまで持ちこたえてきました。

多分、もう一度病院へ行ったなら吸入薬が処方されたでしょうね。

でも、今はなるべく外には出たくありません。

この町にも新型コロナウイルス感染が爆発的に広がっています。

家にいるのが一番!

と、言う訳でこのブログも更新回数が増えたということなのですよ。

そう、パソコンを話し相手にしているって事ですね。



話し相手と言えば、四六時中ネコが離れないでいます。

元々ネコには何故か好かれやすいタイプの人間らしく、知らないネコも寄ってきては膝の上に乗るなんてことは珍しくありません。

だけど、どういう訳か犬は私のことが嫌いらしく、何度もかまれたり吠えられたり。

犬に対して敵意を表したり、威嚇したり、そんな事は一度もないのになぜか犬は私を敵だと認識するようです。

遠くから走り寄った犬がいきなり私の足に噛みついた、とか、今にも私に飛びかかろうとしている犬を必死で止めようとする飼い主さん、とかそんなことが珍しくないのです。

何故だかわかりませんが・・・そうなんです。

それはそうと、そんな病状を誘発している原因はもしかしたらネコ?

当然ですが、ネコの毛なんていたるところにある訳で、しかも寝ている時でさえ常に私の傍にはネコが寝ているのです。

他のどの家族にもその様な事はなく、必ず私の布団にもぐり込んでくるネコ。

しかも私の左腕を腕枕にして、、、。

昼間、ソファーで横になっていると、必ず私の左右の足の間で昼寝を始めるネコ。

寝ても覚めてもネコだらけの毎日。

もしかしたらこれが原因なのでしょうかねぇ。

初めて喘息を発症した時に調べていただいたアレルギー反応にはイエダニにかなりの数値の反応があると注意を促されたのを覚えていますが、ネコはなかったように記憶しているのですが・・・。

まあ、いずれにしてもイエダニにしてもネコにしても防ぎようがないので、あまり気にしないようにはしていますが・・・。

そんな毎日で思い出すのが、以前に所属していた(現在も?)ランニングチームの創設者兼会長。

彼はペットにモルモットを飼っておりました。

モルモットはネズミの仲間ですが、毛足が長くモフモフした姿が可愛い動物。

繁殖力も相当なもので、雌雄を一緒のゲージに入れておくと爆発的に増えてしまうそうで、増えすぎないように気を付けていたようですが、それでも常時4、5匹のモルモットを飼っていたと記憶しています。

そんな彼は私よりももっと重症の喘息患者。

それなのにロードを走ればサブ3、トレイルもウルトラも走るエリートランナーでした。(今もかな?)

しかし、レース途中で何度か死にかけるほどの発作を起こしていました。

もちろん、普段の生活でもゲホゲホと・・・。

夜勤で働き、喘息に苦しむとの共通点もあり、彼とはよく公園で一緒に走っていました。

”喘息の原因はモルモット”の疑いがあっても、決してモルモットとの生活を止めない彼と、もしかしたら今の私は同じ状況なのかも知れませんね。

ネコを切り離した生活はあり得ませんから。

ネコを好きなのは事実ですが、ネコもそう思っているのはきっと確かな事でしょう。

いや、ネコは私の事をただの執事だと思っているのかも・・・。

それでも切り離すことができない、それがペット、いや家族の一員ということなのでしょうね。



そんなネコに睡眠を妨げられる毎日。

そう、奴らは元をただせば実は夜行性の動物。

午前2時3時に起きていることは何の不都合もありません。

その時間になると睡眠中の私を起こし、餌をねだるのです。

餌はいつでもちゃんと食べられるように用意しておくのに、それでも私を起こし、そして食事が終ればまた勝手に寝る。

起こされた私はそのまま寝ることができず、深夜のテレビで時間を過ごす毎日。

自分勝手で気まぐれなネコは、私以外にそんな行動を取らないとなると、いくら迷惑だと思っても従わない訳にはいきません。

睡眠障害の原因の一旦はこの猫のせいであることは間違いはありませんが、そんな深夜のテレビでも楽しいと思ってしまうのはネコがくれた楽しみと言っては親バカ、いやネコバカでしょうかね。

そんな深夜のテレビで、数年前に流行った青春ドラマが放映されていました。

「夢にときめけ! 明日にきらめけ!」

ご存知の通り、”不良高校生が甲子園を目指す”という、コミックからドラマ化された作品ですよね。

そこでふっと思ったのですよ。

もうこの年令になったら”夢”ってないのかなあ、って。

夢なんて青臭い、、、いや、青臭くなりたいじゃないですか。

今まで夢だなと抱いて目指していたモノって、やり残した、忘れていたモノってなかったっけ???

どんな仕事に就きたい?

何処に行きたい?

どんな家庭にしたい?

思うことはたくさんあった、、、けど、、、忘れた、、、忘れなきゃいけなかった。

思うこと全部揃っちゃう人生なんて有り得ないし、それじゃつまらない。

叶わないから生きてこれたのかも知れないし、これからも叶うはずもないものだから夢を見ていられる。

夢、、、って、年齢じゃないと、悔しまぎれに、自分への慰めに、そう思うのでありますよ(笑)

”甲子園に行こう”

”野球観戦ですか”

”いや、プレーするんですよ”

”新庄じゃないんだから、、、いや、それの数百数千倍バカげたたわごと・・・。”

でも、そう思っている人がもしいたら、、、いないか(笑)

そこまででもなく、もっと何とかなりそうな夢は持っていても犯罪じゃない。

お巡りさんにも、裁判長にもとがめられる事はない。

”いつかは叶えてやるぞ”

そう思いつつ棺桶に入るのも一興ではありませんか。

さて、朝がきます。

今日は少しの間、外の風にふかれつつ回復具合を確認してみましょうかね。
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助言

2020-12-14 06:48:57 | 日記・エッセイ・コラム
それは昨夜のことでした。

晩酌のあと、酔いが回ったのか眠くなり二階の部屋で横になっていました。

そう、2時間も眠っていたでしょうか。

ふと目覚めた私はまどろみの中にいました。

確か時計は11時頃を示していたと思います。

意識はあるのですが、目を閉じたままぼんやりと布団の中ですごしていました。

するとその布団が軽く沈み込み、誰かが私の枕元にいるのを感じたのです。

その誰かは私の頭の周りを右回りに一周歩いたのです。

どういう訳か、その時私は目を開けずに寝たままで、きっとネコが私の布団にもぐり込もうとしているのだと思っていました。

我が家のネコはとても我がままで、自分のやりたいことが叶わないと顔をひっかいてでも意思を通そうとするのです。

また爪をたてられるのもなんですから、仕方なく目を開きうす暗い部屋を見回しましたがネコの姿は何処にもありません。

もちろん、部屋のドアは開いておらずネコが入り込むことはできないはず。

しかし、確かに私の枕元には何者かがいのです。

夢?それとも気のせい?

おかしいなぁとは思いつつも、また目をつむりうとうとしていると、今度は太もも辺りを誰かの手が押すのです。

ちょうど5、6歳くらいでしょうか、そのくらいの子供の手と同じくらいの大きさと圧力。

もしかしたらこれが心霊現象というのか、金縛りというのか、そんなあり得ない事を怪談話としてテレビ番組が放送されていたな。

と、そんな思いが頭の中に浮かぶのです。

それなら私のからだは縛られてしまったかのように身動きできないのか?

ところが、どの部分も自由に動かせるし起き上がることもできるのです。

目を開け、起き上がり、周りを凝視してもひとどころかネコの姿もありません。

でも、確かに私の太ももが押された、それも2回ほど。

その後、外で鳴いているネコの声に気づき、下の階へ。

どうやらネコは外でお散歩中。

いったいどういうこと???



似たような事はこの夜だけではありません。

時々、枕元や足元に誰かが歩く気配を感じたことがあります。

だけど、手のひらで押されたことはこれが初めて。

まるで心霊現象、お化け、それともドラえもんのように未来の世界から誰かが訪れたのでしょうか。

宇宙人来襲って事も考えられるなぁ。

ハヤブサ2号のカプセルに取りついた地球外生命体が我が家にやってきた???

いやいや、考えすぎですかね。

しかし、心霊現象的な出来事を体験しているのは私だけではないのです。

我が家のリビングの東の窓をす~っと通り過ぎる白い影を、子供までが見るというのです。

はっはは、我が家は”心霊現象家族”なのでしょうか。

やっぱり今回の”超常現象”はこの手の出来事だったのでしょうか。

実は、以前にも不思議な出来事には何度も経験しています。

そんなものが感じ取れたのでしょうか。

母親の葬儀でお世話になった葬祭センターのある方に、「もし、そのような事で悩んでいたら言って下さい」と、言われたことがあります。

職業柄、その様な事を結構経験していると仰いっていました。

信用できる霊感のある予言師(?)占い師(?)みたいな方を紹介するとも。

「私は悩んではいませんから大丈夫ですよ」

その時は丁重にお断りをしましたが・・・。

でも、この日です。

それでも別に悩んでもいませんし、怖いとも思うこともありません。

ただ・・・この事実は信じても良いと思っています。

この日は朝から喘息に苦しんでいました。

薬を飲み午後になってようやく咳も治まり始めていたその日の夜の出来事なのです。

”そんな時に酒なんか飲むんじゃねえ!(怒)”

と、怒られたのかも知れませんね。

そうなんです。

そのような不思議な出来事が起こる時に限って私には危機が迫っていたことが過去に幾度もあったのです。

テレビ番組的に言えば、私を守ってくれている(?)何者(守護霊?)かが、黄色信号を発している、のではないか、そう思うのですが・・・。

こんな経験、信じてくれという方がおかしいのかも知れませんが、事実は事実なのですよ。

もう二週間以上咳が止まらず、いよいよ喘息も本格化してきた、そんな危機が訪れたのかも知れないですね。



そんな状態ですから、走るどころの話ではありません。

殆ど家の中で過ごす毎日なのです。

それでも必要に迫られて外出するときは、できるだけ風が吹かない穏やかな日に無理なく短時間でと、まるで病人のような生活を送っています。

”ねえ、生きている楽しみって何なのよ???”

そんな生活を強いられているのです。

いやぁ、参りましたね。

これじゃ新型コロナに感染して、隔離生活に入っているのとそう変わらないですよ。

せめての救いは他の人に感染の危険を与えないということ。

逆にこんな状態ですから、もし新型コロナに感染しちゃったら、かなり生命の危機に陥るんじゃないかと・・・。

もういい加減嫌になりましたよ。

毎日走っていた頃が夢のようですわ。

ひとって、こうして衰えていうのが自然なのでしょうかねぇ。

でも、まだまだやりたいことは数えきれないほどあります。

こころもからだも弱っている場合じゃないんですよね。

マラソン練習でよく言われるのが、”休むことも練習のうちだよ”

今は人生の休養期間。

”生きるには休むことも大事だよ”

枕元に現れた”誰かさん”がきっとそう言っているのでしょうか。

今はそう思いたいです。
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