風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

おじいちゃんの「舘林昔話」

2010-02-08 10:37:52 | まち歩き

2010_02010051 皆は街にすむタヌキの姿を

見かけたことがあるじゃろうか。

不幸なことに交通事故にあい

ぺしゃんこになった亡骸や

子供を連れ、公園の森の中などを

うろついている姿を見かけた者も

少なくなかなかろうて。

そもそも、タヌキ。

この者たちは人里離れた

小高い山や林の中をねぐらとしていたケモノなんじゃが、

人間たちの勝手な乱開発のおかげで居場所をなくし

仕方なく降りてきた人間の住む街が、意外と美味しいえさに溢れ、元々グルメな

奴たちが人間の目の届かぬ街の隅っこで暮らし始めたのが悲劇の

始まりなんじゃな。

そんなタヌキの物語が遠い昔からある街があるのじゃよ。

それがな群馬県にある「館林市」という街なんじゃ。2010_02050017

「分福茶釜」の昔話をご存知かな。

この街の「茂林寺」というお寺に

伝わる伝説なのじゃが

罠にかかったタヌキを助けた村人のお礼に

タヌキが茶釜に化け寺に売られたそうじゃ。

しかし火にかけられた熱さでつい頭と手足、

尻尾を出してしまい逃げ出てしまうが、

今度はその姿で綱渡りを見せ

人気の興行になり裕福な暮らしが

できるようになったという民話じゃ。

しかし、これは言い伝えを子供用に編集しなおしたものじゃて。

本当はな、1570年に大きな会合があったこの「茂林寺」というお寺。

1000人ものお坊さんが集まることになった訳じゃが、そんなにたくさんの

お坊さんにお茶を出さねばならぬには大変な量のお湯を沸かさなければ

ならなくなったのじゃ。

その当時、伊香保から来たという「守鶴」という名のその寺に使えていた者

がおったそうなのだが、その者がどこからか湯釜を持ってきたそうなんじゃ。

2010_02050019 その湯釜からは汲んでも汲んでも

枯れることがなく湯が湧き出して

きたそうじゃ。

また、その湧き出したゆを飲むと

開運出世、長命長久など

八つの功徳が得られたのじゃそうだ。

全く不思議でありがたいお茶だったんじゃな。

で、ある日そんな守鶴さん、

寝てる間に手足に毛が生え、

尻尾が出てきちゃったからご住職も村人もびっくり。

で、その守鶴さんは源平屋島の合戦や釈迦の説法をといた後

狢(むじな)に姿を変え、感涙に咽ぶ人たちを尻目に飛び去ったというのが

本当の分福茶釜伝説らしいのじゃが、今でもその湯釜がそのお寺に

展示されとるそうじゃぞ。

で、果たしてその性能はというと・・・???なのじゃろうけどな。

2010_02050008 2010_02050010_2 2010_02050016_2

今、

この寺に

行って見ると

タヌキ一色、

決して

かわいい

連中とは言い切れんが、今度は工事が終わって、拝観できる時間に

行って観たいものじゃな。

そもそも、この街の「狢の伝説」が何故タヌキに変わったのかという問題なんじゃが

実はなこのお寺の裏手には広大な湿地帯が広がっており

2010_02050029 2010_02050027

2010_02050023 今では

綺麗に

整備され

おるのじゃが

その

当時のことじゃ、

ケモノや野鳥の楽園だったに違いなかろうて。

「狢(むじな)」がタヌキとなって言い伝えられても不思議では全くないんじゃな。

おりしもこの街にお城が築城された40年後のことじゃった。

そうそう、この街にはもうひとつケモノにまつわる伝説があってのう。

2010_02010038 2010_02010039

この一帯を

赤井照光さんという

武将さんが治めて

おったのじゃが

その赤井さんが築城の際に老狐に

尻尾で縄張りを示されたそうじゃ。

その伝説の由来をもとに名づけられた城で、名を「尾曳城(おびきじょう)」と

いうそうじゃ。

2010_02010058_2 2010_02010045_2 2010_02010046 そんな

本丸跡や

その

周辺には

尾曳神社、

八幡宮、

旧秋元邸(舘林藩最後の藩主宅)などが今でも市民の誇りとして、

そして観光地として活躍しとるんじゃな。

(前記事 ラン再び、その2を参照してください)

全く静かなたたずまいで、その当時から戦乱の世を生き抜いてきた

その荒々しい過去を見せぬ雰囲気は歴史の長さを感じずにはいられんな。

しかも、タヌキとキツネの伝説の街、なんとも不思議な街じゃのう。

2010_02010043_2 今では「田舎教師」の著者として有名な

「田山花袋」さんの生家や資料館。

また近代ではな、宇宙飛行士の

「向井千秋」さんの出身地でもあることから

科学館なども整備されておってな

一日いても飽きない街となっておるんじゃ。

そんな街におると道端で不幸にも命を落としてしまった

タヌキやイタチなどの哀れな姿を思い出してしまい

心が痛むんじゃな。

2010_02010012_2 人間と野生との共存。

人間が知恵と言葉を神から授かった

その責任と義務は、そんな事を

うまく考えていくために使えとの事のように

思うのじゃが、皆はどう思うのかな。

「昔は良かった・・・。」

そんなことを思っているケモノたちの為にもな。

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自宅周辺遊歩道の旅  「群馬県太田市北部運動公園」

2009-09-14 17:51:24 | まち歩き

2009_09140037 この企画もだいぶシリーズ化してきましたね。

しかし、最近では少々ネタ切れが

危ぶまれてきました(笑)

と、言う事で今回は遊歩道と言うのには

ちょっと御幣があるかもしれませんが

群馬県太田市にある

北部運動公園にお邪魔をしました。

この公園は、北関東自動車動「太田・桐生IC」の至近に位置し

小高い丘の上に造成された、まだ歴史の浅い真新しい公園なのです。

 2008_04150010_2 しかしながら、この公園の特徴としてここ数年、

春先にはこの公園一面に咲く

桜草が超有名で、高速道路から見る

その景色は、思わず息を呑むほどの

美しさを誇っているのです。

当然、その時期にはたくさんの見物客で

かなりの賑わいを見せるこの公園なのですが

桜やツツジの時期などを過ぎた頃からはそれ程の人影を見ない静かか公園へと

姿を変える、ちょっと変わった公園でもあるのです。

2009_09140001 2009_09140020 2009_09140015

場所

にも

市街

からは

かなり離れた位置にあり、太田市のシンボルである金山公園や

太田市運動公園などのように人口の密集する場所にある公園とは違い

ここまで来てウォーキングやランニングを楽しもうと言う人が少ないのも

この静さをかもし出す要因になっているのでしょうね。2009_09140023 2009_09140027

それよりも

何よりも

この地形が

問題。

かなりの

アップダウン。

これじゃあ、犬を散歩させても犬がばてちゃう。

子供だって遊べる傾斜じゃない。

何を目的にこの公園のジョギングコースを作ったのか、

その理由の説明が聞きたいくらい。きっと初めての人ならビックリして

腰を抜かしちゃう(笑)

それでいて、しっかりコース上全面にゴムのクッションラバーで覆っており

2009_09140009 またコースの案内や距離表示までしっかりあり

冗談で作ったものとは考えられませんね(笑)

まだ私自身、桜草見物にしか行ったことのなかった

この公園、普段どんな人が利用しているのか

とっても興味がありました。

きっと相当のM系の人たちばかりで・・・(笑)

しかしながら、この日走っているのは私一人。残念でしたね~!

そうも言いながら実はこの公園、私の走りの師匠であるH岡先生の

ご自宅の近くとの事。

もし、この公園で日夜練習に励んでいたとしたら、私は負けますね!

それだけ強烈なアップダウンのある強化にぴったりの公園なのです。

2009_09140003 2009_09140011 2009_09140013 2009_09140014

最近、

坂づいてる

私にとっても

この坂、いやこの公園は地獄図を見ているよう。

この日、実際に走ってみたのですが最長約2000mのコースを最初の一周は

20分ほどかかっちゃいました。

他にもコースからはずれウッドチップの遊歩道を織り交ぜて走れば

距離は無限大。

飽きがくるなんて考えている余裕さえありませんでした。

殆ど平らな所がない上にジェットコースター並みのアップダウン。

こんなコースで練習すればトレイルランナーさんたちはきっと良い練習に

なると思いますよ。怪我のリスクも少なくってすみますしね。

ただ、怪我を抱えている人は遠慮していた方がよさそうですね。

私も結局15kmぐらい走りましたが、もう足がパンパンの状態ですから。

ホント、平地が恋しくなるそんなコースでした。

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自宅周辺、遊歩道の旅 赤城大沼周遊道路

2009-08-13 16:21:28 | まち歩き

2009_08120002 今回は、「自宅周辺の遊歩道」

と、言うのにはちょっと語弊が

あるかもしれないのですが、

まあ、題材はいい加減なもので(笑)

その辺はさらりと受け流してください。

さて、昨日の事になるのですが

今月末に開催される「赤城大沼白樺マラソン」の舞台となる

赤城大沼へ行ってきました。

「試走」という訳でもないのですが、この周辺の登山で何度か訪れた時に

この沼の周遊道路を走っているランナーを見かけていたのです。

で、夏場の暑さを避けるのには最高の場所だなあ、なんて考えていたのですね。

そして、いつか走ってやろうと・・・。

2009_08120001 当然出発は、皆の寝ている早朝5時。

この所の天候不順で

なかなか機会に恵まれず

しかしながら、この地に住んでいると、

朝の山の景色を見るだけで

その日の天気がだいたい想像できちゃうんですね。

で、今日は大丈夫だと・・・。

それでも残念ながら、この日の午後には既にやらなければいけない

が待っており、どうしても11時頃には家に帰っていなければならないという

強行スケジュール。

コンビニでパンと水を購入し、簡単な腹ごしらえを車中で済ませ赤城までの道を

急ぎます。2009_08120003 2009_08120004

頂上までは約1時間半で到着。

気温はなんと17℃

涼しいというより、肌寒い

と、いった感じ。

赤城スキー場の駐車場に車を止め、トイレや簡単なストレッチを済ませ

いざ走り出します。

しかし、勾配のあるコースだとは分かってはいましたが、

走り出しのそこは、それ程の上りでもないのになぜか息が切れる。

呼吸系の不調を抱えているせいなのか、まともに呼吸ができない。

おかしいな・・・、ここまで息苦しいなんて・・・。などと考えながらアップをかねて

歩くようなスピードで走っていきます。

2009_08120005 2009_08120021

すると、標高1300mの看板。

そう、ここは既に高地だったのですね。

そう考えれば呼吸が苦しいのも

うなずけます。

ここはプチ高地トレのおまけつきの練習も同時に行える最高の

避暑地ではないですか。

なんだか、とってもお得なお買い物をしたような、そんな気持ちとは裏腹に、

かなり苦しいランに殆どが日陰であり気温も低いのにもかかわらず

汗が吹き出ます。

2009_08120006 2009_08120009 2009_08120010

大会では

スタート

地点に

なるだろう

その場所から、赤城神社までは緩やかなくだり。

で、そこを過ぎるとだらだらと続く急な上りで(変な表現ですが、笑)さらに

呼吸系を痛めつけられます。

そしてやっと上りが終わるキャンプ場への分岐点からは、急な下りで

本来ならばスピードが乗るのでしょうが、上りがきつ過ぎて

足がうまく回転できません。

やっとその下りに慣れるころには下りも終わり、それでいてちょっと荒れた路面。

2009_08120016 2009_08120015 2009_08120018

しかし、

一気に

開ける

その景色には

ちょっと感動もしたりして・・・。

いやまてよ、もうこの景色は何度も見ちゃったなあ。

って、ことはレース当日私は何を楽しみに走ったら良いのだ・・・(笑)

そんな事を思いながら、沼尻へと進みます。

ここからが二番目の上り。

ここが苦しい。一度上って更に上る。

多分、赤城神社からの上りより傾斜はきついかも。

レースでは一番の難所になる事は間違いないでしょう。

そこから大通り(?)に出てからは下っているのですが、全くスピードが

乗らない。太ももや脹脛を痛めつけます。

で、今回スタートしたスキー場前に着くのですが、これで5kmだと言うのです。

私の体内々蔵型ガーミンではもっと短い距離を示していました。

が、時間はしっかり42分程かかっており、いくら写真を撮りながらにしても

遅すぎますよね。

で、2周目はこんな苦しいランにもかかわらず、8割程度のスピードで

タイムトライアル。

おそらく20kmの部を走る私にとってはレースペースになるであろう走り。

かなり苦しみながら、いやこれでは20kmは持たないだろうと思われる

ペースで27分ちょうど。

遅い~!

いや、このコースがきつ過ぎ!

2009_08120019 2009_08120022

今までたくさんの大会を

走ってきましたが、

これほどきついコースは

他に数えられるくらい。有数の難コースです。

で、これを4周する訳ですから、絶対に突っ込んだら持ちません。

特に膝や股関節を痛めつけてくれるこのコース、関節に不安のある方は

止めておいたほうが良いかもなんて思っちゃいました。

そんなこんなで、結局4周走ってしまいました。

2時間10分ほどかかってしまいましたが、何処かの大学陸上部の

方達でしょうか、見ていると普通に平地で練習をしているかのように

平然と走っていました。やっぱり軽い体と強靭な足腰。そして練習量の

違いなんでしょうね。ヘロヘロになって走っているおじさんランナーとは

全く違います。って、比べる方がおかしいですね。(笑)

このコースを走るのには膝周辺と太ももの強化が必要なのかな。

1周目には「きついねえ」って言ってた太ももの声が2周目には

「もう、いいんじゃないの?」に変わり、3周目には「やめてくれ~!」

そして最後の4周目には「ギャ~、ヤ・メ・レ~!!!」に変わっていったのが

聞こえてきましたよ。

これから数週間、やれるだけの練習はしようと思います。

特に上りの練習。

それが、全体の走りのレベルアップにつながれば一石二鳥。

しかしそれは、故障への細心の注意を払わなければいけませんね。

ちょっと危険ですが、そうしないと楽しめませんものね。

せっかく走る大会、怪我なく笑顔で終えられるよう頑張りましょう。

以上で今回の記事は終わり。

で、前の記事のおまけになります。

グロテスクなモノ(笑)を偶然写真に収めておりました。

mihoさんのご希望に添える事ができるかどうか・・・(笑)

2009_08110020

ゴマの近くをうろついていました。

また、緑色で物凄くデカイのも

いたのですが、それは

さすがに私もカメラを向けるのを

ためらってしまいました。

コイツが例のグロテスクな

奴なのかどうか不明ですが

いっぱいいますよね、こんな感じの奴が。。。

そして、スズメが何かをくわえて飛んでいったのも目撃しています。

昆虫や鳥も必死に生きようとしているのでしょうね。

ごめんなさい、意味が分からないと不満の方、

さらりと受け流しちゃってくださいね、写真が写真だけに・・・。

では、また。(笑)

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自宅周辺遊歩道の旅 熊谷スポーツ文化公園外周

2009-08-12 19:56:50 | まち歩き

2009_08110009 相変わらず、普通の時間には

走れずにいます。

それでも、何とか時間を有効に使って

できるだけ走ろうと頑張っている

今日この頃なんです。

で、今回は、いつも利用している

熊谷スポーツ文化公園。

「な~んだ!」って、思う方も多いと思います。

でも、これが違うんだなあ。。。

この公園内のジョギングコースではなくって、この公園を取り巻く一般道。

この公園は、元々国体を開催するために作られた公園。(ドームや陸上競技場)

なので、その周辺の道路もよく整備されており、もちろん歩道も広く

天候の良い日は公園内を飛び出して一般道を走る事も良くあるのです。

しかし、一般道であるからには普通に車の通りもあるわけで、時間帯によっては

全く走れないほどの交通量や、もちろん木陰になるであろう木々もある訳もなく

夏の日差しの強い日は絶対に無理。

また、冬の風の強い日も根性を養う目的でなければ止めておいた方が

よいですね。

2009_08110006 2009_08110007

さて、この日はこの日の前日に

久しぶりに甘党ランナーズの

メンバーであるいかりんさん

やはりいつもの橋の上で偶然出会い、

一緒に20km近くを走り込んでおり、その疲労抜きにと早朝の5時に

自宅を出発し、台風の接近で天気が危ぶまれる中をゆっくり走りはじめました。

いつもの私なら絶対にどしゃぶりになっても不思議ではない天候で

「どうせ5kmも走れば嫌になっちゃうんだから降られてもいいや」的な感じで

走りだしたのに、一向に雨が降らない・・・。

どうしたんだろう、最近ホントに雨が降らないんです。

仕方なく走り続けていると、昨日4周。そして今日、早くも1周。

そりゃあ、飽きますわな。

で、外周道路へ飛び出しました。

まだ時間的に早いので、全く車の通りはありません。

2009_08110010 2009_08110011 2009_08110018

公園

内に

時々

散歩の

人を見かけながら、歩道を走ったり広い車道を走ったり自由奔放に

走りまくってやりました。(笑) 

まるで大会での交通規制で車を排除したかのような気持ちよさ。

まあ、「早起きは三文の徳」とかいいますからね。

このくらいの特権はあっても何の不思議もないですわな。

2009_08110021 2009_08110026

2009_08110027 こんな

風景を

のんびり

見ながら

走れるのもやっぱり特権ですよね、ポニーだ~!

昼間は、こんなところ写していたら車に挽かれちゃう。(笑)

2009_08110033 2009_08110035

2009_08110019 いやあ、

今日が

初めて

じゃあ

ないけど、楽しいよね。

あっちをふらふら、こっちをぶらぶらしながら2周しちゃいました。

結局、疲労抜きどころか余計に疲れちゃった。(笑)

2009_08110014 2009_08110017

だけど

こんな

景色も疲れた

体を癒して

くれるんですね。

右側の花、何の花だかお解りですか?

これ、ゴマなんです。

綺麗ですよね。

野菜や果樹、そんな食べ物になる花ってよく見ると、

どれもみんな綺麗なんですよ。

そんな事も農業の魅力のひとつなんですね。

今、よそのお宅の畑はどうなってるんだろう、なんて走りながら見ていくのも

楽しい、農村ランの奨めなんです。

今度、熊谷スポーツ文化公園にお越しの際は、早起きさん限定で

外周道路も走ってみてはいかがでしょうか。

きっと、今までとは違った新しいこの公園の姿を発見できると思いますよ。

で、次回はすでに本日取材済み。

明日あたり、次のシリーズ化した遊歩道の旅をご紹介しますね。

と、言う事で今回はここまで。

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自宅周辺、遊歩道の旅 第1弾 「館林市つつじが岡公園」

2009-05-31 19:50:00 | まち歩き

2009_05310049 今日は、以前から気になっていた

群馬県館林市つつじが岡公園へ

行ってきました。

この街は、「分福茶釜」の狸で有名な

茂林寺や、宇宙飛行士の向井千秋さんの

出身地でもあるのです。

また、この街の象徴であり今回走ろうと思った「つつじが岡公園」は、

その時期になれば(つつじが咲く頃ゴールデンウィーク前後)、

たいへんな人出で、駐車場に車を止めることさえ、困難なほどの賑わいとなり、

近寄る事さえ出来ずにたのです。

が、この時期になればさほどの人出もなく、静かな公園のたたずまいを

見せてくれていました。

2009_05310001 2009_05310003 2009_05310005

ただ

遊歩道は

まだ

全部は、

完成していないみたいで、「工事中」のかんばんが立てられていました。

この公園の特徴は、なんといっても「城沼」と、言うのかな?

その大きな沼の周りを取り巻く、とっても風光明媚で広大な敷地に

あるという事なのです。

実は数十年前、私の一番上の姉がこの地に住んでいたことや、以前隣町に

勤務していた事から、この辺の地理はだいたい認識しており、

しかも、我が家からなら早朝の車の空いている時間であれば、40分もかからず

現地まで行く事ができる公園でもあるのです。

2009_05310009 2009_05310019

また、写真でもお判りかと思いますが

白鳥が、飛来していました。

これにはビックリで、よく見ると今は

子育ての真っ最中みたいで

小さな“醜いアヒルの子”を何羽も従えて蓮の生い茂る沼の中を悠然と

泳ぎまわっていました。いやあ、自然の宝庫ですね、この公園は。

ただ、自然が豊か過ぎて見てはいけないものに遭遇してしまったことも

確かなのですが・・・。

そう、長くって、にょろにょろしていて、つぶらな瞳をしているくせに

蛙や卵や時にはねずみ君まで飲み込んでしまう、私の天敵!

名前出さなくってもお判りですよね!

もう、思い出すのも嫌なのでこれ以上はご勘弁を・・・(汗)

2009_05310017_2 2009_05310018 2009_05310021

この日は

ボートの

大会が

開催

されていたようで、大きな声援も聞こえてきました。

ところ変われば、行うスポーツも違うものだなと、ちょっと感動ですね。

また、冒頭にも述べたように向井千秋さんの出身地である事から、「向井千秋

2009_05310027 2009_05310030 2009_05310032

記念

こども

科学館」

という、

大人が見学しても楽しい施設があり、以前この中のプラネタリウムを

鑑賞した際、どこのそれよりも、とっても気持ちよく居眠りが出来たことを

思い出しました。(笑)

いや、それだけ座り心地が良くって、リラックスできるという意味ですからね。

くれぐれも、誤解のないようお願いしますよ。

その施設がラッキーな事に、この日は市民の日らしく無料で入館でき

ちょっとだけ見学をしてきましたが、いい年こいたオヤジが汗を拭き拭き、

子供と一緒に展示物を見学している姿は、きっと怪しい人物だと係りの人に

要らぬ心配をかけてしまった事でしょうね。全くもってめんぼくねえ次第です。(笑)

2009_05310037_2 2009_05310039 2009_05310040

また、

規模は

それ程

大きくは

ないものの、この時期にはふさわしい菖蒲園などもあり、全く飽きることなく

走れるのもこの公園の特徴です。

私自身、水の辺にいることが何より心癒される場所であり、

風貌だけ見れば、頭のてっぺんにある“お皿”からカッパを容易に連想できると

思うのですが、たぶん恐らく、前世はカッパだったのかと・・・。

言っておきますが、ハゲているのではなく、お皿が載っているだけですからね!

そのお皿さえ外せば、ふさふさの髪の毛が・・・。すみません、嘘です。(笑)

いや、そんな事はどうでも良いのですが(結構、動揺している 笑)

この公園には、まだこんなのもあるのですよ。

2009_05310044 2009_05310045

温室。

ただ、この施設は

有料な為、今回は入館を諦め

周りから少し見える中の様子を

うかがったのですが、ランとか観葉植物とか、サボテンとかが

展示してあるみたいで、今度は200円を支払い見学してみようと思います。

さすが、県立とうたっているだけの事はあって、盛りだくさんの内容のこの公園。

ただ残念なのは、木々による日陰がちょっと少ない事と、例の長くって

にょろにょろしている奴に遭遇してしまった事。

それだけが、残念で残念で・・・。

ですから、奴がお休みになる晩秋から冬にかけてのLSD用に使っていこうかな

って、思う公園です。

また、2周したところで、雨脚が激しくなった事から、そこで止めておいたのですが

時間で1時間33分程からすると、距離的には1周7~8kmぐらいでしょうか。

まあ、あちこち行ったり来たりしてましたから、正確には全くわかりませんがね。

こうしてみると、我が熊谷文化スポーツ公園に匹敵する程の走りやすくって、

楽しい公園であることは間違いないみたいですね。

それにしても、とっても良いですよ。

知らない(いや、ちょっと知っていたけど)ところを、走るのって。

凄く新鮮でワクワクしちゃう・・・タノピィ~よう(笑)って、感じです。

そしてこれからも、移動可能な範囲でいろいろな所を走りに行こうと思います。

「自宅周辺遊歩道の旅」 第一弾としては最高の出足だったような気がしますね。

ただ、“奴”との遭遇を除いては・・・、ですけど。

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