風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

これからどうするのか、それが問題だ。

2018-11-30 08:34:25 | 日記・エッセイ・コラム
今日は11月30日。

この日をもって正式に会社を退社することになります。

有給休暇消化のため約一ヶ月、社会から遠く離れた暮らしを重ねてきました。

たかが一ヶ月とお思いの方もいらっしゃるでしょう。

しかし、40年以上も働いてきたこの身です。

こんな生活、とてもじゃありませんが我慢できません。

でも、会社に籍がある以上どうしようもなく、ほぼ強制的に休ませていただきました。

おかげさまでひび割れでボロボロだった指先も回復し、もう薬も絆創膏もいらなくなったのは良い事ですが、抱えてしまったストレスは半端じゃありません。

働くことのストレスよりも、働けないストレスの方が断然大きいなんて想像もしていませんでした。



さて、ようやく来週から社会に復帰です。

どんな環境が受け止めてくれるのか、どんな世界が待っていてくれるのか、それこそワクワクドキドキです。

新しい環境でいじめに合ったり、慣れない仕事に泡食ったり、もちろん色々な困難な場面にだって出くわすでしょうが、それも経験。

今までの人生の中で経験のなかった”井の中の蛙が大海に飛び出す”、そんな状況の今。

大波に飲み込まれてしまうのか、サァ―ファーよろし上手く波に乗っていけるのか、それも自分次第。

プレッシャーMAX!

震える思いですわ。



そんな状況ですから、当然来春の大会参加の計画を考えることなんてできません。

もしかしたら、土日曜日に休みの取れない仕事に就くことにならないとも限りません。

走りたい大会はいくらでもありますが、ここは平常の生活に落ち着くまでは無理をすることはできないです。

先ずは生活優先。

できれば、夜勤のある仕事を選びたいし、土・日曜日が休みの仕事を選びたい。

その方が今までと同様に自由に大会を選べる。

でも、そんな贅沢を言える立場じゃないことぐらい、求人情報を見ればすぐにわかること。

大丈夫、そのくらいの事はわきまえています。



それでは運よく条件のいい仕事に就けたとして、今までのように大会参加が許されるのなら、こんな大会を走りたいなと。

先ずは、「鴻巣パンジーマラソン」

既に申込みを完了している「古河はなももマラソン」の為のレース感覚を呼び戻すため。

そして、「熊谷さくらマラソン」

毎年仮装で走ってますからね、今年も沿道の皆さんと共に楽しみたい。

もうひとつ、ここが難しい。

「本庄早稲田の杜クロスカントリー&ハーフマラソン(ハーフ)」「かすみがうらマラソン(フル)」、「甘楽さくらマラソン(20km)」、「おやま思川ざくらマラソン(フル)」

この興味ある大会がなんとみんな同日開催。

これは迷うね。



昨日、暇を持て余して本庄早稲田の杜」のハーフコースを走ってきたのですが、今までに楽しく走った思い出が蘇るのですよ。

本庄のコースにハーフの部が追加され仮装大賞があったた時代、”波平”や”カレーパンマン”で走ったあの場面。

それに去年悔しい思いをしたかすみがうら、重いほどの参加賞をいただいた甘楽、そうして初めて走ったフルマラソンのコース渡良瀬遊水地を一部走る思川。

みんな、それぞれの思入れのある大会の一場面が蘇ってくるのです。

それらの大会の申込みが12月になるとどっと始まるのです。

その前に自分の身の置き所をシッカリ決めておかないと。

きっと来週から慌ただしくなりますが、でも自分のこれからを左右する大切な時です。

慌てても焦ってもいけませんが、一刻も早く決定したい。

そして、この状態から早く抜け出したい。

そんな年末を迎えそうです。



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大会レポート「上州藤岡蚕(SAN)マラソン」

2018-11-28 06:11:21 | マラソン
11月25日

どういう訳かこの日の朝は特別に寒くて、異常に暖かいこの頃の日中とは裏腹に真冬を思わせる様なお天気。

自宅付近の気温はこの秋最低の4℃。

会場である群馬県藤岡市総合運動公園に到着してみたら、なんと1℃。

そう言えば昨年参加した時も、とても寒い思いをした覚えがあったっけ。

”山間部の入り口”、そんな土地柄だし、山に隠れて朝陽が届かない会場だから余計に寒いのでしょうね。

(ああ、もう冬の大会なんだな)

ところが、スタート間近になり山の上から太陽が顔を出すころになるとグングン気温は上昇。

そのくらいが私にとっては最適の気温。(完走証によると 気温14.7℃ 湿度46% だそうです)

一度はアームウォーマーや長袖のウエアを考えたのですが、十分半袖で行けそうな雰囲気。

いや、それどころか暑くなるかも。



いつでも外すことができる手袋だけを着けていざスタート。(結果的には山間部は冷えておりまして手袋は正解でした)

昨年、初めて参加し、その”ドⅯ”的なコース設定にびっくり。

当然、今年もそれは変わることなく、嬉しいやら、苦しいやら、笑っちゃうやら。

標高差は240mと言うことだけど、上れば直ぐ下るを小刻みに繰り返すこのコースは標高差以上にきつく感じます。



いったい誰がこんなコースを考えるんでしょうね(笑)

参加者は全体で2000人ちょっと。

ハーフを走るランナーは600人ほど。

こんな小規模の大会が故、まったくのんびりしたもの。

スタート間近になって後方に並んでも、広めの道路を交通規制してのコースなので、さして渋滞もなくほとんどタイムロスはありません。

大会運営に関しても申し分なく、人気大会にならないのが嘘のよう。

こんな大会は今では本当に珍しく、”走らせてくれる大会”という言葉がピッタリ。

思う存分、坂を楽しめます。



特に後半の坂は半端じゃない。

だから余計にファイトが湧く。

ライバルは他のランナーさんじゃなく自分。

だって、周りなんて見ている余裕がない(笑)

上りは好きだけど、得意じゃない私はいつものように何名かのランナーに抜き去られます。

その中に女性ランナーさんが・・・。

これにはさすがにガックリ。

いくらライバルは自分だと言い聞かせても、そこは頑張りますわな。

ランナーの特性とでもいうのか、上りになると突然早くなる方がいますが、私もそういう力を身に付けたいと思うのです。

フォームも適正もあるでしょうが、上りで早いランナーってかっこいいですもんね。

そしてその坂を折り返してその激坂を下るのですが、これが危ない、、、足が回転しません。

そりゃそうですよね、、、だってそれまで激上りに喘いでいたのに、その坂を下れと言われても・・・ねえ(笑)

そこのスイッチの切り替えが、他のランナーさんとの競争になる訳です。

急激に下るとカラダの各部にかかる負担は半端ではなく、ガクッとスタミナを奪われます。

まるで100m競争でもしているかのように全速力で走り去って行ったランナーさんが数百m先で失速していたり、上りで早さを示していたランナーさんが下りで苦戦していたり。

その個人差がとってもわかりやすくて、傍目から見ているのがとても面白い。

だから、坂のあるコースが好きなんですよね。

平坦では見えないものがはっきり見える、、、当然自分の姿もですが。



そうして、ほぼ全開で下る最後の5kmは快感そのもの。

当然、タイムは出ませんけどね。

ところが、、、ほぼ平坦の10月に走った上州太田スバルマラソンと数十秒しか変わらない。

(なんじゃこりゃ! 笑)

10月よりも走りが向上しているのでしょうか、、、そんな事はないように思うのですが、いささか疑問の残る結果です。

それより嬉しかったのが年代別の順位。

いやいや、今年の順位じゃないですよ。

だって59歳だもん。

来年60歳で同じタイムで走れたら、今年の成績に照らし合わせると6位入賞相当。

このままの走力を維持し、もう少し頑張れば確実に入賞圏内。

(やった~!)



これを”捕らぬ狸の皮算用”と申します(笑)

だけど、モチベーションにはなりますよね。

頑張りますよ、もちろん。

(早く60歳になりたい)

初めてそんな気持ちになりましたよ。

さて、レース後のサービス。

これが豪華。

先ずは、地元ブランド豚のしゃぶしゃぶの無料配布。

誰でも頂けますよ。

しかも美味しい!

そして、パンジーの苗の配布。

これらはきっと協賛企業(おそらくJA)からのプレゼントでしょうね。

それからメインのサービス、「トマトキムチうどん」

これがめっちゃ旨い!



チリトマトをちょっとマイルドにした感じのスープとモチモチうどんの組合せは絶妙。

これだけ目当てで参加しても良いくらい。

ふかやシティマラソンで評判の煮ぼうとうに匹敵するくらい、、、いや、食べ飽きたそれをも上回るかも?

そうして最後に抽選会。

一等賞は旅行券。

その他、ネズミの国の優待券や地元のお酒など、本当に豪華豪華!

そんな申し分ない大会の「上州藤岡蚕(SAN)マラソン」

お帰りの際に、世界遺産の「高山社(明治時代の養蚕施設です)」を見学してもいいし、お隣のコミュニティーセンターで無料のお風呂に入ってから帰っても良いよね。

近隣には日帰り温泉も何軒かあるし。。。

こんな至れり尽くせりの大会だけど、正直に言えば人気にならずこのままの大会の規模で行って欲しいなぁ。(大会関係者さんに怒られちゃう? 笑)

私にとっては”大切にしたい宝物の大会”、そんな大会でした。















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孤独ですなぁ。

2018-11-16 05:12:56 | 日記・エッセイ・コラム
寒くなりました。

北の大地では遅めの雪が降ったとか。

いつもの時期に降るものが降らなかったり、吹くべき風が吹かなかったり、下がるはずの気温が下がらなかったりすると、どうも調子が悪くなる。

寒いのは嫌でも、半世紀以上そんな暮らしをしていれば、自然とからだがそれに備えようとするのに、ここ数年おかしな気候で今までのからだのローテーションも狂い気味。

だからと言う訳ではありませんが、どうしても病院通いから抜け出せませんね。

そりゃ、それだけ生きれば何をしていなくてもガタはきます。

それなのに、その上からだをいじめていれば余計ガタつく箇所だって増えてきますわな。



そんなことを見越されたのでしょうか。

40年と7か月働いてきた会社からある提案を示されました。

ハイ、早期退職、、、要するにリストラですわ。

退職満期まで残り7か月を残し・・・。

どうも、自動車業界はいかんですわ。

満期を過ぎても雇用延長などという羨ましい会社の状態には程遠く、それどころかこんな事態に。

実を言えばその提案を拒否もできたのです。

しかし、そうすることで年下の者が余剰人員の餌食とされるなら、私たちが身を引こうと、同期で同僚の三人で会社提案を受け入れることにしました。

それから半月、ボチボチと今まで放っていた家の仕事や、お勝手になど立ったことのなかった私が、夕食の準備などをしているのですよ。

でも、今はまだ社員の身。

他の仕事に就くことはできません。

休暇消化中のため、ハローワークにも行くこともできず、ただ毎日をグダグダと過ごしているのです。

いやあ、孤独ですわ。

誰もが働きに出かける日中はもちろんひとり。

夕刻、家族が帰宅するころには唯一の楽しみ、晩酌の酒もまわり床に就いてしまいます。

そう、ほとんど言葉を発することのない生活。

相変わらず、指先ではあちこちに話し相手はいますが、言葉を、声を、発せない、発しない生活。

唯一話し相手の猫も最近は迷惑顔。

完全に社会から隔離された生活は神経を容赦なくいたぶってきます。

”近いうちに連絡するね”

そんなことを言っていた、何人もの会社後輩、同僚から連絡ひとつくることはありません。

そんなモノだよね、だって、自分がそうだったんだもん。

ただ、私の場合、”走る”というものがある。



それだけでも随分救われていますな。

誰とも接点が無くても、それだけで気持ちが救われる。

もし、それもなかったらどうなっちゃうのかな。

趣味らしい趣味を持っていない、一緒に退職した元同僚たちは大丈夫なのかな、、、余計なお世話と言われれば、それりゃそうだけど。

さて、そんな私のこの先なのですが、もちろんこのまま”主夫”でなんかいるつもりは毛頭ございません。

しっかり働けるうちは働きます。

ただ、この年になって仕事を探すのは、それなりに大変な事。

そう簡単には希望の仕事には就けるとも思っていません。

でも、少なくても今の無言の生活からは脱却できる。

それだけでも幸せなんですよ、本当は。



では、その希望の職種って何だろう、、、好きな仕事、、、ない。

そうだよね、今まで転職なんて考えていなかったし、突然湧いて出たお話。

どうしよう・・・。

先ずは、資格取得を目指しますか、、、介護職。

きっと私ならできる、、、そう、あの経験はそんなことを見越しての、母親の教育だったのかも知れない。

でも、これから知らない世界に飛び込むのも勇気はいるし、収入面や労働時間にも不安はあるし。

それなら今までと同じように工場勤務で時給の良い仕事を見つけた方が安定感はあるわな、経済面も精神面も。

ともかく、あと半月、じっくりと考えてみますわ。


コメント (6)
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