風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

さがしものはなんですか。

2021-10-24 03:32:22 | 日記・エッセイ・コラム
急に寒くなりましたね。

きっと外の仕事になった、そのことが余計にそう感じさせるのでしょう。

今まで見たこともない樹木、虫、草、それから土や空の雲まで、こんなに地球を感じたことなかったなぁ。

それを喜ぶべきか、歓迎して良いものなのか。

いや、冷暖房の効いた視界の狭い屋内で時間を過ごすのが良いのか、自分では判断できないなぁ。

どっちが好きかと言えば、、、真っ暗な暗闇の中から現れるおぼろげなパステルカラーに彩られた夢の世界にいるのが好き。

夢見るユメオちゃんじゃないんだから、、、(笑)

現実問題として、真夏の屋外の仕事で1シーズンを過ごし、誰もが”焼けたねぇ”と口をそろえて笑う。

”日焼けはお肌の敵よ”

冗談にも言えないわ。

いくら夏は得意だって言ってても、気温35度を超えるような真夏に、日陰の逃げ場もなくただひたすらに雑草と対峙する。

我ながらよく頑張ったなって思うわ。

これからは寒さとの戦いになる訳で、ここ数日の季節風の走り(木枯らし1号なのかな)でもうくじけそう。

お給料のことなんか考えたらできませんな、こんなお仕事は。



そうなんだよね、これも老化なのかも知れない。

この頃、お金とか物とか、何かを強烈に”欲しい”というものがなくなっている。

ハイ、”幸せな老後”は欲しいですよ、、、(笑)

でも例えば、車が欲しいとか、最新版の家電が欲しいとか、まったくない。

どんなボロでもまともに動いてくれれば車なんてどうでもいいし、映れば今のテレビで充分。

電気仕掛けの自動車も4Kだか5Kだかそんなテレビも欲しくない。

お金なんてその日に飲むコーヒー代があれば、他に使い道もないし、持っている必要もない。

お金に執着心のある職場の子(障がい者くん)が、私のお財布の中を覗き込み、「お金、ある?」って心配してくれているのにはさすがに苦笑したけど、そんな程度しか感じない。

これじゃダメなの、、、かね~?(お金だけに…笑)

もうひとエピソードを加えるなら、”ハロウィンジャンボで当選したらどうする”と先輩同僚から問われて、”とりあえず、履ける靴下が少なくなってるので、そこからですかねえ”、、、ダメだこりゃ!(笑)

きっとこうなる・・・そう思ってましたよ。

それはあの時、そう”あの時からそうなった事件”に遭遇してからですわ。

「家のローン一括返済」

私としては本当に嫌だった、、、でも、金利とか有利になるからって女将(御上)様から押し切られた…。

返済が済んでしまったらもう働く、いや、お金に対して”欲”と言うものが失せる、絶対にそうなる、感じておりましたわ。

某農業系金融機関でひと通りの手続きが終わった時、”肩の重荷を下ろした”とホットするんじゃなくって、張りつめていた何かが折れたのか、ガクッときちゃったのを覚えてる。

借金って、金利って、本当は人間の活力なのかも知れないね。



世の中、誰もかれも”欲”がなくなってしまったら経済は回らなくなし、人口も激減しちゃう。

人間にとって欲求とは命をつなぐ大切な”手綱”なのかも。

ピ~ンって張っていたものを一度緩めたらダラダラした生き方しかできなくなっちゃう。

かと言って、もうひと花咲かせようと一度引締めようものなら、使い古しの縄はギシギシいってぷっつり切れてしまう。

だましだまし、無理のないよう引っぱるしかないのでございますよ。

どれだけ耐えられるのか、どこまで力を入れるべきなのか、人生、一生、手探りの道を歩んでいかにゃならんのですわ。

さて、只今、何を一番強く欲しているのか心のままに問いただしてみますと・・・。

新しい靴下の他にもあった!!!

それは、、、”固焼き煎餅”

ダメだこりゃ!(笑)
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夜も眠れない・・・。

2021-10-15 06:32:24 | 日記・エッセイ・コラム
”おいる”と言っても、油の言話じゃありません。(笑)

”老いる”の方よ。

いやいや、まだまだ老いるなんて言葉は使いたくはありませんがね。

でも、年齢と言うものは世間的に表現すると私どもの年代の人間に対しては”高齢者”と申すのですよ。

高齢というくくりの中に、無理やり押し込まれてしまったのですわ。

その証拠に、ある金融機関より「年金相談会開催のお知らせ」なるものが届けられたのですよ。

この間の、コロナワクチン接種の場でも、「64歳以下の高齢者」と呼ばれた訳でして、自分的にはそう思っていなくても、周りから”自覚しなさいよ!”と、やんわり説教をされているようで、あまり気分の良いものではありませんな。

しかしですなぁ、そう言われるのも仕方ない部分も確かにありますわな。

名前が出てこない、、、言葉を忘れる、、、つまずく、、、頭はうすくなる・・・(涙)

何をとってもスカッとするような行動がとれない。

要するにどんくさくなっている訳ですよ。



(ほらほら、年金あげるからもうそろそろ落ち着いて余生を暮らしなさいよ)

なんだかそんなことを言われているようで。

冗談じゃありませんわ!

まだまだ若いものにはまけましぇ~ん!

と、躍起になって頑張ること自体が既に”老いる”ことなんでしょうかね。

しかしですなぁ、平均寿命は今やうなぎのぼりに上がり続け、人生100年なんて言われるようになっているようで、もしそこまで生きるのなら、まだ折り返して間もない頃、と言えないでもない。

たぶんご先祖様から受け継いだDNAがこのからだの中に根付いているとしたら、とてもじゃないけどそこまで生きられない、かも知れないけど、せめて親の年齢は越したいわな。

まだまだやらなきゃならん事、ダンプカーに何台も乗せなきゃならないほどありますわ。

年金なんてもらって喜んでいる場合じゃない、、、もらえたら嬉しいけど。(笑)

段々仕事をこなすスピードも、あとに残る疲労感も増し増しだけど、休んじゃいられない、、、そんな人生の機微を味わっておる秋の日なのでございますよ。



さて、今のお仕事ですがね。

職場において、同じ班なかではなんとワタクシが一番の若手!(笑)

まだまだからだも他の方たちに比べたら、多少は動けるしスタミナも負けてはいないと自負しておりますがな。

いや、逆に言えば、その方たちと同じ年齢になるまで働ける、いや、働かなければならない。

うわっ、そう考えると気が遠くなりそうですわ。

この職場で、今の仕事をあと7年頑張れるのかい!?

無理じゃ~!

そうなると、先輩方の仕事ぶりに感激するのでございますよ。

正しく、リスペクトに値する御仁たち。

どうでしょう、、、やっぱ、年金が支給される年齢になったら、、、ご隠居さんになりたいでござるよ。(笑)

というよりも、かなり放置してきたご先祖さまから受け継いだ農地を蘇らせたい。

そうしないと天国で合わせる顔がござらん。

だからと言って、その農地を受け継ぐ後継者・・・おらんわ。

農作業どころか、田畑の所在すら知らない”後継者さん”、、、やっぱ、それって父親として子供の教育がなっていないって言うことでしょうな。

これから仕込みますか!

いや、絶対に拒否されるな、、、(悲)

どうしたもんですかねえ。

今時の農家さんの悩み、、、我が家も遠くの火事ではないということなのです。

う~ん、、、いくら年はとっても悩みが尽きることがない、、、人生って辛いものですなぁ。

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久々の大会です。

2021-10-09 15:19:59 | 日記・エッセイ・コラム
あるサイトを通じて「神奈川県厚木市市役所スポーツ推進課」の方からメッセージを頂きました。

内容は、「2021あつぎマラソン on the web」への参加のお誘い。

う~ん、web開催ではなぁ・・・。

一応、その様なお誘いがあったとサークル内に連絡をしたところ、すぐさま1名の参加表明があり、とりあえずサークルの代表としては面目躍如といったところ。

でも待てよ、元々は私が誘った訳ではないけど、サークル内には私が連絡した訳で、その私がスルーしているというのも考え物だよな。

参加費も¥2500と、今時の大会にしては良心的。

もちろんwebでの開催であるから遠路はるばる厚木まで出かけなくても済むわけで・・・お気軽と言えばお気軽だけど。

しかしですなぁ。

私個人の考え方として参加者がそれぞれ個人の定めたコースを走るのは、どうも大会として認めたくないというものがあって、いくら豪華な参加賞や抽選会があったとしても、参加する気にはなれません。

ところが、厚木市のスポーツ推進課の担当者さんの大会に対する熱き思いや心意気にほだされ、それにサークル内での”言いだしっぺ”であることから、、、ここは一兆頑張るかと参加を決意。

エントリー期間ギリギリの申し込みとなりました。



コースは任意。

制限時間も無し。

しかも、二回に分けてハーフの距離を走れば完走扱い。

実に緩い大会規定。

だけど、こうしたコロナ禍の状況下であっても、web 開催まで持ち込んでまで、その「あつぎマラソン」を守ろうとする厚木市には拍手を送りたいと思うのですよ。

ほとんどの市町村では中止にしてしまうのが当たり前のマラソン大会事情。

どんなに歴史のある大会でさえも、もう簡単に2年、3年中止を決め込んで、下手をすればその大会そのものの存続まで怪しい。

当然、参加者の健康を守るために致し方ない措置であることは分るものの、”もう、めんどくさいや、やめちゃいな!”なんて事が実際に話し合われていたらどんなに悲しいことか。

それを思わせるような地元大会の早々の中止決議の報告。

”スポーツ推進の町”との掛け声はどこ行ったやら・・・。

もう愚痴を言っていても何も得るものがないので、地元大会のことはもうこれ以上何も言いませんがね。

それぞれの市町村や担当者さんによっては、こんな素晴らしい町(行政)も存在しているんだなぁ、と思うじゃないですか。

申込み期限2日前のメッセージには参加希望者の少なさくる苦肉の策、なんて言うものも見え隠れするけど、それでもランナーさんには夢を持たせてくれる、希望を抱かせてくれる、そんな嬉しさでいっぱいでしたわ。

ならば、協力とか応援とか、みんなで盛り上げちゃおうよとか、そんな意味も含めて走ろうじゃないか、と。



さて、この大会の走る期間として、二週間ほどの間で走ればいい訳で、そう、コースもハーフの距離を越えればOK.

ならば、緊急事態宣言も解除された訳で、旅行がてら遠方に出向いて走ってくると言うのはどうかしらと思うのですよ。

例えば、草津温泉に一泊して、勝手に温泉街や山間部を走っちゃう。

草津熱湯マラソンのコースは忘れちゃったので、迷子にならない程度に観光がてら走るのも楽しいかも。

もっとお手軽にならば、赤城山大沼の周遊道路を4周とちょっと走れば、それも由。

ただ、開催時期には紅葉は終わってるかな。

でもでも、やっぱ、温泉が良いなぁ。

越後湯沢とか伊香保とかもGood!

順位なんて関係ないし、ともかく走る喜び、楽しみみたいなものを再確認したい。

そんなきっかけにしたいものですわ。

そう、この「あつぎマラソン」を機にそんなことをもう一度思い出したい。

そう思うのです。

そうして、コロナが終息し、また以前のような決まったコースをみんなで走る「あつぎマラソン」が開催された際には現地まで出向いて、スポーツ推進課さんと共に楽しみたい。

そんな日がまた来ることを祈りながらも走りたいと、そう思うのでありました。
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秋来る!

2021-10-01 05:37:00 | 日記・エッセイ・コラム
うそのような本当のお話し。

我が家のトラねこ殿。

近頃、運動をさぼり少々メタボ気味。

なのに、家族5人。

その度に都合5回、朝起きてくる家人の足元にまとわりつきご飯をねだる。

いくら食欲の秋とはいえ、度が過ぎる食事量に家人もあきれ顔。

「お前な、そんなに食べてばっかりいたらデブになるぞ!」

体重約7kg

獣医さんからも食事制限のお達しが。

そんなある日、会社から帰宅してみるといつもうるさくまとわりつく猫の姿がない。

どうしたのかといつも昼寝をするダイニングテーブルの下を覗き込むがもぬけの殻。

まあ、そのうちどこからか出てくるだろうと高を括る。

それよりも先ずは手を洗おうと洗面所に行くと、いつもそこに置いてある体重計の上でトラねこ殿が神妙な顔つきをし、思案のご様子。

はて、この日はご飯をねだらず、ご主人のお出迎えもせずにいたのは、奇しくも体重計が示す数字にショックを受けたそのせいだろうか。

皆様もいくら食欲の秋とは言え、度を過ぎると体重計が容赦なく辛い現実を示しますぞよ。

先ずはお気をつけあそばせ。



さてさて、食欲の秋と共に、秋はスポーツの秋とも言われておりますな。

その昔、東京オリンピック開催(第一回目)を記念し、10月10日を体育の日と定めたのがその発端、、、かも。

いやいや、スポーツをするのにはちょうどいい気候。

空は青いし、風は爽やかだし。

そうして各地、各団体がこぞって運動会を開催するのでございます、、、そう、コロナ前の生活ではね。

あのバブルと言われる好景気の時代、なんと東京ドームやメットライフドームを貸切って会社の運動会もあったくらい、運動会と言うものが華やかに開催されておったのですよ。

ところが今の時代、学校単位では細々と行っていると噂には聞くが、お遊戯、ダンス、そんな演目に使う音楽が大音量のスピーカーから漏れ聞こえる、なんてことがなくなってしまいましたな。

聞けば蜜を避ける為にかけっこ系だけ、なんて運動会が増えているんだとか。

いやあ、今も昔もかけっこの苦手な子にとってはまさに地獄、辛い一日となる訳ですわな。

せめてゲーム系の競技があれば時間稼ぎが出来るものを・・・運動の苦手な子には憂鬱な秋でもあるのでございます。



運動神経はない。

でも、何故か走ることに関しては引けを取らなかった。

これもまた、子供にとっては辛いものなのでございます。

かけっこが早ければ、ドッジボールも鉄棒もマット体操も、なんでも上手いと勘違いをされる。

過度の期待を寄せられるのですよ。

飛んでくるボールを取るのも苦手だし、逆上がりもやっと。

バク転なんて天と地がひっくり返ったってできやしない。

そこで聞く周囲からのため息が辛く心にのしかかるのです。

ああ、体育なんて大っ嫌いだ、、、それも言えない、、、勉強もできなかったから。

学校とは惨めな自分をさらけ出させる、そんな場所であったのであります。



ポツポツとマラソン大会の開催、申し込みが始まっておりますな。

地域限定、地元民のみの参加資格を有するとか、訳の分からない開催事項に落胆したり憤慨したり。

それって、緊急事態宣言をされた地域からひとは来ないでっていう体のいい差別?

地元民だけならコロナ感染は広がらないと、そう思いなのでございましょうか。

まあ、どう考えても蜜の回避は不可能。

まだ秋口なら屋外での着替えも、真冬の極寒の中で着替えも待機もできないマラソン大会なんてこっちからごめん被もりますわ。

なにせ、寒さが大の苦手。

そんな奴が冬がシーズンのマラソンなんて走るなよって言うお話しかも・・・。

ああ、どうなるのでしょう、ウイズコロナでのマラソン大会。

もちろん、今はまだ大会に申し込む気のひとつもありませんがね。

時間は過ぎる、、、でも、コロナは無くならない。

ああ、いったいワタクシの未来はいかに・・・。
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