風をうけて vol.3

お引越ししてまいりました。
拙いブログですがよろしくお願いします。

祭りを終えて、今に思う。どっしようかなあ~、今シーズン。

2008-07-28 09:26:26 | 日記・エッセイ・コラム

2008_07260008 この頃の夕立で、

やっと朝だけは涼しくなりました。

それでも、日差しの強い中を

走る事は無謀と言う事で

なるべく日陰の多いコースを

ちょろちょろと走っています。

とはいっても、長距離、

長時間ではその後の行動に支障が出るため短時間に効率の良い走りを心がけ、

太田金山ドライブウェイや別府沼公園の木々の中をメインに走っています。

この時期の練習は体重の増加だけ防げれば自分なりには充分であり、

走る大会さえ全く決めていない今、モチベーション自体維持する事さえ難しく

やれスピードだ、やれ持久力だなんて到底考えも及ばない事なのです。

もうこの時期ですから、そろそろ秋の大会の事も考えていかねばならないですし、

昨年参加した大会から今年の大会の案内も届いていますが、

「さあ、今シーズンはどうしようか」 って、なかなか考えがまとまりません。

いっぱい大会に参加して大会事態を楽しむエンジョイ型。

記録を狙える大会だけに目標を定め真剣勝負的に参加するストイック型。

そのどちらでもない、その時の気分に合わせノリで走っちゃう、無計画型。

まあどの型にしても走る事に変わりはなくその時に困らぬよう一応、

この時期にやっておかねばならぬことはやっておきましょう。

それが体重の増加だけを考えた走りとは、なんともお恥ずかしい話ですね。

2008_07260001 一昨日はそんな気持ちの中

太田の山を少し走ってきました。

多少の蒸し暑さはありますが、

やはり多くの木々に囲まれたその中は、

やはり、公園などよりも

一段と爽やかで空気が新鮮なのです。

そんな澄んだ環境を、

この汚れ切った親父が汚染してよいのだろうかと少々恐縮しながら、

なるべく加齢臭を抑えつつ、息を抑えて走りました。(どんな、走りだ~!)

前日の激しい雷雨の影響でしょう、ぬかるんだ道や折れた小枝等が

汚れた私を阻むように山自体、私の入山を拒否するのです。

仕方ありません、グラベルは諦めターマックをチョイスしました。

山頂までの1.6km登りっぱなしの峠道です。

そこを往復2本、はあはあ、ぜいぜい言いながら走りました。

上り1本目11分ちょうど、2本目10分ちょうど・・・。

パワーねーな~!!!

下り1本目6分50秒、2本目殆んど真剣走りで6分27秒・・・。

おっせ~な~!!!

こんな下りっぱなしの1.6KMでも6分半と言う事は

単純に3倍して5kmが19分30秒ぐらいになると言う事ですよね。

しかもたった2往復でギブアップ。

”パワーない、スピードない、持久力ない” これを世間では

「一路の3無い運動」と、言うそうですよ。

まあ、そんなこんなで約1時間山の中を走ってきました。

2008_07260007

そして今日、朝5時頃より

スポーツ公園にて走ってきたのですが

何となく走りだしから腰に重さを感じました。

何とかそれでも1周を走り終えましたが、

腰の違和感はその後も改善することなく、

その時点で止めておきました。

少々のストレッチで大分

落ち着いてきたのですが、元々挫骨神経痛は腰の骨間の圧迫から

きているようなので、これが本格的な腰痛に発展しては

豪いことになってしまうと・・・、やばいです!

それと、体の硬さが気になります。

要するに腹筋等の筋力の衰退(笑)、体の硬化、

既に老化は足音も立てずに、完全に私の体を蝕んでいるようですね。

木材で作った張りぼての鎧が、風化と共に朽ち果てシロアリの餌食に

ならぬ前に、再構築をしなければなりません。

耐震偽装よりもっと深刻な状態のこの体を立て直さなければ

エンジョイでもストイックでも無計画でもなく、ただの加齢臭ただよう

ハゲ親父に成り下がってしまいます。

これは深刻ですぞ!!!

今日から、いや明日から、うん~、来週からストレッチと筋トレ頑張ります。

いまいち、危機感が足りない自分にたぶん明るい明日は無いでしょうね(笑)

と、思う今日この頃です。

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夏がく~れば、思い出す~♪

2008-07-23 16:28:57 | 日記・エッセイ・コラム

2008_07210005毎日、暑いですね~。

とは、言うものの

今年は涼しい・・・?

昨年の猛暑地獄を

体験していますから

35℃にも満たない日は、

ちょっと拍子抜け。

今では40℃前後でなければ物足りない(笑)

それでも今年は、雨が降らない変わりに湿度がかなりあり、

不快指数全開! もっともいやな暑さですね。

昨年の暑さも半端ではなかったのですが、何とか早朝は走れました。

しかし、今年はそれも無理! あまりの蒸し暑さの為、

カエルさん達さえ鳴くのを止めてしまったようです。

2008_07210007 2008_07210004 2008_07210006

池の鯉達も

暑くって

真っ赤に

なっています

(うそで~す)。

いつもこの公園の蓮の花が咲く頃には、ウシガエルが異様な鳴き声で

お迎えしてくれるのに、全く鳴きませんでした。ちょっと淋しい・・・。

2008_07210021 2008_07210020 2008_07210019

そんな中でも

物置前に

植えたゴーヤが

今年も

暑さにも負けず

すくすくと成長しています。

なんだか見るからに苦そうで・・・、苦手ですね~、この容姿。

そんなに頑張って実を付けなくってもよいのに、今年もなりまくるのでしょうね。

全く、遠慮という事を知らない嫌な奴ですよ、ゴーヤって(笑)

そして、夏の始まりといえば先週のふかや七夕祭りと、この7月20日からの2008_07210010 2008_07210012 2008_07210015

熊谷うちわ祭り。

この周辺最大の

祇園祭りで

最終日の

22日には全ての

屋台が一箇所に集結しお囃子を競い合うように太鼓、鐘、笛を賑やかに

奏でるのです。

実は、私の亡くなった父親はこの祭りの太鼓の名人とされており、

この熊谷はもとより別府、深谷など地元以外のお祭りにも呼ばれ太鼓や鐘を

叩きまわっていたのです。

昔はそれで田植え後の”アルバイト”的な稼ぎもある訳で、もちろん

お酒は飲み放題、ご飯も食べ放題といった美味しい仕事だったようです。

元来、このお囃子にあわせて”ひょっとこ”の舞もあり、現在は1曲だけを

エンドレスに演奏していますが、本当は十数曲あるそうで、

それを皆で阿吽の呼吸で曲を変えていくのだそうですが、

その叩き方を知っている人、舞う事の出来る人は、

私の住んでいる所にたぶん1名しかいないかと・・・。

当然ですが私は全く叩く事はできず郷土文化を継承しなかった親不幸ものです。

写真の鎌倉町の屋台には私が幼少の頃に父親に連れられて乗った事を

今でも覚えている、”親父の臭い”のする屋台なのです。

2008_07210013 2008_07210009 2008_07210008

そんな昔を

知っている

者にしては

年々派手に

変化をしていくこの祇園祭りに何となく違和感を感じながらも、

未だに”父親の影”を探しに行ってしまう親離れできない

オヤジなのです(ちょと、うるうる)。

2008_07210016 2008_07210017 2008_07210018

頂いた

うちわも

いっぱいですが

この数のうちわが

言った人数分(私、二路、メロン)

ある訳ですから、我が家も相当涼しくなる・・・?(笑)

さて話は変わりますが、この間の「北軽井沢マラソン」の記録証が届きました。

やっぱり気温、27℃近くあったのですね。道理で暑かった訳だ~。

2008_07210022_2 タイムは前回報告した通り、過去最低。

しかし、順位を見るとさほど悪いという事もなく

いつもと変わらないくらいの位置ですね。

と、言う事は苦しんだのは私だけではなく

皆が苦しんだという事でしょうか。

だけど、皆が苦しい時にこそ平気な顔してスイスイと走れる力があってこそ

納得のレースでしょうし、自分に対して敗北したことは確かで

事実、私を中盤から終盤にかけて何十人というランナーが抜いていった訳で

何の言い訳にも、慰めにもならない記録証です。

この記録証、しまわずいつも目に付く所においておきます。

あの悔しさを、二度と味わう事が無いよう練習に打ち込めるように・・・!

そういえば、同じような悔しさを味わった「安中 安政遠足」の完走証も

しばらくこの辺にあったけど、悔しさと共に何処行っちゃったんだろう・・・(笑)

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「オヤジの根性、見せてみろ!プロジェクト」 完結編 最終章 ふかや七夕祭り及び新たなる夢

2008-07-16 21:33:06 | まち歩き

Water_lilies_2 いや~、それにしても疲れました。

流した汗が半端ではありません。

とりあえず、着替えを済ませ

本来ならここから数キロはなれた

立ち寄り湯にでも寄って、

さっぱりしたい所ですが

実は二路やメロンとの約束があり、帰路を急がなくてはなりません。

16時に自宅に到着の約束。そして・・・。

只今の時間は既に14時を過ぎており、2時間弱で自宅まで行かなくてはならぬ

ハードスケジュール。

だからと言って、全開で飛ばせる道路状況でもなく、それでもできる限りの

時間短縮を試みるのです。裏道、近道、回り道(だめだ~こりゃ)

そしてやっとの思いで自宅に到着し16時20分、ちょっと遅刻ですが

まあ、まあですね、よかった、よかった♪

到着を待ち浴びていた二路とメロン、「さあ、行こうか~」の言葉に鋭く反応!

今、切って冷め止まぬエンジンが再び唸りを上げるのです。

向かう先は、「ふかや七夕祭り」

2008_07120020 2008_07120021 2008_07120022

年に一度、地元の

大きなお祭りです。

そこに行きたい

気持ち、

とっても良く分かります。

我が子達よ、でも父はもう動く事さえ辛いほど疲れ切っているのだよ!

な~んて、全く気にしていない我が子達でした(涙)

市役所に車を止め、そこから徒歩にて中仙道に向かうのですが

やはり昔ほどの華々しさは無く、露天だけが活気にあふれている

この七夕祭りの起源といえば、昔、宿場町であったのこの地の遊女達が

ささやかな願い事を短冊に書き記し、それを笹に飾り付けたという

ちょっと悲しい経緯を知ってか知らぬか・・・。

若いお兄ちゃんやお姉ちゃんが、派手な浴衣や作務衣を身にまとい

馬鹿騒ぎをしている姿を目の当たりにすると、なんとも言えぬ

空しさを感じてしまうのは自身、歳をとった証でしょうか。

そんなことをボーっとしながら考えていると、我が子たちは

から揚げなどを頬張りながら、絶対当たらぬクジなどに目を光らせています。

あちゃ~、お前達もか~・・・。

そんなこんなをしていると、頭上よりまたもやポツポツと・・・。

もう~、いい加減にしないと、怒るよ!!!

またもや、雨です。さっきまでそんな様子も無かったのに・・・。

きっと強力な”雨人間さん”がこの道筋に現れたのでしょうね。

まったく、人が楽しんでいる時ぐらい雨を降らすんじゃない!!!

えっ、?  お前だって~?、 そっか~、やっぱり私のせいですか・・・(シュン)

雨脚も激しさを増し、早々に引き上げました。

これで、「人類を救う第一歩」を達成したのです。

そう、空梅雨っぽい各地方に雨をもたらした訳ですからね。

「くっだらね~」なんて言わないでよ、お百姓さんにとっては雨って

凄く大切なんだからね、まさに雨神さまでしょう~、えっへん!

まあ、とにかくいろいろあった一日でしたね~。

しかも、良くもちましたよ、途中ちょっとやばいなんて思った事も

ありましたけどね。

そもそも今回のこの計画、一番深いところを掘り下げていけば

その位置にはなんと、「安中、安政遠足」の影があるのです。

上りっ放しの20kmを走った後に旧碓井峠を登るといったレースでの

あの苦しい思い、攣ったことのない脚が攣った悔しさ、

この事が未だに頭から離れないのです。

初めてレースで登ったあの山の苦しさを二度と味わいたくなくって

擬似練習として今回のレースと登山を思いつきました。

その事だけではなく、山は今の私にとって”聖地ですから

それなりの楽しみもあります。

しかし、やはり思い出すのは、あの雨の中を凍えた手で飴の袋が破けず・・・、

シューズの中に入った石が取り除けなくって、痛い思いをした・・・

仮装の籠が重くって、腕振りさえままならなかった・・・

そんなレースが頭から離れないのです。

来年こそ、もっと笑わせてやる~! 

ではなく、もっともっと、まともに走れる身体を作りたい、それが狙いです。

それには経験が一番でしょう。山をどれだけ登れるかが課題だったのです。

ですから、今回の坂を走れない・・は、山以前の問題で

かつ、最大の宿題となった訳ですね。

山に入る前にばてていたのでは話になりませんからね。

もっと、もっと坂を! そして、もっと、もっと山を!

これが、今回のプロジェクトの答えなのです。

おわり

         追伸

突然ですが、私の人生最終目標を決めました。

”標高3000mの稜線に立つ”

なんか、カッコいいでしょう♪

どうですか、みなさん、ご一緒しませんか。

(直ぐに方向転換してしまうかもしれませんけどね)

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「オヤジの根性、見せてみろ!プロジェクト」 本編 第2章 浅間隠山 

2008-07-15 20:16:51 | 山、ハイキング

2008_07120018

みなさん、お疲れ様~!

と言う事で、いち早く帰り

支度を済ませ、ダウンと

足のダメージ確認の為に

またしても”シャトル自家用車”を

遠慮し、徒歩で駐車場まで行きます。

その道すがら、なぜ失速したのかをしきりに考え、思い出すもはっきりした答えが

見つからず、暑さのせい? 水分補給に問題があった?

練習不足? 睡眠不足? いや、全てでしょう!

へこみました。そして天を仰ぎます。

すると、なにやら怪しい雲行き。

やっば~い、早く次の会場へ・・・!

その時点で気づいたのですが、思いのほか足は元気だと言う事。

かなりのアップダウンを走った割りに・・・、だったらもっと走れよ~!

何か割り切れない複雑な気持ちを引きずらぬよう、ラン向学はここで終わり。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、これから向かう先は

当然、「山」なのです。

この地に来て、そのまま帰ったのではダメダメ!

一つや二つ登って行かないと・・・(笑)

当初自宅でそんな計画を立てていたのですが、本当に登るだけの

体力が残っている保証は無く、正直半分ダメだろうと思っていました。

だけど、自己防衛本能が働き体力を無意識のまま温存して

しまったのでしょうか、たぶん大丈夫だろうと根拠の無い自信が

沸いてきています

マラソン会場から約30分で到着したその山は、2008_07120003 「浅間隠山」。

標高1757m

山頂まで90分だそうです。

ガイドブックによれば

初心者向きの山で、山頂からの

眺めが抜群との事。

いやが上でもテンションが上がりますよね。

そして気温は高いものの、北軽井沢で見た怪しい雲も無く絶好の登山日和と、

さっきまで、くたくたになりながら走っていたことが嘘のように体が動きます。

2008_07120004 2008_07120005 2008_07120007

そしてこの山

今迄で一番

登りやすく

気持ちが

非常に良い山だと思っていました、約半分までは・・・。

そう半分を過ぎた頃からこの山、恐ろしいくとがった牙をむいたのです。

伊達に1757mではないですね、きつかった~! 急登が連続するのです2008_07120010

しかも、ここに来てランのダメージが

私の体のあちこちに走ります。

そう、痛いとかではなく苦しいのです。

少し登っては休み、汗をぬぐう。

そしてまた登るの繰り返し。息が苦しいと言うのではなく

何となく、全てが苦しいのです。これが「山の苦しさ」か、なんて生意気な事を

考えつつ、上を見上げれば木々の隙間からいつの間に現れたのか

雲の集団! それでもまだ雨まではと思いつつ頂上を目指します。

2008_07120006 2008_07120009 2008_07120012

そして、山は

こんなご褒美も

用意してくれて

いるのですが、

それにも増してのご褒美は

やっぱりこれですね。

2008_07120019 稜線に到着。

ここまでくれば頂上は直ぐそこでしょうし

景色はいっぺんに開けるし、

風は気持ち良いし、大変だった今までのことが

嘘のように元気が出ます。

しかし、雲が・・・、景色が・・・、雨粒が・・・。

やっぱり、私には雨雲が付いて回るのかと、現実の世界にいっぺんに

引き戻された感じでした・・・ううう、悲しい。

2008_07120014 2008_07120015_2 2008_07120017

登頂の

感激やら

景色を

見ながらの

休息も無いまま、アホなポーズだけ写真に残し退散!!!

雨脚はだんだん強くなる一方でしたが、何とかレインウエアなどの

お世話にならずにも下りられそうでしたので、走る~、走る!!!

途中で、年配の御夫婦に

「降られちゃいましたね~」(御夫婦)

「ちょっと、残念でした~、下り気をつけて行きましょう」(私)

などと会話を交わしながらも、道を譲っていただきありがとうございました。

また登りの際に逢い、先に下山を始めた男女3人のグループに追いつき

先を譲っていただいたのですが、そのグループの人たちが後に

私の上の娘と同じ高校の出身だと分かりちょっと嬉しかったです。

その3人を迎えに来ていた父親さんと談笑していると、その3人組も到着。

無事下山を喜びあい、それからの旅の安全をお互い誓い合いながら

お別れしました。

その頃には、あれ程降っていた雨もすっかり止み、びちゃびちゃになった

シューズと帽子だけがとても悲しそうでした(笑)

車の中には、汗や雨で濡れた服がいっ~ぱい!

何かおかしくって、笑っちゃいました。

こうして第2章は無事完結したのですが、2000mにも満たない

この山でこれ程の苦しさ・・・。この先、もっと険しい山に行ったら

こんな事していると、本当にやばいですね。

事実、山頂付近で花の写真を撮ろうとしていて、軽い貧血を起こしました。

これが軽くでなく、意識を失うくらいの貧血を起こしていたら必ず

事故に繋がります。 「絶対無理はしない!」 

何時もそう思いながら何時も馬鹿をやってしまう私って、

とてもいけない子でしょうか・・・。

”根性”とは、我慢や冷静な判断を下す事も含まれた総合的な力を

発揮する事だと、改めて認識した”オヤジ”でした。

そして、まだまだ続きま~す!

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「オヤジの根性、見せてみろ!プロジェクト」 本編 第1章 北軽井沢マラソン

2008-07-14 21:36:56 | マラソン

2008_07110001 っと、言うわけで

5時に目覚ましをセットし

しばしの仮眠に入ったのでしたが、

最近の”睡眠障害”の

ひどい事、ひどい事!

2時間で目が覚めてしまいました(笑)

ぼ~っと、していても仕方ないので荷物を車に放り込んでいざ出発。

5時に出発した訳ですが、この時間が正解の時間だったようです。

結構遠かったですね~、雄大な浅間山が出迎えてくれた現地到着が

7時を過ぎていました。

2008_07110004 2008_07110005

そして、少し離れている

駐車場から、シャトル

自家用車(?)の送迎も

ありましたが、アップも兼ねて

会場に徒歩で向かったのですが、この時点で暑い!!!

確か、温度計は23℃を示していたような気がしたのですが、

日差しが強いせいでしょうか、とても暑く感じました。

それでも、日陰に入ればひんやりした空気が心地よく、

まあ、何とかなるさと高をくくっていました。

2008_07110006 2008_07110007 2008_07110008

会場を

うろついていると

こんな風景も

目撃して

しまいました。

後に、一緒にスタートする事になるのですが、それらの事は

大変申し訳ありませんが、私は触れずに自身の事だけを書こうと思います。

詳細は、《遊楽さん》のブログで・・・、お願いします。

そんなこんなで、スタートです。

しかし並んだ位置が悪すぎました。前過ぎ!

ろくな練習もしていないのに、ほぼ真ん中ではどうしても

周りにあおられて、スピードを抑える事ができなくなってしまいます。

案の定、初めからの下りのコースと相まって自分のペース配分を

めちゃめちゃに狂わせてくれました。

前日に、《いかりんさん》よりコースのレクチャーを受けていたのですが

全くその事が頭から飛んでしまいました。

パタパタと下りを走る自分の足音に何か違和感を感じてしまいます。

何かがおかしい。上りでも、足の運びやストライドに以前と違った感覚。

しかも早くも坐骨神経痛が痛むといった中で、5kmのラップが

24分50秒。まあ、多少遅いがロスタイムもある事からこんな物だと

考えるも、普通は22~23分台で走っている為、やはり焦りがでて、

次のラップが23分39秒。

な~んだ、オレって結構走れるじゃん!

そう思いながら、折り返し。

しかし、これからが自分でも不思議で仕方ないのですが、

思いっきりのブレーキ。

全く、前に進まない!!!

何人のランナーに抜かれた事か・・・!

こんな距離で、これ程がっくりとスピードが落ちたのも初めて。

悔しくって悔しくって、それでも動かない足は言う事を効かない。

上半身は折れ、膝は上には上がるのだけれど前には出ないと言った

全く推進力の無い走り。

まるで、幽体離脱をして自分の姿を見つめるが如く、はっきり自分の

姿が見えるのです。

あ~あ、なんともみっともない姿、もういやだ~!!!

そうすると、今まで一度だって考えた事の無い収容車の事が

頭をよぎる。もう・・・歩こうか・・・乗せてもらおうか・・・。

そんな時「一路さ~ん!」 うら若き女性の私を呼ぶ声!

折り返しを少し過ぎた位置で、甘党の《まゆさん》確認、そしてハイタッチ!

やっと我を取り戻しました。

残念ながら《キャサリン》は確認できなかったのですが、近くに

いらっしゃったようねですね、ごめんなさい、分かりませんでした。

いっぺんに”棄権”という弱気の虫に取り付かれた自分に勇気がわいてきました。

ありがとう!まゆさん!!!

それから、良かった時の自分のフォームを思い出すべく

ポジションはここだとか、着地はその角度だとか、腕振りはこの位置まで

だとか、試行錯誤。それでもラップはなんと29分16秒。

確かにアップダウンはありましたが、この区間が一番その高低差の

少ない場所。本来ならばラップタイムは最小のタイムになる所です。

それが過去に無いワーストタイム!

それでも何故か、そんなタイムは頭の片隅にも存在しませんでした。

腰が入った足裁きができれば、「そうそう、これだ!とうなずき、

かなり傾斜のある上りの時はもっと腕を振れ!」と、・・・。

そして、最後の直線。

やっと、「これだ!この走り!!!」と、いうものを掴んだような気がします。

この間のラップが27分40秒。

もうここまできたら、時間なんて関係なし。

そう納得した自分なりの走りができればそれだけで良いと

必死に歯を食いしばり最後の1kmちょっとを5分34秒。

合計1時間51分05秒でのゴールでした。

もちろん、過去最低のハーフのゴールタイムです(涙)

正直、得る物も多かったこのレースでもありましたが

恐らく一生忘れられないくらい苦しいレースでもありました。

そして、成績の悪いレースこそが自分を育てるのにとても重要だという事も

教えてもらったレースでもありました。

そして、ゴール後《チェリーさん》や、《ユウさん》達とも合流し、しばしの談笑。

しかし、残念ながら私にはまだやらなければならないない事があるので、早々に

失礼させていただきました。皆さん、また逢いましょう!

2008_07120002 それにしても、

坂”を今シーズンのテーマと

位置付けている割に、全く意に

反してしまった今回のレース。

このままでは、いけませんよね。

あっちが痛い、こっちが痛い、

な~んて言っていたのでは、

何時になっても前には進めません。

もっともっと、頑張らなければ・・・。

それこそが、「オヤジの根性、見せてみろ!」の第1章なのです。

つづく・・・。

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