( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51433787.html からの続き)
拙著を紹介してくれた 瑞穂さんは、インターネットの 出会い系のサクラという、
一風変わった アルバイトをしていました。
当時 瑞穂さんは、離婚騒動で 精神的にぼろぼろになっており、
何か救いを求めていました。
サクラではありますが、瑞穂さんはそこに 純粋な出会いも 求めていたのです。
相手の男性に 好意を感じると、実際に会ったり、結びついたりしました。
瑞穂さんは 佐々木氏のインタビューで こう述べています。
「いろんな男友だちと お仕事を通じて知り合い、
からだの関係だけでなく 安心感や安らぎを 感じることができたり、
人間として尊敬できる相手に 知りあえたっていうのには、
本当に感謝してるんですよ。
このあたりの気持ちを、男性にも知ってほしいなって 思います。」
(「フラット革命」より)
佐々木氏は このような純粋さを ボーダーの中に見取り、
拙著の引用をしてくれました。
しかし、瑞穂さんが 拙著を佐々木氏に紹介したのは、
別のことを 理解してほしいからでした。
ボーダーの人の持つ 果てしない孤独感、そこから 人との繋がりを渇望する、
ボーダーの心理には そういうものがあるということを、
知ってほしかったというのです。
ボーダーの女性が 出会い系に関わることは多く、依存相手を欲したり、
彼氏だけでは 空洞が埋めきれず 他の男性を求めたり、
際限のない飢餓感が 彼女たちに共通しているといいます。
確かに僕も そう思います。
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/51497908.html