「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

夜は 電気を使ったほうがいい

2011年07月11日 20時29分31秒 | 東日本大震災
 
 東日本大震災後、 節電が叫ばれ始めたころから、

 僕は疑問に 思っていたことがあります。

 節電は昼のピーク時に 必要なのであって、

 夜は余裕があるのだから、 節電の必要はないのではないか? 

 でも街ではこぞって ネオンや街灯を消したり、 ナイターがセーブされたりしました。

 暗い道路を 自転車で走行するときには、 危険を感じる場所もありました。

 夏を迎えた今になって、 メディアでもこのことを 取り上げるようになりました。

 資源エネルギー庁のホームページには、 次のように掲載されています。

 「夏 (7~9月) の平日 9時~20時における消費電力を、

 15%減らすことを目指して、 節電に取り組んでいただきますよう」

 節電の時間を限っており、 夜間は 節電しなくていいということなのです。

 夜の電灯を消すことは、 色々な弊害をもたらします。

 商店では 客の入りが悪くなり、 売り上げが落ちているといいます。

 暗がりではひったくりが増え、

 夜エアコンを消して 窓を開けている家が 盗みに入られています。

 電力中央研究所の主任も、

 「夜間は 経済活動や生活に 必要な電気は きっちり使うべき」 と述べています。

 また、 熊谷では 熱中症の死亡者の半分は 夜間だそうです。

 夜の電力使用も減ると、 東電の収入は逼迫し、

 被災地への補償が ますます遠のいてしまうのではないでしょうか。

 むしろ夜は 余計に電力を使ったほうが、

 被災者の救済に つながるのではないかと思いますが、 いかがでしょう。

〔 参考 : フジテレビ 「とくダネ!」 〕
 
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