血圧が高いと、 塩分を控えるようにと 言われるのは常識です。
塩分を多く取ると 血液中の塩分濃度が高まり、
この濃度を正常に保つため 血管に水分が取り込まれます。
それによって 血管内の圧力 (血圧) が 高くなるのだというメカニズムが、
ネットに書かれていました。
僕は 味の濃いものが好きで、 醤油でも何でも たっぷりかけていましたが、
これを大幅に減らしました。
(幸い味覚の面で 不自由は全然ありません。)
上記のメカニズムによると、 塩分を減らせばすぐ 血液の塩分濃度が低下し、
血圧も低くなる 即効性があると考えられます。
しかし毎朝毎晩 血圧を計っていても、 そういう様子は 一向に見えません。
何故なのか 診療所の先生に聞いてみても、 はっきりした説明は聞けませんでした。
ところが先程、 テレビ (TBS「ひるおび!」) で
この件についてやっていました。
上記のメカニズムは 個人差が大きく、
この仕組みで 血圧が高くなる人、 つまり 「食塩感受性」 が高い人は、
高血圧の人の 3割しかいないというのです。
7割の人は 塩分を減らしても 血圧は変わらないということで、
僕もこの部類だった ということなのでしょう。
でも だからといって、 塩分をいくら取っても いいかというと、
決してそんなことはありません。
塩分を取りすぎると 動脈硬化の原因となり、
脳卒中や心筋梗塞の リスクが高まったり、
腎臓にも悪影響があります。
やはり塩分は 控えるに越したことはないのですね。