(前の記事からの続き)
さらにフォワード博士は、 次のように述べています。
・ 警告サインに注意してください。
不適切な嫉妬を抱いたり、
皆さんのプライバシーを 侵害しようとすることもあります。
「信じられないほどの良い」 感情も 警告サインです。
・ パートナーが どのような行動を取ろうと、 皆さんには責任のないことです。
・ 法的援助を求めましょう。
避難所 (シェルター) を探し、
警察, 友人, 家族などに 助けを求めてください。
家を出たり、 電話の発信者通知も外しましょう。
思いつく限りの対策を 講じることが必要です。
パートナーの暴力が 最も危険を極めるのは、
皆さんが 彼らのもとを離れたときです。
・ どのような連絡にも 一切応じてはいけません。
連絡を取ろうとすることは、
パートナーに対して 関心を示すことになってしまいます。
構わないでほしいと 言いたい気持ちになるかもしれません。
でも ここで連絡を取ってしまったら、
ずるずると相手との接触を 続けることになるだけです。
相反する感情を抱く ノン・ボーダーラインの人にとって、
パートナーとの連絡を控え、 様子を窺うのは、 実際には非常に難しいことです。
まだ パートナーとの関係を断ち切る準備が できていないのかもしれません。
ボーダーの人はそれを悟り、 ますます自分の意見を 押しつけてくるでしょう。
〔 「愛した人が BPDだった場合のアドバイス」
星和書店 (ランディ・クリーガー) より 〕