(前の記事からの続き)
男性の被害者はどうしたらいいか、 いくつか提案してみます。
・ 現実から目をそらしたり 無視してはいけません。
暴力を軽く考えず、 信頼できる人に ぜひ相談してください。
皆さん自身が話さなかったら、 誰も助けようがありません。
家庭内暴力は 男女どちらか一方から始まるのではなく、 双方から始まります。
むしろ女性が 最初に手を出す割合のほうが、 著しく高いと言っていいでしょう。
それを認めないと、 相手を叩いてもいいというメッセージを
子供に伝えてしまいます。
やがて子供たちは その教えを、 自分自身の夫婦関係へ 移行させていきます。
・ ネットでは、 虐待される男性向けの情報が 多々紹介されています。
「虐待された男性 (または女性)」 と入力すれば、
豊富な情報が手に入るでしょう。
〔注: これはアメリカでの話ですが、 日本のサイトでも いくつか出てきます。〕
・ 暴力を 深刻に受け止めてください。
男性は 女性が攻撃してきても 真面目に受け止めませんが、
エスカレートする可能性があります。
女性に叩かれたら、 最初のときに、
再びこういうことをしたら 二度と会わないと 釘を刺すべきです。
・ 殴られたからといって、 殴り返すのは禁物です。
お子さんを連れて 安全な場所に非難してください。
女性を力で抑えつけようとしたら、
皆さんの方が 「虐待者」 呼ばわりされるだけです。
皆さんには 「清廉潔白な経歴」 が必要です。
〔 「愛した人が BPDだった場合のアドバイス」
星和書店 (ランディ・クリーガー) より 〕