「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

安全対策 (2)

2012年02月14日 21時37分55秒 | 「愛した人がBPDだった場合のアドバイス
 
(前の記事からの続き)

○ 第2のステップは、 虐待的な家族で固守されている 鉄則を破ることです。

  外部に助けを 求めるべきでしょう。

  自分の力だけで何とかしようとしても、 もはや無理なのです。

  周囲の人、 専門家、 信頼できる人、 誰でも構いません。

  虐待について 胸を張って語ってください。

○ 皆さんとお子さんを守るための 有効な計画を立てておきましょう。

・ 自宅の様々な所からの 逃げ道を確認してください。

・ 手頃で見つかりにくい場所に、 車と自宅のスペアキーを 確保しておきましょう。

  ある男性は、 スペアキーを近所の家に隠し、

  その家の人は 逆に彼の家に 自分の鍵を隠しました。

  こうすれば 鍵と家を一致させることはできません。

・ 警察に連絡するための 暗号を決めておくとよいでしょう。

  そして お子さんや周りの人に 教えておいてください。

・ 安全な逃げ場, 交通機関を 頭に入れておいてください。

  2通り 考えておくといいでしょう。

  友人やタクシー会社の 電話番号も控えておいてください。

・ 廊下など狭い場所で 言い争いを始めるのは避けてください。

  包丁など 危険な道具がある場所も 避けましょう。

・ 皆さんの個人口座を 準備したほうがよいでしょう。

  銀行からの連絡は 信頼できる人宛にしてください。

  家を出るための 資金を貯めておくのは、 非常に大切なことです。

・ 秘密の場所に 現金を用意しておくのも必要です。

  信頼できる人の 家などがいいでしょう。

(次の記事に続く)

〔 「愛した人が BPDだった場合のアドバイス」
   星和書店 (ランディ・クリーガー) より 〕
 
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