「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

家庭内暴力と感情的虐待

2012年02月04日 20時48分08秒 | 「愛した人がBPDだった場合のアドバイス
 
 言葉による暴力も含め、 家庭内暴力と感情的虐待も 無視できない問題です。

 いくつかの特徴を挙げます。

・ 皆さんのパートナーは、

  皆さんが誰と会い、 誰と話をしてもいいかを 指示しようとしますか? 

  家庭外での活動や関係を 制限, 阻止しようとしますか? 

・ 皆さんのことを 嘘つき呼ばわりしたり、 人前でこき下ろしたりして、

  感情的ゆすりをすることがありますか? 

・ それぞれの役割について、 断定的にルールを決めていませんか? 

・ 性的持論を並べて、 皆さんのセックスの仕方などを 批判したりしませんか? 

・ 物を投げつけたり 壊したり、 刃物で脅したりしませんか? 

・ 自分自身や ペット、 誰かに 危害を加えると言って脅しませんか? 

  または実際に 脅しを実行することはありませんか? 

・ 皆さんを押しのけたり 突き飛ばしたりしませんか? 

  お前なんか死んでしまえ, 刑務所には入れ, そうすれば俺は幸せになれる、

  などと口にしませんか? 

・ 資産管理一切を 牛耳ろうとしませんか? 

・ 本来なら 皆さんがしそうもない行動を 強要しませんか? 

・ 皆さんが 約束を破ったと言って、

  寝ているのに 無理やり叩き起こしたりしませんか?

・ 子供を手先のように使って メッセージを伝えたり、

  親と他の兄弟たちとの間に 対立を引き起こしたりしませんか? 

・ 乱暴や虐待的行動をしておきながら、

  それを認めなかったり、 皆さんのせいにしたりしませんか? 

・ あの手この手で 皆さんのやる気をそいだりしませんか? 

  あなたの言うことなんて 誰も信じやしない、 などと言いませんか? 
 

 以上のうち、 例えひとつしか該当しなくても、

 程度によっては 危険信号であるとに変わりはありません。

 虐待的なパートナーは 何らかの介入を試みないと、 ますます拍車がかかります。

 一刻も早く 助けを求めてください。

 「今度こそ変わるから」 と 言うかもしれませんが、 躊躇する必要はありません。

 皆さんは 自分自身とお子さんの安全を 守る責任があるのです。

〔 「愛した人が BPDだった場合のアドバイス」
   星和書店 (ランディ・クリーガー) 〕 より
 
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