11月30日、 沖縄の精神障害者リハビリテーション学会での
リカバリートークが無事に終わりました。
定員50人の分科会でしたが、 立ち見の人が出るほどでした。
看護師, 保健師, ドクターなど、 若い専門職の方の 出席が多かったようです。
発表者は、 「BPD家族会」 から僕の他に、
統合失調症の家族会 (「もくせい会」) ,
引きこもり支援の会 (「わたげの会」) の人たちです。
それぞれの会の紹介に続いて、 各自が約15分の発表をし、
そのあと 参加者の人たちが 4つのグループに分かれて、
感想や自分の話を語る グループワークが行なわれました。
統合失調症を初めとする精神障害の会や 引きこもりの会は、
歴史も長く、 活動も広範にわたっていますが、
「BPD家族会」 は 発足してまだ5年。
ボーダーの家族会の存在を 知らない方もいました。
そんななかで ボーダーのパートナーとして 語る場を得られ、
参加者の方に伝えることができたのは、 本当に貴重で 有意義な機会でした。
会が終わってから 声をかけてくださる人たちもいて、 大変ありがたいことでした。
こうして ボーダーや家族会のことが 少しずつ広まっていけばと 願っています。
「BPD家族会」 草創の時期に 僅かでも役に立てるとしたら 嬉しい限りで、
襟を正す思いがします。
聴衆の前で話すのは 久方ぶりのことでした。
15分という短い時間内に まとめなければいけないため、
事前に時間を計りながら、 原稿を削ることに苦心しました。
また σ (^^;) は 滑舌(かつぜつ)が悪いので、 何回も練習しました。
準備を整えて 本番に臨んだのですが、
心子の最期を語ったくだりで、 予想外にも 声が詰まってしまいました。 (;_;)
練習のときは 全然そんなことはなかったのに、 全く計算外です。
でも、 とても充実した体験を 沖縄ですることができました。