※ アクション・ステップ 34 (2)
○ 義務感
私たちの義務感が、 自尊心と自己への思いやりより強いと、
恐喝者たちはどのようにつけ込むか即座に学ぶのです。
以下の事柄について、 1~5の尺度で、 どのくらい義務を感じているでしょうか?
なぜ義務あると感じるのでしょう?
できるだけ現実的 かつ合理的になって、 ノートに書いてください。
_ 自分は良き 〈パートナー/友人/家族〉 だと思います。
_ BPは私を必要としています。
_ BPは私に いくつかの物を与えてくれたので、 感謝すべきです。
_ 人は 〈パートナー/友人/家族〉 を愛することになっています。
_ 私は 〈パートナー/友人/家族〉 の期待に 応じるように努力しています。
_ ボーダーラインは脳機能障害である以上、 私の方に適応する義務があります。
_ もし私がこれをしなかったら、 人々は私を悪く思うでしょう。
_ 私はこの関係の中に、 これほどの時間を注ぎ込みました。
なぜ今やめられるでしょうか?
_ 人々は 私が義務を抱えていることを好みます。
_ 私の宗教が このようなあり方を教示します。
_ 私の両親が これをすべきだと教えました。
_ もし私が 自分の義務に応えられなかったら、 自分が悪い人間だと感じるでしょう。
_ 自分の価値観が妨げになります。
_ BPは必ず私に思い出させます。
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
(星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕