○ 正しいコミュニケーション方法を 選択すること
BP (ボーダーの人) とのコミュニケーションでは、
異なった状況において 異なった方法を 学ぶ必要があります。
・ 聞く能力と才能
幼児期にトラウマを経験した人々は、 脳の回路が異なっているようです。
ショックや否認によって、
脳の情緒的部分が 認知的 (思考的) 部位を 締め出してしまうのです。
non-BP (ノン・ボーダーの人) が 論理的な答を探せば探すほど、
BPはnon-BPの反応を 理解できなくなります。
・ 激怒しがちな人に DEARを用いること
激怒に関する境界を設けるためには、
比較的穏やかなときに 「DEAR法」 を用いてください。
(http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/64719285.html 参照)
BPが怒ったら、 その場を離れると説明してください。
誰かナイフで脅されたら、 逃げるのに許可を求めますか?
言葉による虐待は 同じくらい危険なものです。
境界を一度決めたら、 死守しなければなりません。
その場を離れる時、 見捨てられ恐怖に対処するため、
いつ戻るのか必ず伝えてください。
※ アクション・ステップ 37
以下の、 その場を去る幾つかの方法で、 使えるものに○を付けましょう。
_ 電話を切る
_ 別の部屋へ行く
_ BPのメールを削除する
_ ヘッドフォンを付ける
_ 子供を望みの場所に連れていく
_ 友人を訪ねる
_ 迎えに来てもらうように、 友人と事前に約束しておく
_ 予め鞄に必要なものを詰め、 どこへ行くか考えておく。
必要なら警察に電話する
自分自身の方法を考え、 下に記入してください。
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〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
(星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕