※ アクション・ステップ 36
感情的な脅迫をされている場合の 会話を予想して、 ノートに書いてみましょう。
最良と最悪のシナリオに 戻ってください。
各個人が 自分自身の行動に責任があることを 忘れないでください。
あなたは自分の決断を持っていて、 脅迫者も自分の決断を持っています。
初めは不快に感じるでしょうが、
成功させるたびに 新たな自尊心を得て、 次はより容易になるでしょう。
「私は自分を第一に考えている」 と言うのは避けましょう。
見捨てられ恐怖の 危険度最大のボタンを押すことになります。
「二人にとって最善のことをしていると 感じています。
同意してもらえないなら残念です」 と言ってください。
あなたが 自分のニーズに応えれば応えるほど、
二人の関係は 改善する可能性があるのです。
○ 得られるものを心に留め続けましょう
変化は 二人にとって難しいでしょう。
自分の人生を取り戻すことと、 二人の関係の健全さを確保するという、
両方の目的を 持ってやっているということを、 心に留めておくのが大事です。
自分自身に、 「こういう気持ちを我慢できないわけがありません。
大人の選択をするというのは こういう感じなのです。
これが普通なのです」 と言い続けましょう。
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
(星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕