「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

個人的境界 そして あなた自身を大切にすること

2015年07月06日 20時16分44秒 | 「BPD 実践ワークブック」より
 
 多くの人が、 境界設定の権利を信じていない, 自分の境界を知らない,
 
 境界を犯されたとき どうすればいいか分からない,
 
 境界設定自体に違和感を持っている, というのは驚くばかりです。
 
 自分にとって 良いと感じられるものに基づいて、 境界を設定するべきです。
 
 難しかったら、 友人の境界を設定すると 想像してください。
 
○ 感情的虐待と 言葉の上での虐待の 周囲に境界を設けること
 
 誰一人として、 虐待を受けて当然だということは あり得ないのです。
 
 あなたにとって虐待と感じるものは 全て虐待です。
 
 あなたを泣かせるもの全てです。
 
 100人のうち99人が気にしないとしても、 あなたは嫌かもしれません。
 
1. 境界を設ける権利があると、 心から信じてください。
 
2. 個人的境界は、 全ての人--BPとあなたと両方--に
 
   有益だと思い出してください。
 
   境界は、 断固として守れば、 二人の関係が健全になり、 長続きします。
 
3. 境界を設ける場合、
 
   「DEAR (ディアー) 〔*注〕 技法」 を使ってみましょう。
 
   これは 誰にでも使うことができます。
 
   友人や家族と練習しましょう。
 
 〔*注: DEARは以下の頭文字です。
 
   Describe (描写), Express (表現), 
 
   Assert (主張), Reinforce (強化)
 
   DEARについて 次の日記で記します。〕
 
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
 (星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕
 
コメント
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