ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

耐震強度偽装事件とライブドア事件を繋ぐもの

2006-02-09 12:35:44 | 時事
 「きっこの日記」で、沖縄で亡くなったライブドア幹部・野口英昭氏の実姉ときっこさんの往復書簡が掲載されている。一部伏字つきだが、警察がいかに野口氏を自殺と断定して捜査を終了したがっているか(政治的な理由からであることは状況証拠から推察される)が伺われる。

とにかく、今回の捜査の打ち切りに対して、遺族がまったく納得していないことだけは、これで良く分かったと思う。最後に、他にも、もっと重要な立場の人からのメールもあるんだけど、それは今、掲載の許可を取っているとこなので、もうちょっと待って欲しい。


 きっこさんの続報に期待したい。

 そして、同じくらい強烈なのが、ブログ「権力に迎合したマスコミ人を忘れるな!」の記事、「安晋会」。私が時事問題について考える時に参照しているサイトの記事を繋ぎ合わせた上で、いろいろ考えさせてくれる。

 耐震強度事件もライブドア事件も、「安晋会」というキーワードで繋がっている(そして多分、広域ホニャララも……)。

 マスコミ(特にテレビ・新聞)だけ見ていたら、揉み消されたものしか見えてこない。隠蔽されたものが、ちらちらっと見えてくる気がする。

警察「野口氏の死、事件性ない」
衆院予算委で刑事局長が見解

「野口さんは自殺」最期見届けた証人断言

ホテル側の証言は二転三転しているようなんで……。

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2/13追記。時々読んでいるジャーナリスト山岡俊介のブログに、昨日付けでこういう記事が出ていた。

安倍官房長官とライブドア事件を繋ぐ「安晋会」の闇
こうして見て来ると、「安晋会」の闇は安倍幹事長だけでなく、多くの自民党政治家、さらには民主党政治家にも波及する可能性を秘めている。
 ただ、ここまで切り込むためには、大手マスコミがこうした問題提起をし、世論を喚起することが必要不可欠だが、政治家とベッタリの政治部主導で、社会部は薄々わかっていても未だ記事化出来てていないのが現状だ。


 だからこそ政治家とべったりでないジャーナリストに期待したい。