ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

『のだめカンタービレ』DVDが我が家に到着♪

2007-05-25 20:06:53 | 趣味
 早速、特典映像から鑑賞中。

 マンガが原作でドラマ化とアニメ化されている作品で、ドラマの方が自分には面白かったという稀有な現象。普通だったらアニメの方が作品世界を再現できると思うのだが……アニメはどうも、静止画が多かったせいか、声優さんたちのノリが今いちだったのか、原作になるべく忠実なタッチのキャラクターを再現しつつも、自分には面白く思えず、いつしか継続視聴を止めていた。

 逆にドラマの方は、CGを使ったりして原作の世界をデフォルメしているところはあるものの、俳優陣の熱演、クラシックを多用したBGMの効果的な使用(さすが服部さん、オリジナルのBGMもよかった)など、制作陣が原作を愛しつつも素晴らしい演出を加えた作品に仕上げてくれたと思う。

 象徴的なのが、原作には出てくるものの余り重要な曲ではないベートーベンの交響曲第7番をテーマ音楽に据えたことだ。クラシック初心者の自分はこのドラマで知ったが、ドラマの登場人物たちの若さや友情や恋などの盛り上がりを表現するのにいい曲だった。オープニングの「ベト7」とエンディングの「ラプソディ・イン・ブルー」は自分の携帯電話の待ち受けに使っている(そして、メール受信の時に「ベト7」が鳴ると、職場の同僚達が活気づく……笑)。

 キャスティングは、「のだめ」を演じた上野樹里ちゃん、千秋真一を演じた玉木宏さん(マスクだけでなく、声の良さが抜群に素敵だった)を初め、どの人もどんぴしゃり。大河内を演じた遠藤君も、うざいくらいの熱さが良かった(笑)。原作ではドイツ人という設定のマエストロ・シュトレーゼマンを演じた竹中直人は、そのアクの強さがもともと自分の好みではなかったし、どう見ても外国人には見えなかったのだが(苦笑)、それでも巨匠ならではの変人っぷりの裏に千秋に対して厳しくも懐の大きい師匠の風格があり、この世界ではハマリ役だったと最後には思えた。

 今日は、テレビ放映時に見逃していた第1回を見られるのが、楽しみで楽しみでたまらない。きっと、そのまま、以降の回を続けて見てしまうだろうなぁ……^_^;。