朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

鴨なんばうどん

2009-10-26 | 食べること、レストランなど
休日の昼に、近所のうどん屋で「鳥なんばうどん」を食べました。
 鶏肉とねぎを具とした温かいうどんです。

 まあ一般的には「鴨なんば」として、鴨肉を使ってもっと上等なうどんやそばになります。




ところで、「鴨」あるいは「鳥」は分かりますが、「なんば」とな何だろうと疑問がわきました。



 便利な時代です。
 インターネットで検索してみると、こんなことまでしかり調べて書いている人がたくさんいます。

 「鴨なんば」は、関西での呼称。関東では「鴨なんばん」。

 で、「なんば」は南蛮(西洋のこと)でしょうか?
 
 仮説1:江戸時代、渡来した南蛮人が肉を食べていたので、鴨肉いりの蕎麦を南蛮そばといった。

 仮説2:「なんば」は、大阪の地名で難波(今は繁華街)、昔はねぎの産地であった。つまり「なんば」とは、葱のこと。
 反論:では、関東の「なんばん」はどうなるのか。

 仮説3:南蛮とは西洋のことで、流行、オシャレなイメージがある言葉だったので、昔のそば屋が「おしゃれな」そば料理として名づけた。

 「鴨ねぎ」とか「鴨が葱をしょってくる」とかいわれており、鴨と葱は相性がよく「出あいもん」だそうです。

~~~
追記(2009-10-31):

 仮説4:葱を縦に切る切り方を南蛮切りと呼称し、これが鴨なんばんの由来。
   (酔法師さんに教えていただきました、この記事「コメント」参照)

コメント (4)
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