デジタルカメラで撮影した写真ファイルを保存するために、ハードディスクドライブ(HDD)を買い増ししました。
1TB(テラバイト)で6,400円。その倍の2TBでも10,000円です。
電子記録装置の容量・性能と価格を40年前から着目してきたので、この進歩には全く驚愕します。
電子ファイルのサイズを概算してみましょう。
まず、文字(日本語)では1文字で2B(バイト、=16ビット)なので、1,000字(=ワープロで1ページ相当)では、2KB(キロバイト)の情報量。これを文書として、MSワードやPDFにて作成すると(多めに見積もっても)1ページで100KB程度になります。
写真は1枚で、300KB~3MB(メガバイト)程度。(画素数による)
人の一日の行動や思考を、仮に、毎日10ページの文書と10枚の写真にて記録するとすれば、
・100x10+3,000x10=31,000KB、=31MB
1年間365日積算すると合計11.3GB。90年分で、1017GB。
つまり、約1テラバイトとなります。
毎日、10ページの文章記録と10枚の写真を、なんと90年分もこれ1台で記録することができます。
その記録媒体の価格が6400円。1年あたりにするとなんと、70円です。
このような技術革新が可能になった理由は、下記の「ムーアの法則」によるのです。
引用:Intel社のウェブより
このグラフの縦軸は「ログスケール」、横線ごとに10倍となっています。集積度が10倍向上しても、価格はあまり高くならずに性能は10倍となります。
要約すれば、「電子回路の製造における微細化技術の進歩が過去40年間にわたって、2年ごとに倍々と向上しそれが継続してきたこと」にあります。
電子情報通信技術の進歩が、少なくとも、文明の記録蓄積においては画期的な貢献をしているといえると思います。
~~
脚注: 8b(ビット)=1B(バイト)、
1,024B(バイト)=1KB(キロ)、1,024KB=1MB(メガB)、1,024MB=1GB(ギガB)、1,024GB=1TB(テラバイト)(=約1兆バイト)
1TB(テラバイト)で6,400円。その倍の2TBでも10,000円です。
電子記録装置の容量・性能と価格を40年前から着目してきたので、この進歩には全く驚愕します。
電子ファイルのサイズを概算してみましょう。
まず、文字(日本語)では1文字で2B(バイト、=16ビット)なので、1,000字(=ワープロで1ページ相当)では、2KB(キロバイト)の情報量。これを文書として、MSワードやPDFにて作成すると(多めに見積もっても)1ページで100KB程度になります。
写真は1枚で、300KB~3MB(メガバイト)程度。(画素数による)
人の一日の行動や思考を、仮に、毎日10ページの文書と10枚の写真にて記録するとすれば、
・100x10+3,000x10=31,000KB、=31MB
1年間365日積算すると合計11.3GB。90年分で、1017GB。
つまり、約1テラバイトとなります。
毎日、10ページの文章記録と10枚の写真を、なんと90年分もこれ1台で記録することができます。
その記録媒体の価格が6400円。1年あたりにするとなんと、70円です。
このような技術革新が可能になった理由は、下記の「ムーアの法則」によるのです。
引用:Intel社のウェブより
このグラフの縦軸は「ログスケール」、横線ごとに10倍となっています。集積度が10倍向上しても、価格はあまり高くならずに性能は10倍となります。
要約すれば、「電子回路の製造における微細化技術の進歩が過去40年間にわたって、2年ごとに倍々と向上しそれが継続してきたこと」にあります。
電子情報通信技術の進歩が、少なくとも、文明の記録蓄積においては画期的な貢献をしているといえると思います。
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脚注: 8b(ビット)=1B(バイト)、
1,024B(バイト)=1KB(キロ)、1,024KB=1MB(メガB)、1,024MB=1GB(ギガB)、1,024GB=1TB(テラバイト)(=約1兆バイト)