朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

インドネシア12(プランバナン)

2014-07-09 | 外国の風物
世界遺産見学の最後がこのヒンドゥー寺院でした。



2006年に起きたジャワ島中部地震で大きな被害をうけ、その修復が進められていますがまだ何年もかかるようでした。



地震前の写真が掲示されていましたが、中央の大きな聖堂のまわりの224の小祠堂の多くは地震で崩れたままになっています。



右手がシヴァ聖堂ですが、修復工事のため内部見学はできません。

”中央の方形には様々な大きさの聖堂が合計で11あり、最大のものは高さ50m弱のシヴァ聖堂でヴィシュヌ神とブラフマー神を奉るお堂に隣接しています。3つの小祠堂が大きな聖堂の前にあるのはそれぞれが乗り物、つまり神々へ献ずる移動手段のためなのです。シヴァ神には雄牛のナンディ、ブラフマー神には神聖な白鳥のハムサ、ヴィシュヌ神には鷲のガルーダがその象徴となりました。”(引用:http://www.borobudurpark.jp/prambananstructure.html

隣左手の聖堂に入りました。



顔を4面もつブラフマー神です。



この遺跡にもインドネシアの中学生や高校生の修学旅行が多く来ていました。





ここでも多くのレリーフが残されて、それぞれ物語を説明しています。





修復ができていない石片は露天に積み上げてあります。おそらく番号を付けて管理はされているのでしょうが。大地震が多いこの国では、修復してもまた数十年後には崩壊するでしょうから、まるで賽の河原です。



夕刻となり、淡い夕焼けとともに遺跡を後にしました。地元の観光客向けの売店や飲食店が立ち並んでいました。修学旅行や観光旅行ができて、おみやげを買うことのできる人たちが増えている証拠ですね。

我々は空港近くの大きなホテルに立ち寄り夕食。・・この日、何度目かの食事でした(その後、国内線で軽食、国際線で軽食と朝食が出ました!)



インドネシア名物のナシゴレンと地鶏唐揚げをきれいに盛りつけた料理を頂きました。

国内便の出発は1時間遅れ、デンパサール空港での乗り継ぎに1時間半しかなかったので心配しました。バリ島の空港工事中のため国内到着出口から国際線入り口まで案内表示がほどんどない中を早足で歩いて、国際線にチェックイン。結局は深夜の国際線も遅れたので、結果オーライでした。

関空には午前9時半に到着。

異文化と非日常の数日間でしたが、南アジアを楽しむことができました。・・・さて7月9日大統領選挙はどうなるでしょうか。

コメント
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