以前から、ウェアラブル・コンピュータという研究ジャンルがあり、それなりに機器やアプリが開発されていたのですが、アップル社がApple Watchを発売してから、この分野が急に騒がしくなりました。
職場の同僚が、この種のデバイスを活用して教育手法の改善に生かせないだろうかと思いつき、文科省の科学研究費補助金に応募したところ、幸運にも当選しました。小生もその分担研究者に加えて頂きましたので、まずは自ら体験してみることにしました。
で、選んだのが、シンプルなこのデバイスです。
商品名称は”UP move”。ヴェンダーは、Jawbone。
まだまだ使いこなしてはいませんし、コマンドのやり方も不慣れです。
まずは、歩数計の高級版として使っています。以前の万歩計は2、3年前に故障し、その記録のネットサイトも閉鎖となったので実は買い替えを考えていました。
この歩数計のモードでは、3分間ごとの歩数が記録されて、適当な間隔で手持ちのスマートフォンの専用アプリに転送されて保存されます。年齢、身長、体重を設定するので、消費カロリー等が自動で計算されます。
一応、毎日の歩数目標を1万歩にしたので、目標達成率を数字で表示します。
おかげで、このところ朝夕の通勤にバスよりも徒歩を選ぶことが多くなりました。上記写真の行動日は、休日で好天だったので、電車で貴船口まで行き、渓流沿いを歩いて貴船神社へ。その後、鞍馬山に登って源義経と天狗の鍛錬場、鞍馬寺、由岐神社を抜けて、くらま温泉露天風呂に入ってきました。
睡眠も記録できますが、直接肌に触れる装着方法ではないので、多少の誤差はあるようです。
この日は自宅で晩酌したため、夜間の早い時間に床に入り、すぐ寝てしまったようです(6分)。途中、トイレで目が覚めて、寝付けなくなり本を少し読んでから二度寝、三度寝したようです。
アップルウォッチと違って、電池の持ちがいいのが特徴です。