知恩院の三門の前には宿泊のできる会館やお土産物店が入ったビルがあります。
ここで、仏像をモチーフとする写真作家の展覧会をやっていました。(無料)
通常の仏像写真ではなくて、その対となるオブジェクトや背景にこの人独自の思想が埋め込まれています。
被写体の仏像は、写真撮影が許されている東京国立博物館で何千枚もの撮影をおこなって画像処理をしたとのこと。
如来と月。不思議な構図です。
他にも多数の作品が並んでいました。
田上氏は、作品をこの展示会で入場者が自分のカメラで撮影することを許可しています(フラッシュはオフにして)。これまで美術館、博物館で、自分の作品の素材として撮影が許可されてきたことへの賛同だと思われます。