玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

有機栽培検査

2018-09-16 05:57:05 | 
先日 有機栽培の検査があった

書類上の不備を一箇所指摘されたが 有機栽培であることが 検査員の方に認められた これから 判定会で認められれば 認定証が送られてくる この認定証は 来年の稲刈り前まで 有効で 来年の稲刈りには新たな認定証が必要になる 

毎年 4月になると 有機認定の申請書を作る これは 昨年4月から本年3月までの作業記録をまとめてわかりやすく 簡単に全体が把握できるように作る必要がある 頭の使いどころ パソコンの使いどころだ
この昨年度の結果を利用して本年度の方針を作る

これまでなら 放射能の心配をしなければならなかった このあたりでは放射能の影響は全くなかったが 茨城県内ということで 放射能はどれぐらいか測定して自然食品店に提出していた 
震災がおきた年に 籾を 放射能に対して最もきびしい団体に送って測定依頼しての測定結果は 測定限界以下だった 問題無しだった 
しかし 同じ県内でも 関東地方には 6月に収穫された麦から微量だが放射能が出ていた 普通に栽培された麦へも 有機栽培の麦へもわけへだてなく放射能がふりそそいでいた 麦を作っていた農家は 特に有機栽培の農家は 測定結果が許容値以内でも 大半の有機農産物需要者から受け入れを拒否され 大打撃を受けた 心血をこめた有機農産物は 天から降りそそいだ放射能に無価値にされた

今は 福島原発内でもかつての原子炉から少し離れれば 放射能は0らしい ようやく 震災前の状態に戻れる 
7年間の農作業の変化は 申請書で公式に認められている 様々な農法を取り入れて来たが ずっとやらなかったことは 肥料散布と病害虫防除だ 毎年 肥料散布無し 病害虫防除無し と記入してきた

検査員様 どうもありがとうございました
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