私としては特に個人的に中国が憎い訳でもなんでもありません。むしろ素の中国は魅力的なのに、それだけに今の共産主義体制が気になる。
まるでヒトラーナチスの再来のような体で、経済発展をし、その力で軍事拡張をして、中国内でしか通用しない理念で日本へあれこれ文句をつけ、更には侵略を企て、挙句の果てには世界を席捲しようとするその根性が気に入らない。
だったら崩壊してくれた方が・・・
さて、崩壊と一口にいっても、その入り口はいろいろあるようです。
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今、中国は、軍事力を拡大し、軍部が非常に大きくなっていますが、あれには、まだ「重商主義国家」の考えが残っているんですよ。要するに、「軍事力を拡大して、お金を持っている国や資源を持っている国を攻め取ったら、豊かになれる」という考えです。
軍事力をお金に変える一番簡単な方法は、例えば、石油が出るところや、鉄鉱石が出るところ、金やダイヤモンドが出るところ。あるいは、食料が豊富なところの領土を奪い取ってしまうことです。そうすれば、巨額の軍事費が回収できるわけですね。
中略
本当に豊かになりたかったら、相手国も発展させなければいけないんです。そうしないと、相互に、スパイラル(らせん)的に、豊かになることは出来ないんですね。自分達のことだけを考えていては、豊かになれないのです。
今の中国の政府当局は、きわめてエゴイスティックなものの考え方を持っているので、相手国の利益や発展を願っているとは思えません。「自分達の利益だけを守る」と言う自己保存的なことしか考えていませんね。
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その豊かさは、やがて、敗北の痛みに変わっていくはずです。かつて、日本が味わったのと同じような痛みを味わうはずですね。
私の予想ですが、中国は、おそらく、次に挙げるいずれかの理由によって崩壊します。
一つは、内部からの圧力です。要するに、情報公開や、政治的な民主主義化、透明化への圧力によって、内から崩れる場合です。もちろん、それを弾圧しようとして流血を見るでしょうが、逆に内乱が拡大してしまい、欧米諸国等が関与して来るというかたちで敗れていくでしょう。
もう一つは、夜郎自大型というか、自分たちの力への物凄い過信です。「日本やアメリカなど、もはや敵ではない」と思って、軍事拡張をして戦争に及び、実際に戦ってみて、初めて「科学技術の差が、どれだけあるか」を知ることになるでしょう。
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それから、第三の要因としては、BRICs(ブリックス)と言われるような、他の発展している国の影響がありますね。今、ブラジル、ロシア、インド、その他、発展してきている国がたくさんあるので、次には、こうした国々がライバルとして立ちはだかってくる可能性があります。
大川隆法・著 アダムスミス霊言による「新・国富論」幸福の科学出版より
いずれにしても、日本も現状維持のままで済まそうと言うわけにはいかないでしょうね
一皮向ける「勇気」を持って「決断」しなきゃならないときがもうそこまできいるのでしょう・・・か