プロの震災復旧ボランティアはまだまだ沢山います。
予備自衛官という存在をご存知でしょうか。
久我氏は2007年、「この国を守りたい」という熱い念いに突き動かされ、会社を辞めて予備自衛官に公募。現在、陸上自衛隊予備二等陸曹、「予備自衛官制度を普及する会」会長を務め、国防強化に向けた熱い活動を展開しています。
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【久我つかさ氏寄稿】
皆様、こんにちわ。久我司(くが・つかさ)です。私は予備自衛官を務めつつ、「国防一直線」の活動を続けております。
予備自衛官は普段、一般企業等に勤め、有事の際に招集される非常勤の自衛官のことです。今回、予備自衛官数十名が、東日本大震災の復旧支援活動を始めました。予備自衛官の災害派遣は制度創設以来初めてのことです。
私もいつでも行く準備は出来ておりますが、なかなか連絡がきません。
問い合わせをしたところ、現状では「東北方面隊及び中部方面隊の即応予備自衛官、技能(語学)予備自衛官のみが招集されている」とのことでした。
私が所属する東部方面隊(関東・甲信越地域)では、即応予備自衛官の招集もまだかかっておらず、今後もすぐに予備自衛官を招集することはないと思われます。
既に10万人以上の自衛官の方々が被災地に入って、命懸けの救援活動を展開されています。
しかし、自衛官の半数近い10万人以上の常備自衛官が震災対応をしていては、日本の防衛はおろそかになり、日常業務にも支障をきたすのではないでしょうか。
救援活動が長期に至った場合、いかに屈強な自衛官であっても疲労が蓄積します。先日、折木統合幕僚長は自衛隊員の疲労がピークに達していると述べていましたが、今こそ交代要員が必要であり、そのための予備自衛官制度であるはずです。
日本中で、今にも被災者の下に駆けつけたい予備自衛官達が招集を待っています。
「一人でも多くの方の苦しみをやわらげたい」「一人でも多くの方のお役に立ちたい」──そう考えている予備自衛官が、日本全国にたくさんいます。
制度も装備も整っておらず、部隊編成も決まっていない予備自衛官です。困難なことは分かりますが、一日も早く体制を整え、被災者救援のためにも予備自衛官の派遣を決定頂きたいと考えます。
そして、現状が落ち着いたら、すぐにでも災害対策の見直し、予備自衛官活用のための制度再構築に取りかかるべきです。
予備自衛官制度の普及と予備自衛官制度の再構築は私の使命です。そのために「予備自衛官制度を普及する会」を立ち上げてもいます。
現在はまだ力不足ではありますが、私の目的はただ一つ
──この国を守りたい。
久我 つかさ
普段はご自分の仕事がありながらも、その使命感には熱いものを感じますね。
東北地方太平洋沖地震への対応に多くの自衛隊が駆り出されているようです。
でも、そろそろ本来の持ち場へ戻った方がいいのではないでしょうか。・・・・ただでさえ平常時でも国防に不安の多い国ですので
ブロブ:沖縄と共に「自立国家日本」を再建する草の根ネットワーク(JSN)によりますと
「現在、日本は大災害の危機の中にありますが、実は大災害の危機の中の日本は、国防の危機の中にいる事を忘れてはならないと思います。
つまり、日本侵略を狙う、他国から見た場合この大震災は、侵略の大チャンスだということです。
日本に積極的に災害対策支援を表明する中国ではありますが、何ら手を緩めること無く尖閣諸島海域では活発に活動をしております。
震災後の三月二十六日には、海上自衛隊の護衛艦に九十メートルの距離まで異常接近しました。この異常接近は昨年以来四度目です。」